「プリパラ」第24話「さよなら、プリパラ」の感想です。
~ Aパート ~
前話の続きからです。
校長室に忍び込んだのが、校長に見つかったらぁらは、差し入れのピザを届けに来たと言います。しかし、生徒から一切の贈答品をもらう事は禁じられているため、校長は受け取らず、らぁらは校長室から追い出されます。
しかし、らぁらは、剣に刺さっていたトモチケみたいなものを持ってきていました。
その後、らぁらは、みれぃとドロシーの所へと戻りました。シオンとレオナも一緒でした。
シオンは、らぁらが持ってきたトモチケみたいなものは、20年くらい前のものだと分析。みれぃは、これが校長のものだと断定します。
みれぃは、前話で校長が言っていた「『プリケン』を『チョキる』」という言葉が気になり、調べていました。すると、20年くらい前の女子は、「プリチケをパキる」事を「プリケンをチョキる」と言っていたとの事。また、みれぃは、校長の母校にまで行き、校長に関する資料まで集めていました。
その頃、校長は、らぁらのトモチケを発見し、らぁらがプリパラに行っている証拠を掴めたと大喜びでした。さらに、みれぃのトモチケも見つけ、ますます上機嫌になります。
らぁら達は、校長に関する資料に目を通していました。
小5だった時の作文には、プリパラ最高、早くアイドル研究生を卒業したい、と書かれていました。しかし、卒業文集には、友達やプリパラが大嫌いだと書かれていました。
この間に何があったかまでは分からず。らぁらは、トモチケに載っている「ひめか」なら何か知っていると考え、トモチケを返しに、そして、校長の過去を聞くために、再度、校長室へ行こうとします。
みれぃ、シオン、ドロシー、レオナも同行しようとしますが、校長が先にやって来ました。
校長は、らぁらとみれぃがプリパラに行っていた事に、厳しく言及します。2人とも、プリパラに行っていた事は認めるものの、みれぃは、何で罰を受けなければならないのか、校長の過去について教えてほしいと申し出ます。
校長は、みれぃが差し出したプリチケに驚き、らぁらがさっき校長室に来た時に持ち出したと追及します。らぁらは謝りますが、何でプリパラが嫌いになったのかを教えてほしい、と言います。
そふぃもヤギに乗って、頼みに来ました。ヤギを連れてきたのは、草むしりを手伝うためです。
ったく、これからシリアスなシーンに入ろうという時に笑わせに来やがって。(笑)
校長は、そふぃの体調を心配し、ついに自分の過去について話します。
校長が初めてプリパラに行ったのは20年前。10歳の夏休みの事でした。
20年前の校長(プリパラチェンジ前)
20年前の校長(プリパラチェンジ後) その頃のプリズムストーンは小さかったものの、今と変わらず、プリパラは、若者の流行の最先端で刺激的で、女の子の憧れが一杯詰まっていた場所でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/6c/fc230be7deef421039994957ba41bb33.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/a4/7e3ca5e868d6e1b4ba62a49355c99055.jpg)
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校長がプリパラで楽しんでいたある日、「ひめか」という女の子と出会います。
この頃の校長は、プリパラ内では「シュガー」という名前でした。
シュガーは、ひめかと「ラブリーツイスター」というチームで、一緒に楽しい時を過ごしていました。何でも打ち明けて、協力して、共感して、沢山笑って、まさしく「ソウルフレンド」と言えるような関係でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/79/8ce680ede7126056bfc65c4bd649ac45.jpg)
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他の子達からも、一緒にチームを組もうと求められた事もありましたが、ひめかは、シュガーだけでいいと、他の子とチームを組む事はありませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/21/410d2576e8ad08b9718d42dc16f98473.jpg)
そうして、1年半が過ぎていきました。
~ Bパート ~
ある日、シュガーとひめかは、プリパラの外で待ち合わせようと約束しました。翌日、プリパラのゲートで待ち合わせる事に。
