雨あがりの夜すべてが眠る 静寂の時の中ひとり 霞みがかった 月を見上げた月の雫に満たされた 冷たい空気を吸い込むとここにあるのは わたしだけの世界今いちど どうか 見つめてほしい露に滲んだ 瞳に映る柔らかな光に 語りかける