ムラートの日々の徒然

「トルコのキリム展」をしながら九州を周る毎日。展示会の情報も。

バクラヴァ

2011-08-31 22:35:48 | トルコ


今回はトルコのバクラヴァについて、紹介致します。


バクラヴァとは、トルコの伝統的なお菓子で、

ユフカと呼ばれる、春巻を薄く大きくしたようなものを

何重にも重ね、その間にクルミやピスタチオなどのナッツ類を

挟んで焼き、焼き上がりに砂糖のシロップをかけたものです。


それはそれは、頭をズドーンとハンマーで殴られたような

衝撃的な甘さです。


その証拠にバクラヴァを上から押すと、

ジュワ~とシロップがにじみ出てくるのです。


とは言え、このバクラヴァ

作るのに大変な手間暇を要し、トルコ人にとっては、

愛すべきお菓子なのです。





ナッツをのせたユフカ

これから、またユフカを重ねていきます。





重ね終わると、周りの余計な生地を切り落とします。





焼く前に食べやすいように、一口サイズに切り込みを入れます。





焼き上がり、シロップをかけると、このようになります。


最近では、手作りのバクラヴァを作る方も少なくなりました。


しかし今でも、お祝い事や大事なお客様が来られた時には欠かせない、

特別なお菓子なのです。






ラマザンの日々3

2011-08-26 01:14:46 | トルコ


大変お待たせしました。


このラマザンシリーズ。

今回はいよいよ第3弾となります。


今までのラマザンシリーズは

こちら①

こちら②


今はちょうどラマザンの真っ最中です。

私はラマザン時、トルコに在住している時は実行するのですが、

現在は日本に在住しているため、実行していません。

日本はトルコに比べて、気温が低い割に湿気が多く、

このような気候の中、

断食をしながら仕事をすると、

熱中症になる危険性があると判断し、諦めました。


トルコは気温が40度近くあっても、乾燥しているため、

過ごしやすいのです。


トルコでは、ラマザン時、

夜が明けてから日没まで断食しているので、

もちろん食事が一番の楽しみとなります。


そう、実はラマザン中の食事は

少しだけ豪華になるのです。


主婦の方も、日中は食事の支度が必要なくなるため、

日没後の夕食に全力を注げます。


ラマザン中の日没後の食事は

「イフタル」と言い、

この1ヶ月間は、親戚や友人を招いたり、招かれたりすることが多くなります。


では、ラマザン中の食事を

少しだけご紹介いたします。





まずはスープ

小麦粉・ヨーグルト・ドライパセリが入っています。






インゲン豆のトマトソース煮込み

トルコではとてもポピュラーなメニューです。






ぶどうの葉っぱを塩漬けにして、それでお米を巻いたものです

これは上にヨーグルトをかけています





最後にデザート

春巻を薄く大きくしたようなものを、何重にも重ね、その間にくるみを挟み、甘くしたミルクに浸しておいたものです

横にある緑の物体

バクラヴァというお菓子です。


バクラヴァについてはまた次回。






















義援金

2011-08-21 19:35:08 | 日記


もう2カ月以上前のことで

大変恐縮なのですが・・・


日本赤十字社を通じて、東日本大震災の義援金を送らせて頂きました。







売上金の一部を送付させて頂いたので、ほんの少しですが、

私に出来る範囲で、これからも続けていくつもりです。


売上にご協力頂いたお客様、有難うございました。