その後、2人は、プリケンをチョキって、トモチケを交換します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/14/546b738b4ef273ead5686a7b4b9dedd1.jpg)
翌日、シュガーはプリパラのゲートで、ひめかを待ちますが、一向に、ひめかは現れませんでした。
夜になっても、ひめかを信じて待ち続けていましたが、それでも、ひめかは来ませんでした。心配した母が迎えに来て、結局、シュガーは帰る事に。
きっと何か事情があったと思い、シュガーは、翌日も翌週も、雨の日も風の日も、プリパラのゲートで、ひめかを待ち続けていましたが、プリパラの中にも、ひめかはいませんでした。
あれから1年間、ひめかとは、まったく会えず、騙されていたんだと、シュガーは感じました。本当は、ひめかは、自分なんかより優秀なパートナーとチームを組みたかったに違いない、と思い、友情を信じた自分が愚かだったと思うようになりました。
「友達がこんなに怖ろしいものだったなんて・・・。みんなが傷付く前に、私が先生になって、この事を全国のみんなに教えなければ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/96/fc327aabf9f6d67c03d7388c4a64d900.jpg)
これが、校長の過去です。
らぁら達は、校長が気の毒だと感じる一方、プリチケ狩りについては、自分達には関係のない事で論理的ではないと返します。それでも、校長は、いずれプリパラが嫌いになると主張します。
その直後、らぁらは、前話で母が言っていた「『嫌い』の中には『好き』がある」と言っていた事を話します。
「先生の『嫌い』の中で、『好き』が泣いてる・・・。」
「何をバカな事を! 『嫌い』の中にあるのは、憎しみですわ!」
「あたしも同じ事があったら、すごく悲しいと思います。でも! あたしの大好きなプリパラは、誰の事も傷付けたりしない! ひめかさんは、裏切ってなんかいない! きっと、何か訳があったんです!」
「ひめかが・・・、裏切ってない・・・? そんな事・・・、考えた事もなかったですわ・・・。ありえませんわ! さあ、もう観念なさい!」
校長はそう言って、らぁらのプリチケを没収しようとしますが、みれぃ、シオン、ドロシーがかばいます。そんな中、レオナはそふぃに、プリチケを渡します。
その後、そふぃはプリパラに向かいます。校長は止めようとしますが、らぁらは、
「校長先生! あたし、夏休み没収されてもいいです! だから、プリパラへ行かせて下さい! 冬休みもあげます! あたし達のライブを見て下さい! 先生の『嫌い』の中の『好き』を、きっと思い出させてみせます!」
と言って、プリパラへ向かいます。みれぃも、ライブを見ないでプリパラを禁止にするのは納得いかない、と言い残して、プリパラに向かいます。
少しして、SoLaMi SMILEも3人はライブに出場します。
プリチケをスキャンする前に、らぁらはみれぃに、初めてライブをした時のアレを言ってほしい、と言います。
「プリパラは好きぷり?」
『うん!』
「じゃあ、大丈夫ぷり! みんなに届くように、世界中に届くように、思いっきり歌うぷり!」
『うん!』
校長は、視聴覚室から持ってきたテレビを通じて、ライブを見る事に。
今回のコーデは、22話と同じく、らぁらは「わたあめふわふわコーデ」、みれぃは「ポップコーンポンポンコーデ」、そふぃは「チョコホイップまぜまぜコーデ」。
曲は、「HAPPY ぱ LUCKY」。メイキングドラマは、「ときめきプレゼントフォーユー」。
校長は、ライブを見ている途中で、校長室を出て、さまようかのように、どこかに向かいます。
校長は、プリパラに行っていた事やひめかの事を思い出し、気付いたら、プリズムストーンの前にまで来ていました。
そして、そこには、らぁらの母親が。彼女は校長の事を「シュガー」と呼びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/4b/59432cf6be09cdffb8b63abd9ba5194a.jpg)
そう、「ひめか」とは、らぁらの母の事でした。
今回は、これで終了です。
次回:「クリスマスプレゼントフォーユー!」
校長が過去にプリパラで「ソウルフレンド」だと信じていたひめかは、らぁらの母でした。彼女は、校長も知らなかった過去の真実を伝えます。
彼女が、あの時の校長との約束を守れなかったのは、なぜなのか? そして、校長は、プリパラに対する見方を変えられるのか?
