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絵画の使い道・処分方法について

2021-04-30 01:54:52 | 日記

受験対策をしたり美術系の学校や予備校に通ったりすると殆ど毎日課題が出ることが多く、その結果大量の作品を作ることになると思う。画材や作品は大量になると嵩張る為、部屋や作業室や荷物等のスペースを大幅に取ることになる。部屋のスペースを確保して部屋を使う為には作品の管理や整理整頓、時には処分等が必要となる。
作品を制作することも大変だが、作品の管理や整理整頓や処分等も大変で結構時間が掛かる。中学高校の美術部や大学の実習などでは一日、時には数日掛けて大掃除や片付けを行う。
制作することも大事なことだが、管理や整理整頓や処分も同様に大事な事だと2016年頃から凄く感じた。


部屋や作品や画材の管理や整理整頓が出来ていないと次の様な弊害が起こった。
1.画材や作品の変形や変質や破損…①部屋などに収まりきらなくなったり纏めて整理整頓がなされていないことにより床に散らばっている画材や作品を足や身体で踏んだりすることで千切れたり擦れてくしゃくしゃグシャグシャになったりする。②作品や画材を自分の手や身体やポケット、容れ物、容器、棚等から落とす、その結果割れる凹む傷が付く欠ける等の破損。更に割れた破片等で怪我をする二次被害(絵皿、乳鉢、顔料の入った試験管、額縁の硝子、溶き油や画溶液の瓶、アクリル絵の具の筆洗液のプラスチック容器、メディウムの容器など)
③作品同士を重ね合わせたり接してくっついている状態で保存することにより、作品の描画材が他の作品や物や人に付着したり(顔料の粉、クレヨン、鉛筆、木炭、消しゴムカス、絵具、膠等の接着剤など)、作品同士が接着してしまう。引き剥がした際に引き剥がした跡が出来たり、最悪?の場合くっついたまま外れず取れない。結果作品が変質や変形や破損し作品の品質が低下し悪化した。
④気温などにより室温が変化し、作品が変形や変質する。室温が暑いと溶ける(ダンマル樹脂、ロストワックス、ハニーワックスつまり蜜蝋、蝋、)若しくは燃える(油性材料、紙、木、アルミ?等) 、寒いと霜が下りたり凍ったり固まる(膠、糊、接着剤など)、湿気が多いと結露や水蒸気等が付いたり食べ物や菌などが付着すると黴が生えたり( 紙、キャンバス、プラスチック等)ゴキブリなどの虫が孵化したり(ダンボール等)生存や繁殖をする(油性材料など)等の物質変化が起こる。
2.見た目が悪い、見た目が気持ち悪い、景観を悪化させる等の問題、ゴミ問題。(捨てるつもりはなく作品を置き忘れただけでも作品の管理をきちんとしていないと思われ、勝手に捨てられる事がある。また、大量に置き忘れると不法投棄と勘違いされ、置き忘れたと言い訳をすると変な奴だとか頭のおかしい奴だとか言われやすい。)
3.異臭問題。(部屋だけでなく作品も臭いと言われる場合もある。)
4.物音が立ちやすくなり騒音問題に発展する場合もある。近所の人達から苦情が来る。
5.上記の結果、周囲の人達からの信頼や信用が下がる。結果、リーダーや重要な役職等に選ばれず就けない、出世や交流などのチャンスを逃す、周囲の何人かからは嫌われたり噂話や悪口や陰口(ダサい、汚い、気持ち悪い、臭い、嫌だ、嫌い等)を言われその結果ストレスを溜めたり最悪の場合病んだりする。
6部屋が汚いのは風水や占いでは部屋の気の流れを堰き止めてしまう事になってそこに居る神様が窮屈な思いをして苦しんでしまったり運が巡ってこなくなるらしいんだったかな。

等など。結局のところ、部屋は綺麗な方が機能性が向上するし、良いことが多い。



では、部屋を綺麗にするためには?

以下の方法があります。

手っ取り早く部屋のスペースを確保しようとするならば、作品を部屋から出して無くす事が一番効率の良い方法です。


しかし、作品を捨てるのは体積や分量が多くなったりゴミとして廃棄するのにお金が掛かる場合もあり、大変手間と苦労が掛かります。

だから、作品を売ったり人にあげたりするのも手です。

後は、公募に出展する、販売するなどです。



画材 アクリル絵の具について

2021-04-27 02:47:53 | 日記

研究して分かったことを以下に書いた。

①アクリル絵の具は古くなると固まってくる。チューブの中で黄色っぽい水の様な液体と顔料が分離してきて顔料がパサパサになってくる。パサパサになった顔料は滑らかさや液体との溶解度が低下し、ダマになりやすい。大体の古いチューブから出したアクリルガッシュは、顔料に含まれる水分量が減って元々チューブで保存されている半固体の完全に固まってはいない顔料の粒やチューブの内側で乾燥した被膜が剥がれて砕けて粉々になった顔料の粒が目に見えてゴロゴロ入っているのが分かる状態のものもあり、その状態のものは乾燥すると大抵分厚く盛り上がったり顔料の粒がストーンマチエール状になって画面上に残ったりと平塗りには適さないことが殆ど。大体はざらざらとしたり少しもったりとしたような質感に仕上がることが多かった。

