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ラブライブ!スーパースター!! 第4話感想

2021年08月21日 | ラブライブ!スーパースター!!
 今話の名セリフ:「諦めない限り、夢が待っているのは、まだずっと先かもしれないんだから・・・。」(澁谷かのん)

 「ラブライブ!スーパースター!!」第4話「街角ギャラクシー☆彡」の感想です。


~ オープニング前 ~
「それでは皆さん! それぞれの場所について下さい!」
『はい!』
「いいね! みんな可愛いよ!」
   
「すみれちゃん! よろしくね!」
   
「はい・・・。」
   

   
「くっくっく・・・。」
   
 ちょっ。まだオープニング前だというのに、予告の悪者顔はえーよ。さすが、ギャラクシーさん。ギャグレベルが高くて、ほれぼれするぜ!(笑)

「う・・・。もう、私ってば、いつもこう・・・。」
   
「あの、失礼致します。私、こういう者なのですが・・・。」
「芸能事務所、スカウト担当・・・。」
    
「まさか!」

「突然すみません。実は、あなたをスカウトしたくて・・・。」
    
「その容姿! 放たれるオーラ! あなたこそ、まさに通行人役にぴったり!」
「ギャラクシー!」
   
 何だよ、通行人役にぴったりのオーラって。やっぱ、ギャラクシーさん、ネタキャラ度が半端ねーわ。(笑)


~ Aパート ~
 ある日、かのんと可可は、理事長室に呼び出され、結ヶ丘でスクールアイドル同好会として活動する事が認められました。先日のフェスで新人特別賞をもらえたのが効いたみたいです。
「フォロワーも、すっごく増えたんだ! ほら!」
「すごい! 2千人!?」
   
「しかも、練習場所として屋上を使っていいって、理事長が!」
    
   
 あっという間にフォロワー数で大差をつかれりゃ悔しいわな。なーに、キミもスタイルは良いんだ。脱げばきっと・・・。(そういう問題じゃねぇ(笑))

 その直後、恋が、かのん達の元に。同好会の部室の鍵を渡しに来ました。
「あの・・・。私達、頑張るね。頑張って、この学校の力になるような成績を収められるようにする・・・。」
   
「そしたら、葉月さんも・・・。」
「だったらスクールアイドル以外の活動にして下さい。」
「え?」
「スクールアイドルじゃなければ、いくらでも応援してあげられますから。」
   
「それはできない・・・。私、ステージで歌って、スクールアイドルって本当に素敵だなって思った!」
   
「もっと練習して、もっと良いライブがしたい・・・。良い歌を歌いたいって思ったの!」
「残念ですが、今のラブライブで、あなた達が勝てるとは、とても思えません。」
    

 その後、かのん達は、スクールアイドル同好会の部室に来ました。
    
 「学校アイドル部」とあるが、理事長が付けてくれたのか? それにしては、古びている気がしますが。

「なんか、お化けとかいそうだね。」
「え!?」
   
「かのん、怖いのデスか?」
「まさか!」
    
「開ける前にちょっとだけ・・・。」
「みーたーなー・・・。」
    
   
「冗談はやめてよ!」
「ごめんごめん。あまりにも怖がるから。」
    
 ですが、本当に誰かいる模様。入ってみると・・・、
「あの・・・。」
   
   
 かのんさん、見境なく怖がり過ぎやろ(笑)。まあ、そういうところが可愛くて良いですけどね。

「私は・・・。」
「大丈夫! 足は付いてる!」
「本当!?」
    
 いや、いくらギャラクシーさんのネタキャラ度が強いといっても、幽霊じゃなかったみたいな言い方、やめてあげて。(笑)

 すみれは、スクールアイドルに興味があり、この部室に来ました。
 その後、ネットで、サニーパッションのライブ動画と、ラブライブ決勝のステージを見ました。

「ここに立てば、もちろん有名になれるわよね?」
   
「はいデス! 去年決勝に出たサニーパッションさんは今・・・。」
   
「9万8千・・・。ギャラクシー!」
   
「やるわ! やるわったらやってやるわ! スクールアイドル!」
「いいの!?」
「ええ! 一緒に頑張りましょう!」
   
   
「これで3人!」
   
   