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
校長の過去が明かされ、さらに、過去の校長の友達であったひめかが、らぁらの母親だという事も分かりました。
まず、20年前のプリパラも、女の子の憧れの場所で、若者の流行の最先端ではありましたが、やはり、今と比べると古いですよね。トモチケは手でパキるのではなく、ハサミでカットするものでしたし。
それに、プリパスも、あの時代にはなかったでしょうね。もし、プリパスがあれば、校長がひめかと会えなかった件については、簡単に解決できたでしょうし。現実でも、20年くらい前は、携帯電話が流通していなかった時代であり、校長のような辛い経験をしてしまった子は少なくないのかもしれません。もしかすると、プリパスは、そういう子供達をなくそうと考えた末、生まれたアイテムなのかもしれませんね。
また、プリチケについても、持っていたハサミをなくしてしまっために、トモチケを交換できず、泣いてしまった子もいるのかもしれません。さらに、ハサミは殺傷道具にもなりかねず、そういった様々な配慮から、今のプリチケは、手で簡単にカットできる仕様にしたんじゃないかな、と思いました。
プリパラが女の子の憧れの場所なのは、今も昔も変わってはいませんが、それでも、中身そのものは、時代とともに成長していて、すごく面白いな、と感じました。
あと、校長が初めてプリパラに行ったのは20年前であり、その時は小学5年生でした。という事は、校長は今、30歳くらいって事ですよね?
ウソだろ・・・? あの髪のボリュームや、20話のあのムダにすご過ぎるグルメ評価とか、とても30歳くらいとは思えねーぞ。私は、校長を50歳くらいだと思って見ていたのに、私とそんなに歳が離れていないなんて・・・。(笑)
でも、30歳くらいで、パプリカ学園という大きな学校の校長を務めているとなると、すごい事ですよね。友達やプリパラを嫌う事を除けば、この校長、ものすごく立派な人である事がうかがえます。
さて、今回のメインポイントであった、校長の過去についてですが、プリパラで、仲の良かった友達に裏切られた事で、プリパラや友達を嫌うようになったのは、予想通りでした。
とはいえ、校長は、すごく気の毒だと思いましたし、同情もします。確かに、あれだけの辛い経験をしてしまえば、プリパラや友達を嫌うのは自然の流れだと思いますし、人間不信に陥ってもおかしくないでしょう。あれだけの精神ダメージを負った人が、もう1度プリパラを好きになるのは難しいと思いますし、好きになってほしいと呼びかけるのは、傷口に塩を塗るようなものなのかもしれません。
しかし、だからといって、校長のプリパラ狩りまでもが許される訳ではありません。校長の件は、今の子供達にはまったく関係のない事であり、彼らに罪はありません。校長の行為が、罪のない子達を悲しませているとなれば、見過ごす訳にはいきません。
とはいえ、校長は、自分が負った辛い経験をさせまいと思ってやっている訳ですから、同情の余地はあります。子供達は、大人達よりも知らない事ばかりで、大人が自分達の経験に即した忠告をしたとしても、それを理解できずに、無視してしまう事は少なくありません。それならば、強制的にプリチケを奪って、無理やりプリパラに行かせないにようにする、という考えに至るのも、分からなくはないんですよね。
ですが、いくら、「子供達のために」と言っても、やり方を間違えると、逆に、子供達を悲しませてしまいます。校長は20年前に、「みんなが傷付く前に、私が先生になって、この事を全国のみんなに教えなければ!」と言っていましたが、今は、自分の行為で、子供達を傷付けさせちゃっているのです。それでは、意味がないですよね。
校長に大事な事は「子供達を信じる」事。これに尽きるでしょう。
まあ、友達を信じ続けた結果が裏切られた、となると、それは難しい事なのかもしれませんが、先生になりたいと思った理由を考えれば、決して難しい話ではないでしょう。将来の子供達に自分のような辛い経験を負わせまい、と子供達を思っている訳なのですから。あれだけの辛い経験を負ったのに、将来の事を思って、先生への道を志したのは、すごい事だと思うんですよね。
しかし、それでも、自分のような経験をする子は出てくるでしょう。だけど、そんな時に、校長がフォローができれば、その子は新たに良い道を歩む事ができると思います。他にも、プリパラに行こうと考えている子に、自分の経験に即して、約束を守る事の大切さなどを教える事も大事でしょうね。
校長がやるべき事は、無理やりプリパラに行かせないにようにするのではなく、21話感想でも書いた「子供達を暖かく見守って、いざという時に手助けする」事だと思いますね。
こういった事が理解できれば、校長は、プリパラに対する見方が変わると思うのですが、果たして?
