盛って作ろう11
今回は服と分割。
別パーツ化、体から離れている服等の造形。
座学
服は分割とセットで考える。
たとえば以下のように制服の場合等スカートをはかせているキャラの場合、
上半身、下半身、スカートの分割となる。
薄ものの造形手順
:上半身、下半身にワセリンなど離型剤を塗っておく
:板状のマテリアルを盛りつける
※上端は固まる前に処理するとグラグラになってしまうので硬化後に
下端はあらかじめ適切な長さにカットして整えると後の処理が楽。
:スカートの造形をする。
スカートの腰、プリーツなどのスカート自体のしわを造形する。
表面が荒れるが硬化後に処理する。
:硬化後、剥がす。
硬化時に多少変形しやすいので多少のマージンを考えて盛ったほうがよい。
:整形作業を行う。
マントなどは台所の隙間埋め用のアルミテープなどを芯材にし、その上にマテリアルを盛る。
腕を後から分割する場合、とりあえず着せてから行う。
薄ものを盛るコツ
アルミテープなどを巻く場合、本来のマテリアルを盛る位置より下に巻く。
マントなど薄く見せるコツ
マント・スカートなどある程度の厚みがないと穴があいたりするものの場合、フチだけ薄くすれば薄く見える。
:厚く作る。
:硬化後、フチをきれいに整える。
:内側を薄く削る。
メモ:離型剤について。
マテリアルについて凸合面の処理に使用できる材料はこちら。
エポキシパテ→ワセリン
スカルピー→ベビーパウダー
ファンド→ベビーパウダー(押しつけたらすぐに剥がすこと)
なお、元八さんはファンドの場合ラップを間にはさんでいるとのこと。
分割の手法
スカートなど、筒状のものは胴体部が引っかかることや型どり時など3面型にしなければならない場合がある。
そういう不都合になるものは思い切って縦に分割にしてしまう。
ワンピースなどは上記分割がしづらいためこのようにスカートの前面部は前身ごろに接着した状態
後身ごろのみ分割してしまう方法もある。
実演
マント造形の実演
:マテリアルを薄く伸ばし、マントの形状にし、胴体に盛る。
肩に乗せる部分は重力がかかるので薄すぎないよう注意。
襟など細かい部分は後で作って巻きつける。
:シワを造形する。
上のほうは体のラインが引っ張っているものとみなして細かなしわ。
下の方は風でバサッと広がっているとみなして大きなしわをだす。
風が吹いている場合は、薄ものは押されているので逆R状ではなく孤を描く。
スカート造形の実演
①普通のスカート
:マテリアルを薄く伸ばし、胴体に巻きつける。
下端の処理はこの時点で行える。
胴体と接地している上端は硬化前にやるとスカートが体から離れてしまうことが多いので、硬化あとに。
スカートなどはポーズがより強調される方を選んで造形をする。
たとえば体を右に倒している場合、ポーズが強調されるように左側をヒラヒラさせる。
:スカートの造形をする。
ただ盛っただけでは単調になってしまうので、ヨコのしわを入れる。
②プリーツスカート
:最初にガイドの線を書く。
:スカートの回っている方向に合わせて片側のみを押し込んでゆく。
:風などの効果を入れる。
:硬化後、中を掘る。
スカートのヨコのしわのコツ:体の折れ線に合わせてシワを作るとよい。
たとえばロングスカートの場合、股部と肘部で2回体は折れるのでその箇所にしわを造形すると動きがでる。
プリーツスカートのコツ:
プリーツスカートなどはが折れ目がやわらかく、おどるように作るとよい。
縦の線と横の線を交差するように盛る。
折り目の方向、丈など間違えないように。また折り目のピッチを狭くすると見栄えがよくない。
メモ:プリーツスカートのしわ
プリーツスカートのしわにはタイプがある。
ひだを一方方向にたたんだものを車ひだ、または追いひだという。
ひだを交互に入れたものを箱ひだ(ボックスプリーツ)という。
ほかにもアンブレラプリーツスカート、アコーディオンプリーツスカートがある。
by:新版・文化服装講座(第24版:昭和43年刊行(核爆))
実習
いよいよラストが近づいてきました。終わらないのはもう周知の事実だったりしますw
ハルク、おケツだけ焼こうと思ったらうっかり全部焼けてしまってるので大変なことにw
about...