 その後、かのん達は屋上に出ました。
 すみれは、ダンスの基礎を完璧にこなしました。これならば、即戦力になりそう。
 しかも、ショウビジネスの世界にいるからか、ラブライブで優勝できそうだと自信タップリです。

「それで、センターなのだけれど・・・。」
   
「センター?」
「ええ。グループなのだから、センターがいる訳でしょ?」
    
「そっか。この前まで2人だったから、あまり考えなかったけど・・・。」
「確かに、3人になったら、決める必要がありマスね。」
   
「まあ、色々考え方はあるとは思うのだけれど・・・。」
「かのんがいいデス!」
「やっぱり一番ダンスや歌が上手い人が担当するのが・・・。」
    
「へ?」
「かのんがいいデス!」
「そうだね! 私も、かのんちゃんでいいと思う!」
「ええ!?」
   
    
「やっぱり、かのんちゃんしかいないよ! このグループを最初に作ったのは!」
「そうデス! かのんデスし!」
    
「ちょっと待ったー!」
    
「そ、そういうんで決めていいのかな?」
   
「と言いマスと?」
「先とか後とか関係ないでしょ? 勝つためには実力がある人が中心に立つ。それが当然なんじゃない?」
「だよね・・・。」
   
「ですが、センターというのは、それだけではありマセン! カリスマ性のような見えない力も必要デス!」
「確かに、そうかもしれませんが、そんなものどうやって計るのです?」
    

「ただいま、スクールアイドル同好会ではセンターを誰にするか選挙を行ってます!」
   
「この人が我が校のスクールアイドルにふさわしいと思う人に投票を!」
   
「恥ずかしいよ・・・。」
「スクールアイドルがそれではいけマセンよ。」
    
   
「大丈夫。オーディションやスカウトとは違う。この2人に勝てばいい。そのくらいなら・・・。」
   
「ウソ・・・。」
    
 ゼ、ゼロ・・・。マジかよ・・・。金髪、ロングヘア、白のニーハイソックスと、票を稼げそうな要素は結構あるのに、ゼロだなんて・・・。さては、裏でスタッフ様が工作したな?(笑)
 すみれが気の毒だと思う一方、「大丈夫。オーディションやスカウトとは違う。この2人に勝てばいい。そのくらいなら」という、今後のギャグ感想で使えそうなフラグセリフをいただき、大満足です! ごちそうさまでした!(笑)

「ほら、やっぱりかのんちゃんだ!」
「可可もそう思ったのデス!」
   
「どうせなら部長も一緒にやっちゃったら?」
「ええ!? ちょっと待って! そんななし崩し的に・・・。」
   
 かのんの後ろで踊っている可可が可愛いなあ。それにしても、「センターおめでとう」のプラカード、いつ作ったんだろう? ちょっと気になります。

「納得できないわ・・・。納得できないったらできないの!」
    
「どうして!? 歌だってダンスだって私、全然負けてないでしょ!?」
「それも全部、アピールタイムでみんなに見てもらっての結果だよ。」
   
「おそらく、オーラとか華とか、かのんの方が、可可やあなたよりセンターっぽいのデスよ!」
   
    
   
「やめる・・・。」
「ええ!?」
    
「ふん! センターになれないんだったら、こんな所、いる意味ないもの!」
   
「え!? ちょっ、すみれちゃん! いったー・・・。」
    
   
 しかも、外は雨が降り出しました。
 となると、練習できず。今日は解散。

 かのんは家に帰る途中。すみれを見かけました。
 すみれは竹下通りをウロウロ。スカウトを待っているようですが、やって来ませんでした。

 その後、すみれは神社に。
   
   
   
