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デリシャスパーティ♡プリキュア 第12話感想

2022年06月01日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
 今話の名セリフ:「こんなに優しい思いが、簡単に消えるはずがない・・・。あなたの中には、レシピッピへの思いがあるって、あたし、信じてる!」

 「デリシャスパーティ♡プリキュア」第12話「小さじ一杯の希望! ジェントルーの本当の心」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ジェントルーの正体があまねだと知ったゆい達。ローズマリーは、あまねは心を操作されていたんじゃないかと言います。
 その頃、ブンドル団では、ジェントルーが再び心を操られていました。


~ Aパート ~
 その日の夕方、ローズマリーは、あまねの家の近くにいました。
 あまねは家に帰っている模様。ですが、疲れているため、休んでいるようです。
 無事で戻ってきて良かったと安心するゆい。しかし、ローズマリーは警戒します。

 その夜・・・、

「ゆい。送ってくれてありがとう。」
「うん・・・。」
    
「ゆいぴょん?」
「どうかしたの?」
   
「あたしね、想像してみたんだ・・・。もし、心を操られてしまったら、野菜を食べても美味しいと感じなかったり、みんなと話していても、楽しいと思えなかったり・・・。」
   
    
「自分の大好きなものが、好きじゃなくなっちゃうのかなって・・・。」
   
    
「やだコメ・・・。」
「コメコメ・・・。」
    
「パムパムは、いつもここねを好きでいたいパム・・・。」
「パムパム・・・。」
    
「らんちゃんと、もっとラーメンについて話したいメン!」
「らんらんも一緒だよ!」
    
「コメコメ・・・。あたしも、そんなのすっごく嫌だよ!」
    
   
「だから、生徒会長は、本当に辛かったと思うんだ・・・。何か、あたし達にできないかな?」
    
「なら、明日、会いに行ってみない?」
「そうだよ! 会ってみて、それから一緒に考えよう!」
    
「2人とも・・・。」
   
「3人寄ればもんじゃが美味しいって言うじゃん!」
「3人寄れば文殊の知恵ね。」
「はにゃ? そうだっけ?」
    
    
   
「ありがとう! 2人とも!」
『うん!』
    
   

 その翌朝・・・、
    
「可愛いカード・・・。」
   
 しかし、その直後、ジェントルーを発見。ウバウゾーまで生み出しました。
 ローズマリーは、デリシャスフィールドを展開。すぐに、プリキュアも到着しました。
 あまねが再びジェントルーになっている事に信じられないプレシャス。ジェントルーは、前より強く心を操作されているようです。

 そんな中、捕獲箱の中で苦しむレシピッピ。前はレシピッピが苦しんでいた事に罪の意識を感じていたジェントルーですが、今は何とも感じていません。
 まずは、レシピッピを助ける事に。デリシャスプレシャス・ヒートでウバウゾーをやっつけ、レシピッピを救出しました。
 直後、ジェントルーは撤退。

 ジェントルーの洗脳の強さを深刻に感じるゆい達。洗脳を強くかけ過ぎると、だんだん本当の心を消していってしまいます。
 となると、あまねの心は元に戻らないのか? それは分かりません。

 直後、ローズマリーは、あまねの家の前で見つけたカードを、ゆい達に見せました。

「このイラスト・・・。」
「それは、生徒会長さんが描いたそうよ。」
   
   
「可愛い・・・。」
「興味ないって言ってたのに・・・。」
    
「これが生徒会長の・・・、ううん、あまねさんの本当の心なんだ・・・。」
   
「絶対に取り戻さなきゃ! あまねさんの心も体も!」
『うん!』
   
「問題は、取り戻す方法ね・・・。」
「あたしね、あまねさんと話したい! 話してみる!」
    
「え? でも、あの様子じゃ、本当の心は、きっともうほとんど・・・。」
「大丈夫だよ! お祖母ちゃん言ってた! 小さじ一杯、大事な一杯!」
    
「少しでも可能性があるなら・・・、」
「それは大事なきっかけになる!」
「うん!」
    
「そうね・・・。小さじ一杯だからこそ、希望と呼ぶのかもしれない・・・。」
   
「そうとなれば、すぐにジェントルーを探しましょ!」
「はーい! それ、らんらんに考えがあるんだ!」
    


~ Bパート ~
 次の日も、朝早くからジェントルーが出現。
 そんな中、キュアスタのちゅるりんの投稿を見て、この時間から空いているハンバーグ屋を知りました。という事で、すぐに、その店に。