それには、ラストに出てきた、ひめか=らぁらの母親がポイントになるでしょう。次回は、彼女が校長をどう救済するのか、20年後の今も校長にとっての「ソウルフレンド」と思わせる事ができるのか、注目したいと思います。
~ Aパート ~
前話の続きからです。
校長室に忍び込んだのが、校長に見つかったらぁらは、差し入れのピザを届けに来たと言います。しかし、生徒から一切の贈答品をもらう事は禁じられているため、校長は受け取らず、らぁらは校長室から追い出されます。
しかし、らぁらは、剣に刺さっていたトモチケみたいなものを持ってきていました。
その後、らぁらは、みれぃとドロシーの所へと戻りました。シオンとレオナも一緒でした。
シオンは、らぁらが持ってきたトモチケみたいなものは、20年くらい前のものだと分析。みれぃは、これが校長のものだと断定します。
みれぃは、前話で校長が言っていた「『プリケン』を『チョキる』」という言葉が気になり、調べていました。すると、20年くらい前の女子は、「プリチケをパキる」事を「プリケンをチョキる」と言っていたとの事。また、みれぃは、校長の母校にまで行き、校長に関する資料まで集めていました。
その頃、校長は、らぁらのトモチケを発見し、らぁらがプリパラに行っている証拠を掴めたと大喜びでした。さらに、みれぃのトモチケも見つけ、ますます上機嫌になります。
らぁら達は、校長に関する資料に目を通していました。
小5だった時の作文には、プリパラ最高、早くアイドル研究生を卒業したい、と書かれていました。しかし、卒業文集には、友達やプリパラが大嫌いだと書かれていました。
この間に何があったかまでは分からず。らぁらは、トモチケに載っている「ひめか」なら何か知っていると考え、トモチケを返しに、そして、校長の過去を聞くために、再度、校長室へ行こうとします。
みれぃ、シオン、ドロシー、レオナも同行しようとしますが、校長が先にやって来ました。
校長は、らぁらとみれぃがプリパラに行っていた事に、厳しく言及します。2人とも、プリパラに行っていた事は認めるものの、みれぃは、何で罰を受けなければならないのか、校長の過去について教えてほしいと申し出ます。
校長は、みれぃが差し出したプリチケに驚き、らぁらがさっき校長室に来た時に持ち出したと追及します。らぁらは謝りますが、何でプリパラが嫌いになったのかを教えてほしい、と言います。
そふぃもヤギに乗って、頼みに来ました。ヤギを連れてきたのは、草むしりを手伝うためです。
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校長は、そふぃの体調を心配し、ついに自分の過去について話します。
校長が初めてプリパラに行ったのは20年前。10歳の夏休みの事でした。
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校長がプリパラで楽しんでいたある日、「ひめか」という女の子と出会います。
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シュガーは、ひめかと「ラブリーツイスター」というチームで、一緒に楽しい時を過ごしていました。何でも打ち明けて、協力して、共感して、沢山笑って、まさしく「ソウルフレンド」と言えるような関係でした。
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他の子達からも、一緒にチームを組もうと求められた事もありましたが、ひめかは、シュガーだけでいいと、他の子とチームを組む事はありませんでした。
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そうして、1年半が過ぎていきました。
~ Bパート ~
ある日、シュガーとひめかは、プリパラの外で待ち合わせようと約束しました。翌日、プリパラのゲートで待ち合わせる事に。
その後、2人は、プリケンをチョキって、トモチケを交換します。
