
TPP交渉、参加に前向きな発言 朝日新聞10/15
自民党の谷垣禎一総裁は15日のテレビ東京の番組で、環太平洋経済連携協定(TPP)に関して「協議しながら日本の国益にかなうかどうか判断しないといけない」と述べ、交渉に加わることに前向きな考えを示した。そのうえで、TPPそのものへの参加は「国論も収斂(しゅうれん)していない。拙速に判断してはいけない」と慎重な対応を求めた。
また、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は15日のTBSの番組で、TPP交渉を進めることに「日本が生き残っていくうえで、そういう方向性という認識だ」として、必要性を指摘した。
============
<土砂ダム>「越流の可能性」確認されず 奈良・五條
毎日新聞 10月15日(土)20時9分配信
国土交通省近畿地方整備局は15日、奈良県五條市大塔町赤谷地区の土砂ダムについて、水位計のデータからいったん「越流の可能性がある」と発表したが、その後、ヘリコプター調査で越流が確認されなかったと修正した。新たな土砂がダムの堤部分に流れ込み、頂上が高くなった可能性が考えられるという。しかし15日夜~16日早朝にも雨が予想されることから、整備局は引き続き関係自治体に警戒を呼び掛けている。
整備局は15日午後2時15分、「越流した可能性が高い」と発表した。しかし午後2時50分ごろ、上空からの目視で越流が確認されなかった。午後5時現在、下流約3キロの監視カメラでは土石流は確認されていないという。16日朝にも改めてヘリコプターで調査する予定だ。
気象庁によると、赤谷地区など土砂ダムが相次いでできた奈良・和歌山両県では15日夜~16日早朝にかけて、南部を中心に雷を伴った激しい雨が降ると予想されている。
土砂ダムの下流にある奈良県十津川村は14日午後8時43分、防災無線で村内全域に「危険を感じた時は、自主避難するなど十分注意してください」と呼び掛けた。翌朝は、警戒区域に指定されている10世帯20人全員が避難していることを確認。26世帯58人が公民館などに自主避難した。15日午後、近畿地方整備局から「越流が始まった可能性がある」と連絡を受け、消防団や各地区の総代に電話連絡をし、警戒するよう徹底した。
【酒井祥宏、高島博之】
============
<野良猫>町内に100匹超、ふん尿など被害ひどく 捕獲計画も全国から抗議殺到
毎日新聞 10月15日(土)17時59分配信
三重県亀山市みどり町に多くの野良猫がすみ着き、住民が対応に悩んでいる。連合自治会は市に相談し、捕獲して保健所に収容することにしたが、全国の愛猫家や動物愛護団体などから市や鈴鹿保健所に電話やメールで数百件の抗議が寄せられた。このため連合自治会は保健所への収容を取りやめたが、問題を解消する妙案はなく、苦慮している。【駒木智一】
市健康推進室などによると、人口約2200人の同町内には100匹以上の野良猫がおり、住民はふん尿などの被害に遭っているという。連合自治会は8月、市に相談してイノシシなどに使う捕獲器1台を借りた。捕獲計画は今月11日から来月30日までとし「野良猫を捕獲器で捕獲し保健所に収容する」とした計画案を9月に提出した。
捕獲器を持っている人に協力を呼び掛ける回覧板は9月下旬に住民に回されたが、計画がインターネットに流出。文書には住民から寄せられた「自宅の敷地内に毒餌を置くのも効果的」などの意見も掲載したことから、愛猫家らから抗議が殺到した。同室は「捕獲計画は法的に問題はなく、住民が野良猫の被害に苦しんでいる実態もある。計画を中止させることはできない」とする一方、抗議内容を連合自治会に伝え、計画の再考を促した。このため連合自治会は捕獲した野良猫を同県鈴鹿市の動物愛護団体に保護してもらうことにした。団体側は一部については里親を探すものの、大半は去勢した後、地元に戻す方針で、住民の多くは納得していないという。
連合自治会の会長は「無責任な餌付けで野良猫が繁殖し住民が困っている。市も当初は協力的で問題があるとは思っていない」と話す。同室は「これほどの騒動になると思ってはいなかった。対応がぶれたと言われても仕方がない」と釈明している。
============
現代人は噛まないため「たるみ・ドライマウス・糖尿病」の恐れも