「可愛い! これがショウビジネス?」
    
「みーたーなー!」
「す、すみれちゃん・・・?」
    
   
「いやあああああ!」
   


~ Bパート ~
「ここは・・・。え?」
   
「ちょっと! 何なの!」
   
「何なの!」
   
「え・・・。ええ!?」
   
「おはよう・・・。」
   
「すみれちゃん?」
「あなたは見てはいけないものを見てしまったの。だから、忘れてもらうわ。」
    
「その格好、まさか、すみれちゃんって神社の・・・。」
「大丈夫。じっとしていればすぐに終わるわ。」
   
「えーと・・・。ここまで準備したら、対象の頭を、忘れさせたい事を念じながら、100回叩きます。」
「今学んでる!?」
   
「その後、清めの水2リットルをかけ、全身を縛りつけ・・・。」
「待って!」
    
「静かに!」
「な、何が起きたの? 私、記憶なくって・・・。へへへ。」
   
    
「グソクムシ~。グソクムシ~。」
   
「グソクソクソクグソクムシ~。」
   
「グソクムシ~。グソクムシ~。グソクソクソクグソクムシ~。」

「ごめんなさい・・・。割と記憶あります・・・。」
    
 やべー・・・。このギャラクシーさん、「サンシャイン」のヨハ子以上のやべーヤツだった・・・。(「ヨハ子」というのは善子の事です)
 何も抵抗しなければ覚えたての呪いが待ってるし、とぼけて逃げようとすれば無駄にこぶしの聞いた洗脳ソングでトラウマを植え付けてくる。逃れようのないホラーギャグ、怖ろしい! ギャラクシー!(笑)

「でしょうね。大丈夫。すぐに楽にしてあげる。」
   
「待って待って待って! 言わない! 誰にも言わないから!」
「ここまでつけてきたくせに、信用できる訳ないでしょ!」
    
「つけてきた訳じゃないよ・・・。ただ気になって・・・。どうしてセンターにこだわるのかって・・・。」
   
   

「見た通りよ。」
「え?」
   
「私ね、小さい頃からずっと色んなオーディション受けてたの。主役に憧れて。」
   
「子役の頃から一生懸命頑張って・・・。」
    
「でも、どんなに頑張っても、いつも最後はどうでもいい脇役・・・。」
    
   
「それで、スクールアイドルのセンターに・・・。」
「まあね。アマチュアだし、何とかなるんじゃないかって思ったけど、やっぱり無理みたい・・・。」
   
「それはまだ分からないと思うけど・・・。」
「いいえ。今回の事で分かった。私は、そういう星のもとに生まれているの・・・。」
   
「どんなに頑張っても、真ん中で輝く事はできない・・・。」
   
「2人にも伝えておいて。悪かったわねって。」
    

 その翌日、かのんは、昨日のすみれの事を話しました。それを聞いた可可は、スクールアイドルを侮辱していると怒ります。
 そんな中、すみれが近くを通りました。
「待つデス! お昼休みに屋上に来やがれデス!」
    
 「屋上に来やがれ」って、どこで覚えたよ!? 漫画かアニメでしょうか。たまにこういう乱暴な日本語使うの結構好きです。

「聞いてないの? 私はもうスクールアイドルは・・・。」
「いいから来やがれデス!」
   

 そして、昼休みになり・・・、
「遅いデス!」
「話って何?」
   
   
「あなたはスクールアイドルを侮辱しマシタ! 全スクールアイドルに代わって、可可が罰を与えマス!」
   
「はあ? だから、悪かったって言ってるでしょ?」
   
「スクールアイドルがどれだけ真剣にステージに挑んでいると思っているのデスか! それをスクールアイドルなら何とかなるなどと・・・。」
   
「可可があれだけ練習したダンスを・・・。」
「ショウビジネスの世界を甘く見ないで。これくらいはできるの。ただ、それでも、私にスポットは当たらない・・・。こんなアマチュアな世界でもね・・・。」
    
「アマチュアではないデス!」
   
 その直後、雨が降り出しました。すみれは早々と退出します。

 同じ頃・・・、
「どうして屋上を開放したのですか?」
「場所がなかったからです。」
   
「ですが・・・。」
「努力しようとする者からその場を奪うのが良い事だとは思いません。そう言うと思いませんか? あなたのお母さんも。」
   

「結局止まないか・・・。」
「どうするの? すみれちゃん。」
   
「うん・・・。気持ちは分かるんだよね。私も歌えなかった時、思ってたもん・・・。そういう運命なんだって。続けても無駄だって。」
   
「でも、そうじゃなかったんでしょ?」
「うん・・・。」
「じゃあ、伝えないといけないんじゃない?」
   
   
「今、一番すみれちゃんを理解してあげられるのは・・・。」
   

    
「雨だと、さすがに人も少ないわね・・・。」
   
    
    
   
「やっぱり私じゃ・・・。」
   
「みーちゃった!」
    
「ここにいると思ったんだ!」
「しつこいわよ・・・。」
「実は話があって・・・。」
    
「平安名すみれさん。私、こういう者です!」
    
「は?」
「すみれさん、あなたをスカウトに来ました!」
    
「私達は、スクールアイドルを続けるために、結果を出さなくてはいけません。ショウビジネスの世界でのあなたの知識と技術で協力してほしいんです!」
「だから言ったでしょ! 私は・・・。」
    
「センターがほしかったら、奪いにきてよ!」
「え?」
    
「すみれちゃんを見て、私思った。センターやってみようって。だから、奪いにきてよ! 競い合えば、グループもきっと良くなると思うから!」
   
   
「バカにしないで! 見たでしょ? これでもショウビジネスの世界にいたのよ? アマチュアの駆け出しに負ける訳ない・・・。」
「じゃあ試してみてよ!」
    
   
「いくら出すのよ?」
   
「え?」
「いくら出すったら出すのよ! スカウトって言うなら、当然、契約金は必要よ!」
   
「何でそんな事を!」
「あるよ!」
   
   
「うちの神社の・・・。」
「これでどう?」
    
「これ、全然効かないわよ。」
「そう?」
   
「だって・・・。」
「あ! 同じデスね!」
   
「でも、まだ分からないよ・・・。」
    
「諦めない限り、夢が待っているのは、まだずっと先かもしれないんだから・・・。」
   

 そして、後日・・・、
「さあ! 始めるわよ!」
「ワア!」
「すみれちゃん!」
    
「今日から私が教えてあげる!」
   
   
「本物のショウビジネスの世界を!」
   
「ギャラクシー!」
   

 今回は、これで終了です。


【まとめ】
 という事で、今回は、すみれが、かのんと可可のスクールアイドルチームに加わる話。
 グソクムシの歌、「サンシャイン」を連想させる0など、かなり笑える要素はあった一方、主役になりたくて必死だったり、センターになりたいのなら奪いにくるよう説かれたりと、良い話にまとまっていたと思います。

 特に、センターは奪うものだと、かのんが言っていたのは、すごく変わったと思いますね。少し前までは、いざという時は過緊張で歌えなかったのですし。
 確かに、センターや主役といったものは、与えられるものではなく、奪うものなのでしょう。そういったものにふさわしい実力を見せたとしても、主役などになりたい意志が伝わらなければ、いつまで経っても選ばれないもの。
 それこそ、センターや主役になりたい気持ちを相手に強く訴えるくらいの気持ちがなければ、センターや主役にはなれないのでしょう。センターは奪いにいくものだという意見は、的を射てるな、と感じました。

 今は、そんなに自信はないものの、かのんがセンターとして引っ張っていこうとしていますが、センターが欲しいなら奪いにきてと発言したあたり、今後、他のメンバーがセンターになる描写があるかもしれませんね。
 もちろん、すみれだけでなく、可可だったり、まだ加入していない千砂都や恋がセンターになる可能性もあるでしょう。今作は、メンバーが5人、全員1年生と、他の「ラブライブ!」シリーズと大きく異なりますが、センターの変わりやすさでも異色性を見せてほしいかな、と少し期待しています。

 あと、今話で結構気になったのは、かのん達が部室に来た時にあった「学校アイドル部」のプレート。
 これは、かのん達のスクールアイドル活動が可能になってから付けられたのではなく、結ヶ丘新設前からあったのでしょう。前身の神宮音楽学校を廃校にする時に、このプレートは残す事を、当時の学校アイドル部のメンバー達が決めたように思いますね。
 そして、そのメンバーの中には、理事長や、恋の母親がいたのでしょう。理事長に聞けば、「学校アイドル部」のプレートの真実が分かると思いますが、彼女は何も語らなそうな気がするんですよね。
 となると、恋が、真実を語る事になるのでしょう。スクールアイドルに否定的な姿勢を見せているのも、そのあたりが関わっているんじゃないかと思いますが、果たして? 早く4人目が加入してほしいと思う一方、過去に何があったのかも気になってきました。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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