悴む手に、白い息を、吹きかけながら…
澄みきった、青空の下を、歩いた。
樹木の枝に、葉に、氷の結晶のように残る… 雪の欠片たち。
足元には、その姿さえ、僅かな雪に覆われて…
見えなくなってしまった、落ち葉たち。
冷たくなった… コンクリートの上で、
静かに、濡れそぼる、落ち葉たちを見るたびに…
負けないでっ!と
大きな、大きな、声で、伝えたくなる。
遠くに見える… 微かな、朝陽を見つめながら、
祈るような気持ちで、
医療従事者の方々を始め、コロナ禍で頑張っている…
沢山の人々に、ありったけの力を込めて、エールを贈ります。
あなたたちを優先に、物事を考えられる、
私たちで、ありたい。