バイトから帰ってきました。たまには真面目なお話をしたいと思います。いつもの読者さん向けの内容でなくてすみません。1人でも検索か何かで引っかかってきた人に向けて書きたいと思います。
バイト先などで最近よく話題になるのが就職活動の話。近年の厳しさについては今更語るまでもないでしょう。その様子を見た次の世代、大学3年生たちが「就職活動のために何を今からすればいいですか?」と次々に聞いてきます。さきほどまで深夜バイト明けに相談に乗っていたので記事にしようかなと思いました。
とまぁ前置きはここまでにしておいて、ぶっちゃけ夏休みの間やっておきたいことを大事な順に…
①お金を貯めよう!
身も蓋もないですがこれは本当に1番。目標30万は就職活動のためだけの資金に貯めておいた方がいいと思います。親の援助が期待できるならばいいですが、そうでない学生、特に一人暮らしの人は気合いを入れて稼ぐか節約しておかないと生命線が途絶えます。
実際いくらかかるか自分の実例を挙げて言うと…
初期投資(かなり安くあげた方です)
スーツ1万円(最安だが毛玉できやすかった。普通2~3万)
+カバン5,000
+靴5,000
+ネクタイや替えのシャツなど1万
計 約3万~
消耗品
履歴書5枚300円*10以上(書き損じるので)
写真 確か1,2万円以上(焼き増し込チェーン写真店。学校などなら計5,000程度)
この辺で普通5~10万ほど使うと思います。
食事代
1食500円としても1日2社や遠出なら2食かかり、ビジネス街では安い店が見つかりにくかったりもします(逆に路上販売の格安弁当も見つかりますが)。持参するにしても食べる場所がなかなか見つかりません。それからお茶代。書き忘れの履歴書を直したり、他の学生と情報交換したり、就職活動の疲れを一時とったりと、下手すると食事より高く付きますがこれらは必要経費です。
交通費
普通、最終面接やその直前の面接でもない限り交通費は出ません。都会の学生でも定期なしだと1日1000円前後、地方の学生なら万単位で掛かります。食事代などと合わせて都会でも1日2000円、隣の県などに遠出なら5,000円は見た方がいいでしょう。忙しくなる11月~4月は頑張って行くと思うと月3万ぐらいは軽く飛んでいくので3万×6カ月の18万。これに上の準備代を合わせると大体30万。30万円貯めようというのはこういうことです。地方学生やバイトを減らす予定の一人暮らしはもっと必要になってきます。
今、お金を貯めろというのは後で必要になる「時間と機会を買う」ということだと思います。頑張って貯めて下さい。
②経験を作ろう!
これに関しては何でもいいです。部活をバリバリやったり、趣味に没頭したり、イベントを企画したり、今しかできない「やりたい」経験を積むのが大事だと思います。
自分の場合は2週間ほど山奥の研究所に飛ばされ助手として働かされ、しかも自腹な勉強オンリーの生活のあと、帰り道は北の大地を・計画なし・宿なし・装備なしの人情に頼った流浪の旅をしていました。僻地で勝手に拾ってもらうヒッチハイクとか気のいいおじさんにご飯をおごってもらったりだとかそんなです。
自分の人柄や興味、周りの反応、経験を伝えられる「具体的なエピソード」を得る最終チャンスが夏休みだと思います。自分の言葉で語るには何かに深く突っ込んで取り組むことが大事だと面接を重ねるたびに思いました。
自分の言葉で語るというのはどういうことかというと
上の旅の場合で例をあげると、まず何事にも動機があるはずで、
「動機として知らない土地を見てみたい、だれも自分を知らない土地で生きていけるか試してみたいということを思いました。実際には道を聞いたりする積極性や一見無計画な旅だからこそ必要になるその場での判断力、寝れる場所を新しい街に着いたらまず探したりなどの計画性、屋台で炉端焼きをおごってもらう代わりに楽しい会話を提供する話術など生きる術をフルに使った旅でした。得られたものとして、人見知りを克服するきっかけになり知らない人にでも終始笑顔を向けられるようになりました。また今までの生活でもどれだけの人に頼っていたかを見直す機会になりました。」
