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デリシャスパーティ♡プリキュア 第20話感想

2022年07月26日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
 今話の名セリフ:「食事を楽しむために、周りが嫌だと思う事をしない。そんな思いやりこそマナーだって。」

 「デリシャスパーティ♡プリキュア」第20話「あまねのマナーレッスン! 憧れのレストラン」の感想です。


[ようこそ、おいしーなタウンへ! まずは、ゆいちゃんから皆様へのごあいさつ。]
   
   
「デリシャスマイル~!」
   
    
「あたし、和実ゆい! 食べるの大好き、中学2年生!」
    
    
 おお! ついに、最初のあいさつに4人全員が登場した! やっぱり、華があって良いですね!
 今後も多くの回で、冒頭に4人全員が出てくれる事を楽しみにしてます!


~ オープニング前 ~
 今日も学校で美味しく昼食をいただくゆい達。その最中、ここねは、両親が経営しているレストランに、ゆい達を招待したいと考えていました。
 ここねの家のレストランといえば、高級レストラン「デュ・ラク」。湖のほとりにあるお城のようなレストランであり、おいしーなタウンに住む多くの人達にとって憧れの的です。
 ゆい達は、行く事を決めました。
   
「レストランの事考えたら、またまたハラペコった・・・。定食おかわりしちゃおっと!」
「え!? 定食おかわり!?」
    
   
「らんらんは、ソフトクリームモリモリで食べちゃおっかな! 空に浮かぶ雲のように真っ白なソフトにダイブして、フワフワ浮かびたい・・・。」
「ソフトにダイブ!?」
   
    
「ここは天国! でもって、らんらんは、ソフトクリームの雲に舞う天使の気分!」
「もっともっとおかわり!」
    
「大変だ・・・。急用を思い出した。失礼する。」
「あまね?」
    
   
   
「私が、みんなに高級レストランにふさわしいマナーを教えなくては・・・。」
   
[あらあら。あまねちゃんったら、随分意気込んで! 今日も何かが起こりそうね!]
   


 今回も、オープニング映像が一部変わりました。ローズマリー、フェンネルと一緒に写っていたキャラのシルエットがなくなりました。
   
 右のキャラがそうですね。まあ、映っているのは後ろ姿ですので、シルエット解除の意味は、あまりないような気がしますが。
 これまでの話の内容を踏まえると、これはシナモンでしょう。拓海の父なのかどうかは、今後のストーリーの楽しみですね。

 オープニング直後の提供画像も変わりました。
   


~ Aパート ~
 それからしばらくして・・・、
「という事で、レストラン・デュ・ラクに行くにあたって、高級レストランに必要なマナーを教えたいと思う。」
    
「マナーって?」
「たとえば、いただきますとか、ごちそうさまとか、あいさつするのもマナーだよね?」
   
「ああ。だが、今回はもっと上級のマナーだ。」
   
「そんなに肩肘張らなくても・・・。」
「アシスタントの皆さん、こちらへ。」
   
    
   
「それでは、マナー問題レッスン1!」
   
「テーブルナプキンの使い方、正しいのはどっち?」
    
「えっと・・・、ナプキンは・・・。」
「やっぱり、服を汚さないために・・・。」
    
「さあ、答えは?」
   
   
「正解は、パムパムの、膝の上に置くだ。」
『えーっ!?』
    
「レッスン2! お店の人を呼ぶ時は? まずは、コメコメから。」
   
   
「続いて、パムパム。」
「すみませんパム!」
   
「さあ、どっち?」
   
   
「正解は、コメコメの、黙って手を挙げるだ。」
    
『えーっ!?』
「でも、呼ばなくても、お店の人が先に気付いてくれる事も多い。」
    
「なるほど、ためになるな! よし! まだまだいくぞ!」
   

 レッスンがひととおり終わり・・・、
   
「さすが、ここね! 全問正解だ!」
   
    
「2人は、やはり私の心配していた通りだったか・・・。」
   
「どんよりオーラが広がってるわね。」
「どうしよう、マリちゃん! レストランの美味しい料理がどんどん逃げていくよ!」
「マナー無理・・・。マナー怖い・・・。マナー苦手・・・。」
   
