先周(11月15日)に幕を閉じた新宿御苑の菊花壇展。
今年も見事な花姿を見る事ができました ・・・
私なりに整理をして紹介したいと思います。
新宿門の入口に展示してある大作り花壇、花数は196輪です。
会場の日本庭園に入って行くと最初に懸崖作り花壇があります。
野菊が断崖の岩間から垂れ下がって咲く姿を模して仕立てる技法。
池を渡って行くと伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊花壇があります。
伊勢菊は三重県松阪で発達した菊、縮れた花びらが垂れ下がって咲きます。
丁子菊は花の中心が盛り上がって咲く菊で、アネモネ咲きとも呼ばれます。
嵯峨菊は京都・嵯峨野で発達した菊で、花びらが真っ直ぐに立ち上がります。
次の大作り花壇は、新宿御苑独自の様式だそうで1株から数百輪の花を
半円形に整然と仕立てて咲かせる技法だそうです。
左から花数500輪。
中央は花数548輪
右は花数500輪