花・鳥・風・月

日々の移ろいを思いつくまま・・・・徒然に

新薬師寺から白毫寺へ

2009-05-03 | お出かけ
『新薬師寺』
「新」とは新しいという意味ではなく、霊験あらたかなの「あらたかな」という
意味のあらたかな薬師寺ということだそうです。

薬師如来と日光、月光の菩薩様と「十二神将立像」が有名なお寺です。
伐折羅(バサラ)大将が特に知られていますね。



『キクモモ』
可愛らしいお花が盛りは過ぎていたが優しく迎えてくれました。



新薬師寺を出ると日没が少し遅くなっていたので『白毫寺』に行ってみる事にした。

白毫寺は花の寺「五色椿」
新薬師寺を出ると「白毫寺」まで900m・徒歩15分の標識があった・・・

奈良の三名椿のひとつ「五色椿」のお寺として
たくさんの方がそのめずらしい花の姿を見に訪れています。
今年は沢山の種類の椿に遇いましたが、此方の椿には今まで縁がなかったのか、
見たことがありません。
ただ椿の季節には少し時期が遅すぎましたが・・・。

なぜか懐かしいような気がする山の麓にある里。
新薬師寺からの細い道には、白い高壁の大和棟の家並みが
集中して立ち並んでいました。
お地蔵様や井戸までも・・・


やっとたどり着いた山門の先にはさらに石段が続きます。


古びた石畳の階段を一歩一歩登って行き、山門をくぐると白毫寺の境内です。


左手の案内の人が暫く言葉が出ませんね・・と言っていただくほど
一気に登りました。
高円山の山麓にあり奈良市内を見渡す景色が良い所にありました。

万葉歌人でもある志貴皇子の山荘跡をお寺にしたのが
白毫寺のはじまりといわれています。



宝蔵では阿弥陀如来坐像や閻魔王坐像等の仏像が公開されていてます。
優しく穏やかな阿弥陀如来のお顔を見たら、
急な石段を登ってきた甲斐がありました。

秋に萩が美しいようですのでその頃にもう一度訪れてみたいと思います。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
穏やかな休日 (野麦)
2009-05-08 06:47:51
仕事に追われている毎日、たまにはこんなところで心の洗濯も必要かもね!
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飛鳥路 (花追い人)
2009-05-08 21:35:26
野麦様
この辺りまでくると、本当に長閑で、
和みますよ。
もう少し歴史に詳しかったら、もっと楽しめたかも・・・。
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