    
 ローズマリーは、そんな2人を見て、ドレスを選んで気分転換させようと考えました。レストランにふさわしい恰好をするのも、マナーの1つです。

 その頃、ブンドル団では・・・、
「ナルシストルーめ、レシピッピを奪い損ねてばかり・・・。」
   
「あいさつはどうしました? あいさつは、マナーの基本ですよ?」
「マナーね・・・。」
    
   
「ああ! これはこれはゴーダッツ様!」
   
「ご機嫌麗しゅう、ゴーダッツ様! 次こそ必ずレシピッピを集めてまいります!」
    
「チラッ・・・。って、いないし!」
「やればできるではありませんか。」
    
 見事に騙されてて草。初登場の時に「天才」だと言っていたのは、どこの何シストルーさんでしたっけね。全然、天才感が見えず、笑えてきます。(笑)

「っていうか、次こそ本当にレシピッピを捕まえろっつーの・・・。」
   
 お、そうだな。後々アンタが出撃する事になって、プリキュアにコテンパンに敗れた時に、私がこうコメントするのが、ものすごく楽しみになってきたぜ!(笑)

 少しして、ゆい達が訪れたのは、レンタルドレススタジオ。
   
「ここねちゃんのお父さんとお母さんに会えたら、お礼を言わなきゃだね!」
「それが、父と母は海外出張になってしまって、明日は来る事ができないの・・・。」
   
「だから、両親には私から伝えておく。」
「ありがとう!」
    
「見て見て! これ、すっごい可愛いよ! パンダ度満点だし、この眼鏡を着けると、さらに!」
    
「じゃーん! パンダのらんらんだよ!」
   
「へー、ちゃんと尻尾もついてる!」
「いや、そんな服で高級レストランに行けるはずが・・・。」
   
「すっごく可愛い・・・。」
「え・・・。」
「だよね!」
   
「うん。でも、その服だと、食事しづらいかも。」
「そう言われてみれば・・・。」
   
「レストランに行く服装は、食事する時の事を考えたものが良いと思う。食事を楽しむための場所だから。」
   
「食事を楽しむの?」
「それって、さっきあまねちゃんが教えてくれたマナーも一緒?」
   
「そう。父と母がよく言ってた。食事を楽しむために、周りが嫌だと思う事をしない。そんな思いやりこそマナーだって。」
    
「じゃあ、服もマナーもみんな、ご飯は笑顔になるためなんだ!」
「そういう事!」
   
「だったら、マナーも頑張れそうだよ!」
   
   
「じゃあ、パンダはなしだね・・・。」
「ちょっと待って!」
    
   
「わー! ひょっこりパンダ発見! ありがとう、ここぴー!」
「どういたしまして!」
    
「思いやりか・・・。」
「そうだ! あまねに似合いそうなドレス、あっちにあったの。」
    
「良かったら見てみる?」
「ああ、ありがとう。」
    

 その後、ひととおりドレスをレンタルして、解散しました。
「ここね。」
「え?」
「どうしても、ここねにお礼が言いたくて・・・。」
   
「私は、やり方ばかりにとらわれ、ゆいとらんを、あやうくマナー嫌いにさせてしまうところだった・・・。」
   
「思いやりこそマナー。きっと今の私に必要な言葉だ・・・。」
   
「私のは、父と母の受け売りだから。」
「ご両親はお忙しそうだね。」
「うん・・・。いつもそんな感じ・・・。」
    
「だが、離れていても、ここねはご両親から、大切なものをちゃんと受け取っている。」
   
「おかげで今日は勉強になったよ・・・。これからは、私も思いやりという言葉を大切に・・・。」
「ありがとう!」
    
「え? それは、私の言葉だ・・・。思いやりを教えてもらったお礼を・・・。」
   
   
「迎えが来た。あまねも乗っていく?」
「いや、私は近いので大丈夫だ・・・。」
   
「じゃあ、また明日!」
「ああ・・・。」
    


~ Bパート ~
 そして、翌日・・・、
    
   
    
   
    
   
    
   
「いいじゃない、みんな! とっても可愛いわ!」
「マリちゃんもね!」
「ありがとう!」
    
「ようこそ、お嬢様。少々お待ち下さいませ。」
「ええ。」
   
「ふひょー! マシマシに緊張してきた!」
   
「みんな笑ってる!」
「ああ、緊張する必要はなさそうだ。」
「うん!」
「そう言ってもらえて嬉しい・・・。」
    

 しかし、ナルシストルーが、この近くにいました。ナルシストルーは、レシピッピがデュ・ラクにいる事を察知し、レシピッピを捕獲しました。
 直後、ゆい達は、周りの客達の異変に気付き、店の外に出ました。すぐに、ナルシストルーを発見。
 レシピッピを返すよう要求しますが、ナルシストルーは無視して、モットウバウゾーを生み出しました。
   
 ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。
「皆さん、準備はよろしくて?」
『もちろんですわ!』
    
 ちょっ。話し方はいつも通りでいいっす(笑)。でも、こういうノリ、大好きです!

