事務局長通信

社会福祉事業のあり方セミナー in 関西

本日(11月26日)開催された「社会福祉事業のあり方セミナー in 関西」は、事前申し込み・当日参加者あわせて150名の参加で行われました。

朝から夕方まで頭の中がフル回転、終了した時はふくれあがって大変でした。一つひとつの講義をしっかり振り返ることが、とても大切だなと今、感じています。このセミナーの成功を今後の連携や運動にどうつなげるか、みなさんと話し合っていきたいと思います。

①「『改正』社会福祉法の狙いと問題点」
峰島 厚氏(日本障害者センター 理事長)
今後に大事な3つの連携
・権利としての福祉を公的責任を拡充しつつ守る
・「多様な複雑なニーズ」に応える総合的包括的取り組み
・利用者と住民の願いが込められた事業理念と経営を守る

②「本来の社会保障・社会福祉について改めて考える」
濱岡 政好氏(佛教大学 名誉教授)
・「本来の」という問いかけの意味とは、「社会保障・社会福祉」を原理的・歴史的に理解すること、「社会」とは何か、今日的意味は何か
・社会保障制度審議会50年勧告(生活保障の責任は国家にある)の意味。95年勧告は25条の解釈改憲
・本来の公共性を取り戻すために、一人ひとりが歴史的に果たしてきた役割に確信をもつ

③「社会福祉法人制度の改革<Kバナンスを中心に=v
松原 由美氏(早稲田大学 人間科学学術院 准教授)
・ガバナンスの重要性、非営利組織に相応しい経営を行っているか
・非営利組織の利益とは何か
・情報開示、監査制度に求められるもの

④「『改正』社会福祉法の損害賠償責任とは何か~私たちが備えておくべきこと~」
遠地 靖志氏(南大阪法律事務所 弁護士)
・役員等、評議員の社福・第三者に対する責任、任務懈怠
・法令遵守、適正運営の必要性
・損害賠償責任は相続する

⑤「介護保険改革と社会福祉事業の変容」
伊藤 周平氏(鹿児島大学 法文教育学域司法政策学系 司法政策研究科 教授)
・問題の所在、現政権のもとで進められる社会保障削減と軍拡
・介護保険改革の動向
・当面の課題、将来的な方向。


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