 ですが、空いていませんでした。これは、らんが仕掛けた罠でした。
 そして、ゆいは、あまねと話をしたいと言いますが、ジェントルーは逃げます。しかし、すぐに、ゆいはジェントルーの腕を掴みました。
「放せ!」
「じゃあ、あたしから話すね!」
「だから、放せと・・・。」
「話すよ!」
「放せ!」
   
「あたし、和実ゆい! 食べるの大好き、中学2年生!」
   
「その『話す』じゃないでしょ・・・。」
「え?」
    
 まあ、確かにそうなんだけど、説得のスタートは良かったと思うぞ。それなら、勘違いのまま話を進めるのが得策なのに、そこでツッコむとか、このオネエ、分かってねーな。この感想を書き終わったら、ローズマリーをみっちり説教しておこう。(笑)

「ん?」
   
「んー、良い香り! はらペコった~・・・。」
    
「美味しそう・・・。」
「はわわー・・・。この春の陽射しを胸いっぱい抱き締めるような香りは、まさしく! あさからハンバーグ!」
    
 この店は早くから開いています。
 それを知ったジェントルーは、ゆいを振り切って、店内を確認。レシピッピを見つけ、捕獲しました。
 そして、ウバウゾーを生み出します。
   
 すぐに、ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。ゆい達3人は、プリキュアに変身します。

 バトルスタート。まずはレシピッピを助けたいところですが、ジェントルーが戦闘に入ってきて、阻止します。
 そのまま、プレシャスは、ジェントルーと1対1に。プレシャスは、あまねと話したいと、攻撃はしませんでしたが、ジェントルーは、そんな事はお構いなしに攻撃してきます。
 スパイシーとヤムヤムは、ウバウゾーを相手。ウバウゾーは強くなっているものの、2人は、良い感じにウバウゾーにダメージを与えていきました。

 ですが、ジェントルーが力を込めた事で、ウバウゾーの攻撃が強化。スパイシーとヤムヤムは、ダメージを受けてしまいます。
 その直後、ジェントルーがプレシャスを攻撃。プレシャスは、攻撃は行わず、説得を試みます。
 しかし、ジェントルーは容赦なく一方的に攻撃し続けるため、プレシャスはダメージがかさんでいきます。そして・・・、
「これで終わりだ!」
   
    
   
「え? マリちゃん?」
    
「これ以上、プレシャスを傷付けるのは、許さないわよ!」
   
「待って・・・。まだ話せてない・・・。」
   
「プレシャス! あまねさんを信じたい気持ちは分かる! でも!」
   
「マリちゃん! あたしを信じて!」
「プレシャス・・・。」
    
「食らえ!」
   
   
「あまねさん! 聞いて!」
   
    
「あたし、あまねさんと・・・。」
   
   
「あまねさん。あたし、あなたと友達になりたい!」
「黙れ!」
    
   
「戯言はうんざりだ! 私はジェントルー! 貴様達と馴れ合うつもりはない!」
   
「戯言なんかじゃない・・・。本気だよ・・・。あたし、レシピッピが大好きなあまねさんと、友達になりたいって思ったの!」
   
「私がレシピッピを好きだと? ありえない!」
「そんなの嘘だよ!」
    
「じゃあ、これは何?」
   
   
「あなたは、レシピッピを大事に思っていたんじゃない?」
   
   
「これを見れば、生徒会長がどんだけ愛をこめて描いたか分かるよ!」
「優しい絵・・・。レシピッピやお料理への愛が伝わってくる・・・。」
    
    
「それは・・・、私が・・・。いや、違う! 私は、そんなもの描いたりしない!」
    
「こんなに優しい思いが、簡単に消えるはずがない・・・。あなたの中には、レシピッピへの思いがあるって、あたし、信じてる!」
   
「黙れ! 私は使命を果たす!」
   
   
「なぜ・・・?」
   
   
「あまねさん!」
「黙れ!」
   
   
「私・・・、私は・・・。」
   
   
「私を・・・、止めて・・・。」
「あまねさん!」
   
    
「本当の心が、残っていた!」
   
   
「これを壊して・・・。」
「え?」
   
    
「使命を果たせ・・・。ジェントルー・・・。」
「ゴーダッツ様・・・。」
    
「あまねさん・・・。」
    
    
    
