ハイエースのベッドは,7年前にハイエースを購入した直後に自作。
毎年,車中泊の季節(秋の終わりごろ)になると組み立てて,暑くなって車中泊ができなくなると分解。
もう冬になり,いつもより遅くなったけど,ベッドの組み立てを実施。
■■■ 自作ベッドの概要 ■■■
● 骨組みはイレクターパイプ
ベッドの骨組みは「イレクターパイプ」を使用。
近所のホームセンターで
- イレクターパイプ
- 各種ジョイント
- アジャスター
- 専用の切断工具
を買ってきて加工。
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● リヤシートがフラットになるように金具を加工
リヤシートの背もたれがフラットになるように(完全に前に倒れるように)シートの付け根の金具を加工。
加工方法は,みんカラなどを参照。金具の「猫の耳」みたいな部分を,モンキーレンチで挟んで,こじってちぎり取るだけなので,そんなに難しくはない。
ワゴンGL のリヤシートは,最後列以外はフラットにならない仕様。
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● リヤシートの取っ手を外す
ハイエース ワゴンには,リヤシートの背もたれの裏側に,バスのシートについているような取っ手(持つところ)がある。シートをフラットにした時に,この取っ手があるとベッドの位置が若干高くなり,居住性が悪くなるので,この取っ手を外す。
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● ベッド用の板
45センチ × 160センチ,厚さ1.2センチ のコンパネ。これを4枚。
つまり,ベッドのサイズは 前後180×左右160センチ。
湿気(水分)を吸って板が変形するといけないので,ニスを塗布。
骨組みと接触する部分にゴム板をはる。走行中のガタガタ音を防止。
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● ベッドを半分にすることも可能
ベッドの前半分を外して,2人分のシートを復活させる事も可能。
車中泊で帰省し,帰省先でベッドを全部分解せずに2人分のシートを復活させる事を想定。
■■■ ベッドの組み立て ■■■
後部2列のシートを倒して,イレクターパイプの骨組みを組み立て。
骨組みの足の下には,板を敷く。
夏は暑くて車中泊ができず,夏はベッドを分解するので,ジョイントは接着せず。
スライドドア側はこんな感じ。
写真左側の窓側のシートの背もたれで,骨組みを押さえる。
ベッド骨組みの組み立て図。車体の上側(空)から見た図。
この図の上側が,車体の前方。
つっぱるような感じで固定。
(ただし,つっぱりが強すぎて,車体側のプラスチックパネルの一部にヒビ発生・・・)
板を横長の向きに4枚並べて敷く。
新聞紙を並べる。
板同士が擦れるとニスの粉が発生するので,この粉が布団につくのを新聞紙で防止。
敷布団を2枚並べる。
近所のイオンで買ったスティッチ(ディズニーキャラクター)柄の敷布団。
シーツを敷く。
ひもでベッドの足を固定するのを忘れてた・・・。左右両方。
このベッドに,大人2人 & 子供 1人が車中泊。
以上。
■2023年1月1日 追記
ベッドを全部分解せずに,前半分だけを外して2人分のシートを復活させた状態。
以上。