科名:ツツジ科、 別名:アシビ、アセボ、 開花期:3月~4月上旬、 分類:常緑性低木、 アセビの名前がついた訳は、よく書いてあり殆どの方が知っていますが、多くの草食哺乳類は食べるのを避けて残すため、草食動物の多い地域ではこの木が目立って多く、そのためアセビが多い地域は草食獣による食害が多いそうです。 枝先から多数の花弁が垂れ下がるように咲き、花の大きさは6~8mm程で口の処が5つに浅く裂けます。 自生する花色は白が基本ですが、稀に薄紅色があり園芸用としては人気が高いです。 また花びらの付け根にある萼の色は個体によって薄紅色になったり黄緑色になったりします。 面白いのは実のつき方、直径5mm程で、花弁と同じくぶら下がったように思えますが、熟すと上向きに開き(くす玉の逆) 中から種子がこぼれ落ちます。
撮影:南葛西・フラワーガーデン付近