嬉の字屋

フィギュアと手作業のブログです。

盛って作ろう。7

2009-04-05 21:53:43 | 盛って作ろう_模型塾
胴体の造形。
今回は実演、実習がメイン。
スカルピーorエポキシパテで胴体を盛りつけ、整形します。
チマチマ盛る方法もありますが、あらかじめ多めに盛って落としていくほうを選択。

座学
 実演・実習前の盛りつけ方の説明。
 ①浮いてこないようにまずべたっと大量に押し付ける。
 ②一通り盛ったら細かいところを盛る、余剰分を落とす。

 服などの盛りつけ理論。
 ・プラグスーツなど体にぴったりしているものは裸に直接モールドを施す。
  セーターなど厚ぼったい服は裸の後から盛りつける。
  一番難しいのはズボンなど中途半端な厚さのもの。
   ※これについては次回説明。

 似せるコツについて
 ・8:2の法則
  写生の時等何かを見て写し取る場合、対象物8割、紙2割を見るとちょうどバランスが取れる。
   ※元八さんがその昔美術の時間に教えてもらったそうな。
 ・比率で見る
  顔のタテヨコの比率。
  輪郭を割って各パーツの位置がどこにあるかを見る。
  ※現在の顔のパーツ傾向は鼻、口が上の位置についている。

実演
 座学の実演
  名前忘れました。とりあえず若頭で。
  多めに盛りつけて、密着するようにくまなく骨格に盛りつける。
  

  
  ちなみに元八先生はここから仕上げに入るそうです。
  ポリパテメインの人だから?あんまり盛らないんですな。

  ・ポーズの最初の意図が消えてしまったり、おとなしくなってしまうので気をつける。
   ※しっかり元絵や構想を忘れないようにしておくこと。

 筋肉についてのアレコレ
  
  ・大胸筋は小さめに作るとよい。
   前鋸筋(大胸筋のワキ)の幅をたくさんとる
  ・腹筋はそんなに割れていない。むしろ腹筋の回りを際立たせた方がよい。
  ところで背中のへこみはあれは仙棘筋があるためできるものです…。

 元八さんはグレスカとスパスカ(みどり箱の普通のもの)を1:1で混ぜて使ってました。
 
 秘伝のレシピ。

実習
 胴体の盛りつけ、自分はスカルピーを選択しました。
 とりあえず現状このようになってます。
 
 様子を見ながら盛りつけている最中なのでたぶん焼くのはもっと後になりそうです。
 これだけゴン盛りすると逆にスカ内部の生焼けが怖いんですが・・・。
 あと手が痛い。非常に指が痛い。可塑剤抜いたからさらに固さが倍率ドンしています。
 ・・・大量のスカルピーを扱うのにパスタマシーンが欲しいところですが、これ以上ものを増やすのもなあ。
 笑うところです。
 
 顔は似てないので引き続き作り直します。ラピュタは何度でもよみがえるさ!(ムスカ)
 割りかしじっくり見てるんですが・・・どうも似ません。
 似るまで描いたほうがいいかなあ。映画借りてこようかなぁ('A`)


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