 という事で、4人はプリキュアに変身。
「ごきげんよう、プリキュア。」
    
「ひょへ! なんかあいさつしてる・・・。」
「あいさつはマナーの基本さ!」
    
「言ってる事が正しいわ・・・。」
   
 まあ、セクレトルーには、あいさつしてなかったけどな。紳士に振舞うなら、オバch・・・、じゃなかった、やけに厳し過ぎる上司よりも、若くて可愛い女の子に対してってか。私も同感です。(笑)

 バトルスタート。モットウバウゾーの先制攻撃をかわし、1000キロカロリーパンチ、バリバリカッターブレイズを放ちますが、上手く衝撃が吸収され、ダメージを与えられません。
 直後、ブラックペッパーが現れ、衝撃を吸収できない顔を攻撃。そこを、フィナーレブーケでダメ押し。
「突然割り込んでくるなんてマナー違反だよ!」
「思い出をめちゃくちゃにした貴様に、マナーを語る資格などない!」
    
 そう言い合っていると、フィナーレに向かって攻撃が飛んできました。
 ですが、ここは、スパイシーが間に入り、バリアを張って、ダメージを回避。その後は、プレシャス、ヤムヤム、ブラックペッパーがモットウバウゾーを攻撃。
「また君に助けられたな・・・。」
「そんな事・・・。」
    
「昨日、どうして私に、ありがとうと?」
「それは、嬉しかったから・・・。フィナーレの言葉が・・・。」
    
「私の言葉?」
   
「だが、離れていても、ここねはご両親から、大切なものをちゃんと受け取っている。」
   
「私、自分が両親から大切なものを受け取っていたなんて、気付いていなかった・・・。フィナーレは、それを教えてくれた・・・。」
   
   
「だからフィナーレは、十分思いやりの心、あると思う・・・。」
「スパイシー・・・。」
    
   

 その後、スパイシーがモットウバウゾーの攻撃をピリッtoヘビーサンドプレスで抑え、フィナーレがデリシャスフィナーレファンファーレ。
 モットウバウゾーをやっつけ、レシピッピを助ける事ができました。

 その後・・・、
『あまね!』
   
「どうして兄さん達が!?」
「ここねにお願いして、私が呼んだのよ! 2人とも、メガ盛りに似合ってる!」
    
「お招きいただき、かたじけない!」
「みんな、湖畔に咲く可憐な花のようだね!」
    
   
「す、すみません! 遅刻してしまって!」
   
「マリちゃん、拓海も呼んでたんだ!」
「いいだろ、別に!」
    
   
    
    
「何でもねーよ!」
   
 ふーん、何でもないねえ(ニヤニヤ)。まあ、可愛いとか綺麗だと正直に言ったとしても、「えー、そう? ありがとう!」と照れもせずに返すと思いますけどね。食い気に全振りしている女の子を落とすのは、なかなか大変そうです。(笑)

   
   
「デリシャスマイル~!」
   
   
「あのお姉さん達、綺麗! お城の舞踏会みたい!」
    
   
「いいわね! だったら踊りましょうよ!」
   
「え? 本当に?」
   
   
    
    
    
    
   
    
   

 今回は、これで終了です。


次回:「この味を守りたい・・・! らんの和菓子大作戦
 お気に入りの和菓子屋が閉店すると知ってショックを受けるらん。
 長年続いた店を続けてほしい思いで、店主に宣伝を申し出るが・・・。


    今話の「またみてね」

 放送終了直前の提供画像も変わりました。
   
 こうなると、アイキャッチやエンディングも近々変わるでしょうね。早ければ次回でしょうか? 楽しみにしています。


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 という事で、今回は、ここねの両親が経営する「レストラン・デュ・ラク」で食事をする話でした。
 期待していたここねの両親の登場はなく、ストーリー進展もありませんでしたが、ゆい達4人のドレスアップ姿は素敵だった上、「思いやりこそマナー」という、ためになる言葉も聞けて、所々で笑いどころもあったりと、かなり見応えがあったと感じています。