暖かくて少し涼しくて皐月びよりでした。
近所が谷中銀座なので行ってきました♪
さてどれが本物でどれが偽物でしょうかw
今回は服と分割。
別パーツ化、体から離れている服等の造形。
座学
服は分割とセットで考える。
たとえば以下のように制服の場合等スカートをはかせているキャラの場合、
上半身、下半身、スカートの分割となる。
薄ものの造形手順
:上半身、下半身にワセリンなど離型剤を塗っておく
:板状のマテリアルを盛りつける
※上端は固まる前に処理するとグラグラになってしまうので硬化後に
下端はあらかじめ適切な長さにカットして整えると後の処理が楽。
:スカートの造形をする。
スカートの腰、プリーツなどのスカート自体のしわを造形する。
表面が荒れるが硬化後に処理する。
:硬化後、剥がす。
硬化時に多少変形しやすいので多少のマージンを考えて盛ったほうがよい。
:整形作業を行う。
マントなどは台所の隙間埋め用のアルミテープなどを芯材にし、その上にマテリアルを盛る。
腕を後から分割する場合、とりあえず着せてから行う。
薄ものを盛るコツ
アルミテープなどを巻く場合、本来のマテリアルを盛る位置より下に巻く。
マントなど薄く見せるコツ
マント・スカートなどある程度の厚みがないと穴があいたりするものの場合、フチだけ薄くすれば薄く見える。
:厚く作る。
:硬化後、フチをきれいに整える。
:内側を薄く削る。
メモ:離型剤について。
マテリアルについて凸合面の処理に使用できる材料はこちら。
エポキシパテ→ワセリン
スカルピー→ベビーパウダー
ファンド→ベビーパウダー(押しつけたらすぐに剥がすこと)
なお、元八さんはファンドの場合ラップを間にはさんでいるとのこと。
分割の手法
スカートなど、筒状のものは胴体部が引っかかることや型どり時など3面型にしなければならない場合がある。
そういう不都合になるものは思い切って縦に分割にしてしまう。
ワンピースなどは上記分割がしづらいためこのようにスカートの前面部は前身ごろに接着した状態
後身ごろのみ分割してしまう方法もある。
実演
マント造形の実演
:マテリアルを薄く伸ばし、マントの形状にし、胴体に盛る。
肩に乗せる部分は重力がかかるので薄すぎないよう注意。
襟など細かい部分は後で作って巻きつける。
:シワを造形する。
上のほうは体のラインが引っ張っているものとみなして細かなしわ。
下の方は風でバサッと広がっているとみなして大きなしわをだす。
風が吹いている場合は、薄ものは押されているので逆R状ではなく孤を描く。
スカート造形の実演
①普通のスカート
:マテリアルを薄く伸ばし、胴体に巻きつける。
下端の処理はこの時点で行える。
胴体と接地している上端は硬化前にやるとスカートが体から離れてしまうことが多いので、硬化あとに。
スカートなどはポーズがより強調される方を選んで造形をする。
たとえば体を右に倒している場合、ポーズが強調されるように左側をヒラヒラさせる。
:スカートの造形をする。
ただ盛っただけでは単調になってしまうので、ヨコのしわを入れる。
②プリーツスカート
:最初にガイドの線を書く。
:スカートの回っている方向に合わせて片側のみを押し込んでゆく。
:風などの効果を入れる。
:硬化後、中を掘る。
スカートのヨコのしわのコツ:体の折れ線に合わせてシワを作るとよい。
たとえばロングスカートの場合、股部と肘部で2回体は折れるのでその箇所にしわを造形すると動きがでる。
プリーツスカートのコツ:
プリーツスカートなどはが折れ目がやわらかく、おどるように作るとよい。
縦の線と横の線を交差するように盛る。
折り目の方向、丈など間違えないように。また折り目のピッチを狭くすると見栄えがよくない。
メモ:プリーツスカートのしわ
プリーツスカートのしわにはタイプがある。
ひだを一方方向にたたんだものを車ひだ、または追いひだという。
ひだを交互に入れたものを箱ひだ(ボックスプリーツ)という。
ほかにもアンブレラプリーツスカート、アコーディオンプリーツスカートがある。
by:新版・文化服装講座(第24版:昭和43年刊行(核爆))
実習
いよいよラストが近づいてきました。終わらないのはもう周知の事実だったりしますw
ハルク、おケツだけ焼こうと思ったらうっかり全部焼けてしまってるので大変なことにw
about...
暖かくて少し涼しくて皐月びよりでした。
近所が谷中銀座なので行ってきました♪
さてどれが本物でどれが偽物でしょうかw
忙しいので期間ありありは無理鴨田YO。
ちんすこうより沖縄パインハイチュウキボンヌ。