名古屋市立大学の研究不正疑惑

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時事通信:捏造画像で論文投稿=准教授を解雇-名古屋市大

2012年03月27日 | 報道リスト

捏造画像で論文投稿=准教授を解雇-名古屋市大

 

 名古屋市立大は19日、捏造(ねつぞう)した実験画像を使った論文を科学雑誌に投稿したとして、同大大学院医学研究科の原田直明准教授(44)を解雇、岡嶋研二教授(58)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。
 2人は基礎研究を実用化につなげる「展開医科学」分野で、老化や生活習慣病の予防などを共同研究していた。同大の調査委員会に対し、原田准教授は「学会発表の練習用データを誤って投稿してしまった」などと説明、岡嶋教授は「知らなかった」と関与を否定しているという。
 同大によると、不正が判明したのは2人が熊本大に勤務していた時期を含む1997~2011年発表の論文19本。過去の動物実験などで得た顕微鏡画像などを加工・流用し、論文の趣旨に沿う形で使用していた。
 調査委は、うち8本について原田准教授が作成に深く関わったと認定。岡嶋教授の直接的な関与は確認できなかったが、19論文の責任著者だったとして処分した。(2012/03/19-21:26)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201203/2012031900866


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