 ゆい達4人のドレスアップ姿は、浴衣回の前菜感覚で楽しもうと前話感想で書いたのですが、メインディッシュ並みの重みがありました。デリシャスマイル~!(だから、その表現どうにかしろ(笑))
 マナーの知識の乏しかったゆい、らんは、上半身からは、和、中華のイメージが感じられ、高級洋食店にはふさわしくないように思わせますが、スカートで場違い感を上手く消しているように思いますね。プリキュアシリーズを見て「服装1つで、こうも変わるのか・・・」と感じた事は、たびたびありますが、この2人を見て、改めてそう感じました。
 あまねについては、元々お嬢様な雰囲気がある上、プリキュア変身後はお姫様っぽく見えますので、これといって語る事はなし。まあ、「これがJCってマジかよ・・・」とは思いましたけどね。(笑)
 ここねは・・・、いや、ホント、これがJCってマジかよ・・・(本記事2回目です(笑))。自分を美しく見せる術を熟知しているように感じ、大人の貫録がありましたね。これは、周りから「芙羽さま」と呼ばれるのも納得ですわ。(笑)

 ドレスアップ姿で食事を堪能して終わりと思いきや、最後のダンスシーンでやられちゃいましたね。
 ここねとあまねのダンスが絵になり過ぎ! あの2人の表情、何なんだよ・・・。
    
 これですよ! これ! Aパートラストやバトルシーンで2人の対話が濃かったとはいえ、これは、飛ばし過ぎなんだぜ・・・。これがJCってマジかよ・・・。(二度ある事は三度あります(笑))

 ドレスアップした4人は、本当に眼福でした。欲を言えば、髪型変化もあると嬉しかったのですが、それは、浴衣回の楽しみにしましょう。
 もう1、2か月、蒸し暑い日々が続きそうですが、4人のおかげで、24時間戦える! あ、さすがに睡眠時間は欲しいですが。(笑)

 そういえば、前のここねメイン回では、多くのクラスメイト達と昼食をしていた時に、みんなで踊ろうと言っていましたが、これは、このダンスシーンが関係してるのかもしれませんね。
 デュ・ラクでは、お客さんが踊りたいと言えば、ダンスできるサービスがあるのかも? ここねがあの時に踊りたいと言っていたのは、そういう背景がありそうですね。なかなか良い繋げ方だったと思います。

 Bパートではドレスアップ姿で魅せてくれた一方、Aパートではマナーが中心の話に。
 食事を楽しむために、周りが嫌だと思う事をしない。そんな思いやりこそマナー。これは、ここねが言っていた事ですが、確かにそうだな、と思いました。
 人と人との関わりで当然その場面でしかるべきとされる行儀・作法。これがマナーの意味ですが、こう聞くと「当然」とか「しかるべき」とか「行儀・作法」とか、固い言葉のように感じるでしょう。しかも、マナー違反なんて言葉もあると思うと、マナーに対してますます難しいイメージを持ち、マナーを覚える事はものすごく大変だと感じちゃうように思います。

 ですが、あまりに難しく考えると、楽しめるものも楽しめなくなるもの。
 マナーを覚える事は大変だと思いますが、「これは自分がやられたら嫌だな・・・」と思う事はやらないよう心掛けたり、「こうすれば相手は心地良く感じるかな?」と思った事は行動に移す事などは、それほど難しくないでしょう。マナーは、知識よりも、体験で覚える方が簡単なように思いますね。

 そうは言っても、考えた末の行動が、相手のためになっていなかったという事もあるでしょう。ですが、大事なのは、そこから、同じような失敗をしないためにどうすればいいのか考える事。そうする事で、また1つマナーを覚える事になるでしょう。
 また、周りの自分を思いやっての行動に感謝の心を持つ事も大事でしょうね。そうする事で、いつか自分も周りに同じ事をしてみたいと思うようになり、これも、マナーの習熟に繋がると思います。
 マナーは、どこかの機会で一度に覚えるよりも、所々の小さい出来事からちょっとずつ覚えていった方が良いのでしょう。人生とマナーは隣り合わせのようなものなのかもしれませんね。

 さて、次回は、らんメイン回。お気に入りの和菓子屋を閉店させたくないという事から、シリアスな話になるのかも?
 とは言っても、らんの事だから、顔芸やヘンテコセリフで笑わせてくれそう(笑)。どんな展開になるにせよ、ご飯の事を熱く語るらんらしさは次回も存分に出してほしいと、楽しみにしています。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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