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翌日、シュガーはプリパラのゲートで、ひめかを待ちますが、一向に、ひめかは現れませんでした。
夜になっても、ひめかを信じて待ち続けていましたが、それでも、ひめかは来ませんでした。心配した母が迎えに来て、結局、シュガーは帰る事に。
きっと何か事情があったと思い、シュガーは、翌日も翌週も、雨の日も風の日も、プリパラのゲートで、ひめかを待ち続けていましたが、プリパラの中にも、ひめかはいませんでした。
あれから1年間、ひめかとは、まったく会えず、騙されていたんだと、シュガーは感じました。本当は、ひめかは、自分なんかより優秀なパートナーとチームを組みたかったに違いない、と思い、友情を信じた自分が愚かだったと思うようになりました。
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これが、校長の過去です。
らぁら達は、校長が気の毒だと感じる一方、プリチケ狩りについては、自分達には関係のない事で論理的ではないと返します。それでも、校長は、いずれプリパラが嫌いになると主張します。
その直後、らぁらは、前話で母が言っていた「『嫌い』の中には『好き』がある」と言っていた事を話します。
「先生の『嫌い』の中で、『好き』が泣いてる・・・。」
「何をバカな事を! 『嫌い』の中にあるのは、憎しみですわ!」
「あたしも同じ事があったら、すごく悲しいと思います。でも! あたしの大好きなプリパラは、誰の事も傷付けたりしない! ひめかさんは、裏切ってなんかいない! きっと、何か訳があったんです!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/88/5e8ad4a92b431ff4fb125d74013ac7f8.jpg)
校長はそう言って、らぁらのプリチケを没収しようとしますが、みれぃ、シオン、ドロシーがかばいます。そんな中、レオナはそふぃに、プリチケを渡します。
その後、そふぃはプリパラに向かいます。校長は止めようとしますが、らぁらは、
「校長先生! あたし、夏休み没収されてもいいです! だから、プリパラへ行かせて下さい! 冬休みもあげます! あたし達のライブを見て下さい! 先生の『嫌い』の中の『好き』を、きっと思い出させてみせます!」
と言って、プリパラへ向かいます。みれぃも、ライブを見ないでプリパラを禁止にするのは納得いかない、と言い残して、プリパラに向かいます。
少しして、SoLaMi SMILEも3人はライブに出場します。
プリチケをスキャンする前に、らぁらはみれぃに、初めてライブをした時のアレを言ってほしい、と言います。
「プリパラは好きぷり?」
『うん!』
「じゃあ、大丈夫ぷり! みんなに届くように、世界中に届くように、思いっきり歌うぷり!」
『うん!』
校長は、視聴覚室から持ってきたテレビを通じて、ライブを見る事に。
今回のコーデは、22話と同じく、らぁらは「わたあめふわふわコーデ」、みれぃは「ポップコーンポンポンコーデ」、そふぃは「チョコホイップまぜまぜコーデ」。
曲は、「HAPPY ぱ LUCKY」。メイキングドラマは、「ときめきプレゼントフォーユー」。
校長は、ライブを見ている途中で、校長室を出て、さまようかのように、どこかに向かいます。
校長は、プリパラに行っていた事やひめかの事を思い出し、気付いたら、プリズムストーンの前にまで来ていました。
そして、そこには、らぁらの母親が。彼女は校長の事を「シュガー」と呼びます。
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今回は、これで終了です。
次回:「クリスマスプレゼントフォーユー!」
校長が過去にプリパラで「ソウルフレンド」だと信じていたひめかは、らぁらの母でした。彼女は、校長も知らなかった過去の真実を伝えます。
彼女が、あの時の校長との約束を守れなかったのは、なぜなのか? そして、校長は、プリパラに対する見方を変えられるのか?