固まったチューブは今現在大体7~11年経ったものを所持しているが、チューブの蓋が空いている時間が長かった場合は中の水分の蒸発により数日程度でも中の絵の具が乾燥したり中の水分量が低下して柔らかさや質や滑らかさ等が変わってしまうこともあった。

②アクリル絵の具の皮膜はヒビ割れやすい。これは、アクリル絵の具の乾燥が早いことと支持体の紙を水張りなどしていなかった場合は紙が乾燥する際に収縮して変形する事が原因だと考えた。

絵画について考えたこと。

2021-04-27 02:19:16 | 日記

自分の場合、モチーフを見て描く場合は色を沢山の種類使いがちである。これは、明暗と光(光線の色、モチーフの輪郭線に起こる現象、その他光によって起こる現象など)と影、意図的に絵作りを行う上で恣意的に作る画面上の表現や効果(効果線、視線誘導、立体感の表現、遠近感の表現、パースの表現など)、印象、モチーフや画面に対しての感情、その時の自分の感情を画面上で表現しようとした為である。

自分はカマイユ技法やフォカマイユ技法以外の明暗を付けづにモチーフを描くのがまだ苦手意識がある様だと思った。面取りや平面構成に近い表現は少しなら出来るが、まだまだ初心者の域を過ぎないと思った。

モチーフや現実的な風景にデフォルメや脳内でイメージした意図的な表現を組み合わせて絵画を面白くしたいと思ったこともよくあった。計画を立てて下描きやエスキースを作ってからやらないと上手く行かないことが多いのでやろうと思ったが、時間と手間とお金と材料が掛かり大変だと思って億劫で面倒臭く感じて、実際に描くに至っていない作品は多くある。

実際にモチーフを見て描くと色々なことを考えたり意識したりする為に考えたり集中したりすることが増え、画面やモチーフ、絵の主題に対しての意識や集中力や意図の様なものがバラバラになり、絵を見ている人からしてみればこの絵は何を表現しているのかや何か表現したいのかがよく分からない、ということがよくあったし、今も陥ることのある悩みの一つでもあった。

抑々(そもそも)、自分は絵で表現したい物事やテーマや主題、メッセージなどを最初から持っていた訳ではなかった。正直、絵を描く時の動作が楽しいとかテクニックが上達していくのが楽しいとか色が綺麗に塗れたり色の隣り合いや重なり合いによって組み合わさった色が変化していくように感じるのが楽しいとか形の変化や種類を知るのが楽しいとか自分や他の人達の絵を見たりそれらの絵について知るのが楽しいとか綺麗な線や思っていた線を引けるのが嬉しくて楽しいとか、絵を描く楽しさややり甲斐としてはそんなところである。

通っていた画塾の先生に作家性があるとか作家に向いていると言われた事があり、油画専攻が向いているからということで油画専攻を専攻した。

メッセージ性や伝えたいことが無いから絵を描いたり作品として仕上げるモチベーションには繋がらず、作家には向いていないのではないかと悩み、不安になったこともあった。

しかし、美術の世界は分からないことだらけなのでやっている内に新しいことが分かったりメッセージ性を持たないスタイルの作家もありかもしれない若しくは悪くないかもしれない、と言う変な希望が芽生えたことにより、再び作家を目指すことに前向きになれた。この希望はあって良かったのかもしれない。色々と悩んで苦悩したり苦労したこともあったが、この考えに行き着けて良かったと思った。絵を描くことを嫌いにならずに済んだし、この考えはおそらく最終地点では無いけど絵を描くことだけでも色々なことを試行錯誤出来るほどまでには幼少期と比べると成長出来たのだから。

最近は自分の絵のテーマの様なものが憶測や推測を過ぎないが見つかった。今までの悩みであったメッセージ性の問題に対して一筋の希望の光が見えた瞬間である。この出来事を糧としてこれからも精進し、作家として前進し続けていきたい。

画材 アクリル絵の具のメディウム

2021-04-26 02:14:43 | 日記

以下は実験した結果分かった事を書いた。

オープングロスドメディウム…無色透明。艶はある(薄い。弱め?)。水分量が多く、粘度は低い。スルスルサラサラ。乾きは早い。乾いたら殆ど水が蒸発して固形成分が紙面に薄く残った。乾いたあとは透明で艶はある(薄い。弱め?)。

クリアタルメディウム…乳白色で半透明。艶はある(まあまあ強め)。水分量はまあまあ。オープンクロスドメディウムよりは粘度が高く水分量が少なく乾きが遅く艶が強い(乾いた後も同様)。乾いた後はヤセが生じて薄くなる訳だが、オープンクロスドメディウムよりは厚いが他のメディウムと比べると平たく薄く伸びる印象があり、艶出しの成分が強くなって少し粘りのあるオープンクロスドメディウムって感じ。

レギュラーゲル[グロス]…白色不透明。艶はある(強め)。水分量はやや少なめでカスタードクリームに質感や触感、固さなどが似ている。粘土は普通で、納豆の様に糸を引くほど粘りはせずカスタードクリームに近い訳だが物体などを接着する糊や接着剤にもなるという性質を持つ。乾くとヤセが生じるが、生乾きの部分は透明にならず白い。分厚く盛り上げる事もできるため盛り上げ技法に非常に適する画材の一つ。乾くと固まって弾力が出てくるので基本は乾く前に整形するのがおすすめ。

グロスワニス…乳白色。特徴は殆どクリアタルメディウムと一緒。ワニスと書いてあるが絵の具に混ぜて使用することも可能。