NEWS ポストセブン 10月15日(土)7時5分配信
「そもそも、いまの人は昔の人に比べて、口のさまざまな機能が衰えているんです」
というのは、口のアンチエイジングの第一人者、鶴見大学歯学部附属病院病院長の斎藤一郎歯科医師だ。
「昔は『噛めば噛むほど味が出る』という食事が多かったものですが、現代人は、よく噛まずにのみ込める麺類などのやわらかい料理を好んで食べる傾向があります。その結果、噛む力が昔より衰えてきた。噛むことは単に食べものを細かくすることだけでなく、唾液の分泌を促したり、口のまわりの筋肉を鍛えたりする働きがあるのですが、それが充分でなくなってきているのです」
口の機能が衰えると、口の中だけでなく、体のさまざまな部分に悪影響が及ぶようになる。
まず、斎藤さんが挙げるのは、顔の老化だ。口のまわりには細かい筋肉がたくさんあるが、口を動かさないとそれらの筋力が低下し、その上にある皮膚と共に下垂してくる。その結果、ほうれい線やあごのたるみが目立つようになってくるという。
「ドライマウス」にもなりやすくなる。ドライマウスとは唾液の分泌が減り、口が乾く症状だ。薬の副作用や病気などで起こることもあるが、唾液を出す唾液腺の機能が低下することでも起こる。食べものがのみ込みにくくなるほか、会話をしにくい、口がネバネバする、口臭、舌の痛みといった症状が出る。
「しかも、抗菌作用を持つ唾液が減ることで、口の中に雑菌が繁殖しやすくなります。むし歯や歯周病にかかりやすくなるだけでなく、こうした雑菌が肺にはいると、誤嚥性肺炎を引き起こすこともあります」(斎藤さん)
斎藤さんはこれまで口にトラブルを抱えた人を大勢診ているが、多くの人は生活習慣病など、体の健康にも問題があるという。
「歯周病は、動脈硬化や糖尿病など他の病気とも関係しているという医学的な研究結果が出ています。それくらい口と全身の健康とはかかわりが深いのです」(斎藤さん)
つまり、口の健康を守ることが、全身の健康や老化を防ぐことにつながるのだ。
※女性セブン2011年10月27日号
============
自民党の谷垣禎一総裁は15日のテレビ東京の番組で、環太平洋経済連携協定(TPP)に関して「協議しながら日本の国益にかなうかどうか判断しないといけない」と述べ、交渉に加わることに前向きな考えを示した。そのうえで、TPPそのものへの参加は「国論も収斂(しゅうれん)していない。拙速に判断してはいけない」と慎重な対応を求めた。
また、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は15日のTBSの番組で、TPP交渉を進めることに「日本が生き残っていくうえで、そういう方向性という認識だ」として、必要性を指摘した。
============
<土砂ダム>「越流の可能性」確認されず 奈良・五條
毎日新聞 10月15日(土)20時9分配信
国土交通省近畿地方整備局は15日、奈良県五條市大塔町赤谷地区の土砂ダムについて、水位計のデータからいったん「越流の可能性がある」と発表したが、その後、ヘリコプター調査で越流が確認されなかったと修正した。新たな土砂がダムの堤部分に流れ込み、頂上が高くなった可能性が考えられるという。しかし15日夜~16日早朝にも雨が予想されることから、整備局は引き続き関係自治体に警戒を呼び掛けている。
整備局は15日午後2時15分、「越流した可能性が高い」と発表した。しかし午後2時50分ごろ、上空からの目視で越流が確認されなかった。午後5時現在、下流約3キロの監視カメラでは土石流は確認されていないという。16日朝にも改めてヘリコプターで調査する予定だ。
気象庁によると、赤谷地区など土砂ダムが相次いでできた奈良・和歌山両県では15日夜~16日早朝にかけて、南部を中心に雷を伴った激しい雨が降ると予想されている。
土砂ダムの下流にある奈良県十津川村は14日午後8時43分、防災無線で村内全域に「危険を感じた時は、自主避難するなど十分注意してください」と呼び掛けた。翌朝は、警戒区域に指定されている10世帯20人全員が避難していることを確認。26世帯58人が公民館などに自主避難した。15日午後、近畿地方整備局から「越流が始まった可能性がある」と連絡を受け、消防団や各地区の総代に電話連絡をし、警戒するよう徹底した。