・・・などこれはあくまで一例ですが(実際に使用したのは助手の話の方なので今、エントリーシートの下書きだと思って考えました)、無計画な旅をした人なんてごまんといるはずです。肝心なのは、他人と似たようなようなことしていたとしてもそれは自分だけの経験なので、動機も違えば実際の細かなエピソードも違うし、得られたものも違う→自分にしかできない話を聞いて自分のことをより深くわかってもらうのがまず就職活動での関門だと思います。
~性とかマニュアル本にあるような臭いテクニックもワザと使っていますが、そのうち話の展開の仕方もわかってくると思います。マニュアル本はいい例ですが、あくまで例なのでフレーズをパクルなどの小手先のテクよりも自分だけにしかできない話を磨く方がをする方がずっといいです。実際に本を読んだ後で何人かのを聞けばわかると思います。
インターンに関しては暇なら行って損はないけれど、他に部活でも趣味でも無謀な旅でもやりたいことをやってみればいいと思います。ただ参加しておけば次回から人事さんに話しかけやすくなったり(もしかしたらやる気のある奴とお覚えてもらえたり)、就職活動のエンジンが温まりやすかったり、やる気のある就職活動仲間ができるなどのメリットはあると思います。
とりあえず夏休みにやることは
①お金を貯める!
②経験を作る!
です。
(気に障る人もいるかもでしょうが)これでも一応今年3つは内定をつかむことのできた人間なのでそう間違ったことをいっているつもりはありません。この2つはやっておいて下さい!
追記:後日アクセス解析で確認すると結構な数の人がこのページを見ているようで、おそらく常連さんたちとは違う層みたいです。普段はゲームとかの内容が多いですが、真面目な就職活動系のアドバイスとか書いてほしいとかコメントやWEB拍手の方から送っていただければいくらでも書きますので遠慮なくどうぞ。
バイト先などで最近よく話題になるのが就職活動の話。近年の厳しさについては今更語るまでもないでしょう。その様子を見た次の世代、大学3年生たちが「就職活動のために何を今からすればいいですか?」と次々に聞いてきます。さきほどまで深夜バイト明けに相談に乗っていたので記事にしようかなと思いました。
とまぁ前置きはここまでにしておいて、ぶっちゃけ夏休みの間やっておきたいことを大事な順に…
①お金を貯めよう!
身も蓋もないですがこれは本当に1番。目標30万は就職活動のためだけの資金に貯めておいた方がいいと思います。親の援助が期待できるならばいいですが、そうでない学生、特に一人暮らしの人は気合いを入れて稼ぐか節約しておかないと生命線が途絶えます。
実際いくらかかるか自分の実例を挙げて言うと…
初期投資(かなり安くあげた方です)
スーツ1万円(最安だが毛玉できやすかった。普通2~3万)
+カバン5,000
+靴5,000
+ネクタイや替えのシャツなど1万
計 約3万~
消耗品
履歴書5枚300円*10以上(書き損じるので)
写真 確か1,2万円以上(焼き増し込チェーン写真店。学校などなら計5,000程度)
この辺で普通5~10万ほど使うと思います。
食事代
1食500円としても1日2社や遠出なら2食かかり、ビジネス街では安い店が見つかりにくかったりもします(逆に路上販売の格安弁当も見つかりますが)。持参するにしても食べる場所がなかなか見つかりません。それからお茶代。書き忘れの履歴書を直したり、他の学生と情報交換したり、就職活動の疲れを一時とったりと、下手すると食事より高く付きますがこれらは必要経費です。
交通費
普通、最終面接やその直前の面接でもない限り交通費は出ません。都会の学生でも定期なしだと1日1000円前後、地方の学生なら万単位で掛かります。食事代などと合わせて都会でも1日2000円、隣の県などに遠出なら5,000円は見た方がいいでしょう。忙しくなる11月~4月は頑張って行くと思うと月3万ぐらいは軽く飛んでいくので3万×6カ月の18万。これに上の準備代を合わせると大体30万。30万円貯めようというのはこういうことです。地方学生やバイトを減らす予定の一人暮らしはもっと必要になってきます。
今、お金を貯めろというのは後で必要になる「時間と機会を買う」ということだと思います。頑張って貯めて下さい。
②経験を作ろう!