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
校長の過去が明かされ、さらに、過去の校長の友達であったひめかが、らぁらの母親だという事も分かりました。
まず、20年前のプリパラも、女の子の憧れの場所で、若者の流行の最先端ではありましたが、やはり、今と比べると古いですよね。トモチケは手でパキるのではなく、ハサミでカットするものでしたし。
それに、プリパスも、あの時代にはなかったでしょうね。もし、プリパスがあれば、校長がひめかと会えなかった件については、簡単に解決できたでしょうし。現実でも、20年くらい前は、携帯電話が流通していなかった時代であり、校長のような辛い経験をしてしまった子は少なくないのかもしれません。もしかすると、プリパスは、そういう子供達をなくそうと考えた末、生まれたアイテムなのかもしれませんね。
また、プリチケについても、持っていたハサミをなくしてしまっために、トモチケを交換できず、泣いてしまった子もいるのかもしれません。さらに、ハサミは殺傷道具にもなりかねず、そういった様々な配慮から、今のプリチケは、手で簡単にカットできる仕様にしたんじゃないかな、と思いました。
プリパラが女の子の憧れの場所なのは、今も昔も変わってはいませんが、それでも、中身そのものは、時代とともに成長していて、すごく面白いな、と感じました。
あと、校長が初めてプリパラに行ったのは20年前であり、その時は小学5年生でした。という事は、校長は今、30歳くらいって事ですよね?
ウソだろ・・・? あの髪のボリュームや、20話のあのムダにすご過ぎるグルメ評価とか、とても30歳くらいとは思えねーぞ。私は、校長を50歳くらいだと思って見ていたのに、私とそんなに歳が離れていないなんて・・・。(笑)
でも、30歳くらいで、パプリカ学園という大きな学校の校長を務めているとなると、すごい事ですよね。友達やプリパラを嫌う事を除けば、この校長、ものすごく立派な人である事がうかがえます。
さて、今回のメインポイントであった、校長の過去についてですが、プリパラで、仲の良かった友達に裏切られた事で、プリパラや友達を嫌うようになったのは、予想通りでした。
とはいえ、校長は、すごく気の毒だと思いましたし、同情もします。確かに、あれだけの辛い経験をしてしまえば、プリパラや友達を嫌うのは自然の流れだと思いますし、人間不信に陥ってもおかしくないでしょう。あれだけの精神ダメージを負った人が、もう1度プリパラを好きになるのは難しいと思いますし、好きになってほしいと呼びかけるのは、傷口に塩を塗るようなものなのかもしれません。
しかし、だからといって、校長のプリパラ狩りまでもが許される訳ではありません。校長の件は、今の子供達にはまったく関係のない事であり、彼らに罪はありません。校長の行為が、罪のない子達を悲しませているとなれば、見過ごす訳にはいきません。
とはいえ、校長は、自分が負った辛い経験をさせまいと思ってやっている訳ですから、同情の余地はあります。子供達は、大人達よりも知らない事ばかりで、大人が自分達の経験に即した忠告をしたとしても、それを理解できずに、無視してしまう事は少なくありません。それならば、強制的にプリチケを奪って、無理やりプリパラに行かせないにようにする、という考えに至るのも、分からなくはないんですよね。
ですが、いくら、「子供達のために」と言っても、やり方を間違えると、逆に、子供達を悲しませてしまいます。校長は20年前に、「みんなが傷付く前に、私が先生になって、この事を全国のみんなに教えなければ!」と言っていましたが、今は、自分の行為で、子供達を傷付けさせちゃっているのです。それでは、意味がないですよね。
校長に大事な事は「子供達を信じる」事。これに尽きるでしょう。
まあ、友達を信じ続けた結果が裏切られた、となると、それは難しい事なのかもしれませんが、先生になりたいと思った理由を考えれば、決して難しい話ではないでしょう。将来の子供達に自分のような辛い経験を負わせまい、と子供達を思っている訳なのですから。あれだけの辛い経験を負ったのに、将来の事を思って、先生への道を志したのは、すごい事だと思うんですよね。
しかし、それでも、自分のような経験をする子は出てくるでしょう。だけど、そんな時に、校長がフォローができれば、その子は新たに良い道を歩む事ができると思います。他にも、プリパラに行こうと考えている子に、自分の経験に即して、約束を守る事の大切さなどを教える事も大事でしょうね。
校長がやるべき事は、無理やりプリパラに行かせないにようにするのではなく、21話感想でも書いた「子供達を暖かく見守って、いざという時に手助けする」事だと思いますね。
こういった事が理解できれば、校長は、プリパラに対する見方が変わると思うのですが、果たして?