【酒井祥宏、高島博之】
============
<野良猫>町内に100匹超、ふん尿など被害ひどく 捕獲計画も全国から抗議殺到
毎日新聞 10月15日(土)17時59分配信
三重県亀山市みどり町に多くの野良猫がすみ着き、住民が対応に悩んでいる。連合自治会は市に相談し、捕獲して保健所に収容することにしたが、全国の愛猫家や動物愛護団体などから市や鈴鹿保健所に電話やメールで数百件の抗議が寄せられた。このため連合自治会は保健所への収容を取りやめたが、問題を解消する妙案はなく、苦慮している。【駒木智一】
市健康推進室などによると、人口約2200人の同町内には100匹以上の野良猫がおり、住民はふん尿などの被害に遭っているという。連合自治会は8月、市に相談してイノシシなどに使う捕獲器1台を借りた。捕獲計画は今月11日から来月30日までとし「野良猫を捕獲器で捕獲し保健所に収容する」とした計画案を9月に提出した。
捕獲器を持っている人に協力を呼び掛ける回覧板は9月下旬に住民に回されたが、計画がインターネットに流出。文書には住民から寄せられた「自宅の敷地内に毒餌を置くのも効果的」などの意見も掲載したことから、愛猫家らから抗議が殺到した。同室は「捕獲計画は法的に問題はなく、住民が野良猫の被害に苦しんでいる実態もある。計画を中止させることはできない」とする一方、抗議内容を連合自治会に伝え、計画の再考を促した。このため連合自治会は捕獲した野良猫を同県鈴鹿市の動物愛護団体に保護してもらうことにした。団体側は一部については里親を探すものの、大半は去勢した後、地元に戻す方針で、住民の多くは納得していないという。
連合自治会の会長は「無責任な餌付けで野良猫が繁殖し住民が困っている。市も当初は協力的で問題があるとは思っていない」と話す。同室は「これほどの騒動になると思ってはいなかった。対応がぶれたと言われても仕方がない」と釈明している。
============
現代人は噛まないため「たるみ・ドライマウス・糖尿病」の恐れも
NEWS ポストセブン 10月15日(土)7時5分配信
「そもそも、いまの人は昔の人に比べて、口のさまざまな機能が衰えているんです」
というのは、口のアンチエイジングの第一人者、鶴見大学歯学部附属病院病院長の斎藤一郎歯科医師だ。
「昔は『噛めば噛むほど味が出る』という食事が多かったものですが、現代人は、よく噛まずにのみ込める麺類などのやわらかい料理を好んで食べる傾向があります。その結果、噛む力が昔より衰えてきた。噛むことは単に食べものを細かくすることだけでなく、唾液の分泌を促したり、口のまわりの筋肉を鍛えたりする働きがあるのですが、それが充分でなくなってきているのです」
口の機能が衰えると、口の中だけでなく、体のさまざまな部分に悪影響が及ぶようになる。
まず、斎藤さんが挙げるのは、顔の老化だ。口のまわりには細かい筋肉がたくさんあるが、口を動かさないとそれらの筋力が低下し、その上にある皮膚と共に下垂してくる。その結果、ほうれい線やあごのたるみが目立つようになってくるという。
「ドライマウス」にもなりやすくなる。ドライマウスとは唾液の分泌が減り、口が乾く症状だ。薬の副作用や病気などで起こることもあるが、唾液を出す唾液腺の機能が低下することでも起こる。食べものがのみ込みにくくなるほか、会話をしにくい、口がネバネバする、口臭、舌の痛みといった症状が出る。
「しかも、抗菌作用を持つ唾液が減ることで、口の中に雑菌が繁殖しやすくなります。むし歯や歯周病にかかりやすくなるだけでなく、こうした雑菌が肺にはいると、誤嚥性肺炎を引き起こすこともあります」(斎藤さん)
斎藤さんはこれまで口にトラブルを抱えた人を大勢診ているが、多くの人は生活習慣病など、体の健康にも問題があるという。
「歯周病は、動脈硬化や糖尿病など他の病気とも関係しているという医学的な研究結果が出ています。それくらい口と全身の健康とはかかわりが深いのです」(斎藤さん)
つまり、口の健康を守ることが、全身の健康や老化を防ぐことにつながるのだ。
※女性セブン2011年10月27日号
============
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます