ユルオンセン日記

午前中に中村図書館にW１SAに乗って行っておりました。うちの長男がバイクに乗るときに使っているというバッテリー式のヒートベストを着て走ってみましたが上に着るジャケットが薄すぎたのかそれなりに寒くて中村図書館から1キロほどのところにある天然温泉の「湯のや湯吉郎」に行ってみました。「温泉」＝老人、というイメージでいたので入ってみると朝から２０歳代と思われる若者の多いことでビックリ。本当は寝転がれるフロアで借りてきた本でも読もうかと思っていましたが若い人たちがそこでゴロゴロしているのでゲンナリ。年寄りがよく言う「ええ若いもんが・・。」てあのセリフ。借りてきた本の中であの画家の山下清が伊香保温泉に行った時の手記「伊香保へ行って温泉に入ろう」を読んでいましたが絵もすごいけれど文章力というかやっぱり観察力が並外れてすごいことがわかります。ただで入れる露天風呂に行って周囲のひとに温泉の効能を聞いてまわったり混浴なのでたくさんの男の人が来るんだと何気なく書いていたり。放浪に慣れているのかお金を持っているけど駅で泊まろうとして「仕事が見つかるまでるんぺんをやってる。」と答えて追い返されたりしたことが事細かく書かれています。伊香保温泉に行きたくなってくるので一度読んでみてください。