✿ ヒナギク (雛 菊)
キク科、 ヒナギク属、 別名:デージー、チョウメイギク、 開花期:3月~5月、
ヨーロッパ原産で本来は多年草ですが、日本の暑い夏を越す事ができず、秋蒔きの一年草として扱われています。
開花時は春で、舌状花が平咲きと管弁咲きの二種類があります。
葉は根生葉(ロゼット)で草丈は10cm~20cm、花弁の長さは5cm程。
✿ シャクヤク (芍 薬)
ボタン科、 ボタン属、 開花期:5月~6月、
シベリア、中国、モンゴルが原産で日本では古くから薬用、鑑賞用に栽培されています。
花の形は「一重咲き」「八重咲き」「翁咲き」があり、日本のシャクヤクは一重咲きが中心です。
ボタンとシャクヤクはよく似た花でボタンが樹木でシャクヤクは草本、茎頂に1個の花を咲かせます。
英語名は両方とも「peony」で英語圏の国では区別されていません。
違いが分かりやすいのは葉の形で、
シャクヤクは葉に艶があり、葉の先にギザギザはなく丸味を帯びています。
ボタンは葉に艶がなく、葉の先はギザギザになっています。
✿ イヌホオズキ (犬酸漿)
ナス科、 ナス属、 別名:バカナス、 開花期:6月~10月、
畑や道端、民家の庭先などに生息し雑草として扱われています。
茎が暗紫色をして上向きに曲がった細かい毛があります。(無毛の場合もある)
茎途中から花柄を出し、その先端に4~8個の花を咲かせ、ナス状の花弁に雄蕊が突き出ています。
名前はホオズキやナスに似ているが役に立たない事から名付けられたそうです。
撮影地:江戸川区南葛西