スマイリー渡辺 ぶろぐ(すまいる a )

私の音楽活動と趣味生活を皆さんと分け合って楽しみたい!(出来事も!!!)

再会(空の上の両親へ)第二話

2006年02月25日 20時13分44秒 | Weblog
 母の看病が良かったのか?父の生命力が強かったのか?その後順調に父は回復していきました。そんな中、大学病院では、
「当院での治療はこれ以上必要ないので、長期療養型病院への転院をしてほしいのですが・・・」
と、言ってきたのです。父の病気は治る病気ではないのです。年齢のせいもあって進行が遅いだけであって、けして治る病気ではなかった。私たちは、ただ父の死に場所を移されただけとしか思えなかった。
 数日後私たちは、転院することになりました。確か五月の連休の頃だったと記憶しています。民間救急車での移動です。
その時叔父達が遥々面会を兼ねて手伝いに来てくれました。民族大移動ってかんじでした。一時間ほどして療養病院に到着し、転院届けをすませ、病室に入りました。
「まあ、とりあえず落ち着いてジックリ治療することにして、少しでも良くなるように頑張ろう。」
そう言って母は、看病の準備を始めたのです。ところが、
「すみません、お母さん。当病院は完全看護ですので、付き添いはできませんので、皆さんと一緒にご自宅へお帰りください。」と、看護士さんの一言が。
その時の母のガッカリした顔は誰の目にもハッキリわかりました。この時から、父と母の離ればなれの生活が始まりました。
「毎週土曜か日曜面会に来れば会えるじゃん。」
「みんなで来よう。」
そう言って私達は、母を車に乗せて自宅へと帰りました。
 その頃から少しずつ母の体調に異変がおきていたのでしょう。私たちはまだ誰も気付いていませんでした。



再会(空の上の両親へ)

2006年02月23日 23時37分49秒 | Weblog
再会(空の上の両親へ)

二人は再び会う事出来ましたか? あなたを待っててくれましたか?
二人で空を飛んでる夢見ました。 とても素敵な笑顔でした
もう辛くないでしょう。 みんなのいる場所
導いてください あなたに会いにいきました

あなたの所へ辿り着きましたか あなたの所へ飛んで行きました
身も心もすべて軽くなれたでしょう わがままなんて言ってないでしょうね
いつか僕らも行きます 灯りを灯してください
迷わずあなたのところへ 笑顔で辿り着けるように

天高く舞い上がって見守ってください 生きてく楽しさ探し続けるから
そして二人のように素敵な人に 笑顔忘れない素敵な人に
今は何もいらない もう一度会いたい 
子供の頃のように もう一度甘えたい

幸せでしたか? 辛くなかったですか?
何も言わない 氷の手

2006.02.23 オリジナル曲より