「あの黒いハートを・・・。あれを!」
    
「壊さなきゃ!」
   
「許さない!」
「ブンドル団!」
   
「あまねさんの!」
「心を!」
「体を!」
『絶対に取り戻す!』
    
    
「バリバリカッターブレイズ!」
    
   
「ピリッtoヘビーサンドプレス!」
    
   
   
「1000キロカロリーパーンチ!」
   
   
「みんな! 一緒にいこう!」
   

    
『トリプルミックス! デリシャスチャージ!』
   
「プレシャスフレイバー!」
    
「スパイシーフレイバー!」
    
「ヤムヤムフレイバー!」
    
    
   
『プリキュア! ミックスハートアタック!』
    
    
    
『ごちそうさまでした!』
   
    
    
   
「私は一体・・・。」
   
    
「あまねさん!」
   
「大丈夫。今度こそ戻ったわ。」
「そう・・・。」
「ふえー・・・、良かった!」
   
「うん! 本当に良かった!」
   
[小さじ一杯の希望、信じたからこそ、掴めたのね!]
   
   
「マリちゃん?」
「ううん。何でもない! 気のせいだったみたい!」
    
   
「ゆいが・・・。」
    

 今回は、これで終了です。


次回:「うばわれた思い出を守れ! 明かされる拓海のヒミツ
 ローズマリーにゆいが巻き込まれているのでは、と疑う拓海。
 拓海は、父からあるものを託されていました。そんな中、新たなブンドル団が現れ・・・。


【まとめ】
 という事で、今回で、ジェントルーとの戦いが終結。ジェントルーの正体であったあまねをブンドル団の洗脳から解放した事で、決着がつきました。
 プリキュア3人が揃うまでに7話もかかった事を考えると、12話目での決着は早いように感じますが、放映日が5月の最後の日曜日だったと考えると、ちょうどいいタイミングだったんじゃないかと思いますね。
 とりあえず、あまねが救われて良かったと安心しています。悪事を行う意思のない子が無理矢理悪事をさせられているのは、決して気持ちのいい事ではないですからね。

 あまねを救う鍵となったのは、レシピッピが描かれた店のカード。今話のタイトルである「小さじ一杯の希望」だったでしょう。
 あのカードに描かれていたレシピッピは、あまねが何気なく見えていたのを何気なく描いたもの。「小さじ一杯」の感覚で描いていたでしょう。
 でも、それが、ブンドル団の支配から救うという大きな役目を果たしたのですから、あのカードは「小さじ一杯、大事な一杯」だったと思いますね。
 プリキュアの最初のパワーアップイベントであった前々話と同じく、「小さな物事からの大きな力」が今話のポイントにもなっていて、なかなか面白かったです。次回以降も、ストーリーの所々でそう感じる事ができたらいいな、と楽しみにしています。

 あまねは、ブンドル団の魔の手から救われましたが、これで終わりではないでしょう。
 心を支配されていたとはいえ、ジェントルーとして行った様々な悪事に対して罪の意識はあるでしょう。生真面目で責任感が強そうな子だと思うと、尚更、罪悪感は大きいように思います。
 あまねは、ブンドル団の一員だった事にどう向き合うのか? また、ゆい達は、あまねにどうかかわっていくのか? ここ何話かは、そういったところに注目していきたいと思います。

 さて、次回は、拓海がメインの話になりそうですね。タイトルには「拓海のヒミツ」とありますが、やっぱり、オープニングに出てくる仮面姿のアレが拓海なんでしょうか?
 また、あまねの2人の兄が出てくるのも注目ポイントでしょう(Kis-My-Fit2の宮田俊哉が二役を演じる事が、今話放映前から話題になってますね)。あまねを助け出せたものの、気の抜けない展開はまだまだ続きそうで、次回も、すべてのキャラの動向をしっかり見ていきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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