荒く… 浅い… 呼吸を、整えて、
焦る心を、意識的に、身体の奥に、鎮めよう。
今は、踊らされて、争う時期ではない。
立ち止まり、ペースを落とす事で、新たな段階の扉が開かれる。
満月は、恐怖を手放し、永遠のように感じていた… 漆黒の中から、
無垢な白と、紅い情熱を、併せ持つ…
花桃を見つけ出す、旅の途中に、在るもの。
終わりでも、始まりでも… ない。
この… 生きた身体に、魂を鎮めて、
一瞬、一瞬、を 重ねて作る、この現実を知り、
一歩、一歩、を 確実に進め、この旅を続ける。
辿り着いた、目的の場所には、
長旅で、渇いた喉を、心地よく潤してくれる果実が、
きっと、豊かに、実っていることでしょう。
喜びは、祝福とともに、
困難な道にも、寄り添っています。