今回はトルコのバクラヴァについて、紹介致します。
バクラヴァとは、トルコの伝統的なお菓子で、
ユフカと呼ばれる、春巻を薄く大きくしたようなものを
何重にも重ね、その間にクルミやピスタチオなどのナッツ類を
挟んで焼き、焼き上がりに砂糖のシロップをかけたものです。
それはそれは、頭をズドーンとハンマーで殴られたような
衝撃的な甘さです。
その証拠にバクラヴァを上から押すと、
ジュワ~とシロップがにじみ出てくるのです。
とは言え、このバクラヴァは
作るのに大変な手間暇を要し、トルコ人にとっては、
愛すべきお菓子なのです。
ナッツをのせたユフカ。
これから、またユフカを重ねていきます。
重ね終わると、周りの余計な生地を切り落とします。
焼く前に食べやすいように、一口サイズに切り込みを入れます。
焼き上がり、シロップをかけると、このようになります。
最近では、手作りのバクラヴァを作る方も少なくなりました。
しかし今でも、お祝い事や大事なお客様が来られた時には欠かせない、
特別なお菓子なのです。