それには、ラストに出てきた、ひめか=らぁらの母親がポイントになるでしょう。次回は、彼女が校長をどう救済するのか、20年後の今も校長にとっての「ソウルフレンド」と思わせる事ができるのか、注目したいと思います。
>長の過去が明かされ、さらに、過去の校長の友達であったひめかが、らぁらの母親だという事も分かりました。
前回で大体のひめかの正体は見抜いたけどね
だってらぁらに似てるもん
>今と比べると古いですよね。トモチケは手でパキるのではなく、ハサミでカットするものでしたし。
ハサミでカットでチョキルなるほどね
でも 昔はバーコードだったよね 時代を感じるな
どうやら 昔のプリパラはゲーセン感覚だったらしい。
>ひめかを待ちますが、一向に、ひめかは現れませんでした。
しかし よく見ると モブキャラ紛れていたんだよね
昔は写真がないのと シュガーと校長と違いすぎるし
解らないじゃないの
プリパス(携帯)もない昔の待ち合わせは無謀だよね。
今回も、コメント、ありがとうございます!
>前回で大体のひめかの正体は見抜いたけどね だってらぁらに似てるもん
前回感想のコメントのご指摘通りでしたね。らぁらの母も子供の頃は、らぁらみたく、人付き合いを大切にする明るい子だったようで、やっぱり親子なんだな、と和みました。
>しかし よく見ると (ひめかは)モブキャラ紛れていたんだよね
よく見てみると、似たような子は映ってはいましたが、別人なのでは? いくら、シュガーが、プリパラチェンジ前と後では外見が違うといっても、ゲートで待ち合わせると約束していたのですから、すぐに気付くでしょう。
となると、ひめかは、プリパラに簡単に行けなくなるような事情があって、来れなくなったのかも。たとえば、急に転校する事になったとか。次回は、その真相をきっちり明かしてほしいものですね。
>昔は写真がないのと シュガーと校長と違いすぎるし解らないじゃないの
ひめかとシュガーが会えなかった件については、外見の違いが問題とは思えませんが、プリパラチェンジ前の外見が分からないとなると、外での待ち合わせに苦労したケースは多いでしょう。それを考慮して、今のプリチケは、プリパラチェンジ前の写真を載せるようにしたのかもしれませんね。
>よく見てみると、似たような子は映ってはいましたが、別人なのでは?
http://livedoor.blogimg.jp/jojiani/imgs/7/d/7dfaf366.jpg
似てるてレベルじゃないないぞこれ 99%本人じゃないのか
あと プリパラ二期決定しまた 今後とも遊びに来ますね
再度のコメント、ありがとうございます!
さらに、ひめかによく似たモブキャラが出たシーンの画像を提供していただき、ありがとうございます。
でも、やっぱり、別人だと思いますね。あれがひめかだったら、声かけてると思うんですよね。プリパラチェンジ前の姿が分からないといっても、あれだけ仲の良かった間柄なら、すぐ気付くんじゃないかと思います。
でも、あれが、ひめかでないとなると、よく似たモブキャラを出した理由が気になるところ。いずれにせよ、次回明かされるであろう真相に注目ですね。
あと、プリパラ2期の情報も、ありがとうございます。
来年の4月から、このブログのメインがプリキュア感想だけに戻ると思っていましたので、2期があるのは嬉しく感じています!
2期も楽しみではありますが、とりあえず、まずは、今期の結末をしっかり見ていきたいですね。