これに関しては何でもいいです。部活をバリバリやったり、趣味に没頭したり、イベントを企画したり、今しかできない「やりたい」経験を積むのが大事だと思います。
自分の場合は2週間ほど山奥の研究所に飛ばされ助手として働かされ、しかも自腹な勉強オンリーの生活のあと、帰り道は北の大地を・計画なし・宿なし・装備なしの人情に頼った流浪の旅をしていました。僻地で勝手に拾ってもらうヒッチハイクとか気のいいおじさんにご飯をおごってもらったりだとかそんなです。
自分の人柄や興味、周りの反応、経験を伝えられる「具体的なエピソード」を得る最終チャンスが夏休みだと思います。自分の言葉で語るには何かに深く突っ込んで取り組むことが大事だと面接を重ねるたびに思いました。
自分の言葉で語るというのはどういうことかというと
上の旅の場合で例をあげると、まず何事にも動機があるはずで、
「動機として知らない土地を見てみたい、だれも自分を知らない土地で生きていけるか試してみたいということを思いました。実際には道を聞いたりする積極性や一見無計画な旅だからこそ必要になるその場での判断力、寝れる場所を新しい街に着いたらまず探したりなどの計画性、屋台で炉端焼きをおごってもらう代わりに楽しい会話を提供する話術など生きる術をフルに使った旅でした。得られたものとして、人見知りを克服するきっかけになり知らない人にでも終始笑顔を向けられるようになりました。また今までの生活でもどれだけの人に頼っていたかを見直す機会になりました。」
・・・などこれはあくまで一例ですが(実際に使用したのは助手の話の方なので今、エントリーシートの下書きだと思って考えました)、無計画な旅をした人なんてごまんといるはずです。肝心なのは、他人と似たようなようなことしていたとしてもそれは自分だけの経験なので、動機も違えば実際の細かなエピソードも違うし、得られたものも違う→自分にしかできない話を聞いて自分のことをより深くわかってもらうのがまず就職活動での関門だと思います。
~性とかマニュアル本にあるような臭いテクニックもワザと使っていますが、そのうち話の展開の仕方もわかってくると思います。マニュアル本はいい例ですが、あくまで例なのでフレーズをパクルなどの小手先のテクよりも自分だけにしかできない話を磨く方がをする方がずっといいです。実際に本を読んだ後で何人かのを聞けばわかると思います。
インターンに関しては暇なら行って損はないけれど、他に部活でも趣味でも無謀な旅でもやりたいことをやってみればいいと思います。ただ参加しておけば次回から人事さんに話しかけやすくなったり(もしかしたらやる気のある奴とお覚えてもらえたり)、就職活動のエンジンが温まりやすかったり、やる気のある就職活動仲間ができるなどのメリットはあると思います。
とりあえず夏休みにやることは
①お金を貯める!
②経験を作る!
です。
(気に障る人もいるかもでしょうが)これでも一応今年3つは内定をつかむことのできた人間なのでそう間違ったことをいっているつもりはありません。この2つはやっておいて下さい!
追記:後日アクセス解析で確認すると結構な数の人がこのページを見ているようで、おそらく常連さんたちとは違う層みたいです。普段はゲームとかの内容が多いですが、真面目な就職活動系のアドバイスとか書いてほしいとかコメントやWEB拍手の方から送っていただければいくらでも書きますので遠慮なくどうぞ。