ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

山本宗補写真展「老いの風景・Part2」

2009年03月08日 00時53分12秒 | その他いろいろ(原発)
みなさま
お世話になっています。
山本宗補です。
3月5日に始まった写真展の再度のお知らせです。
このメールはBCCにて送信しています。
重複ご容赦ください。転載転送は歓迎です。

以下の要領で3月17日まで写真展を開催中です。
展示枚数65点。会場はさいたま市浦和ですが、お出かけいただければ幸いです。
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「老いの風景・Part1」と題した写真展を「楽風(らふ)」で開催して4年。
その後は長野県内各地や、神戸、沖縄、東京都内などを巡回し、
写真集「また、あした 日本列島老いの風景」を刊行できた(2006年)。
おかげさまでNHKラジオ深夜便、TBS筑紫哲也NEWS23などで大きく紹介されました。
写真展の感想や、過去の戦争を美化し現代の戦争に加担する社会の風潮などから、
お年寄りの戦争体験聞き取りの重みに気づくきっかけともなりました。
今回は、「老いの風景」に新作を加え、取材中の「戦争の記憶」シリーズを合わせて展示します。
お年寄りは、先の見えない時代に、大切なものは何かを見失い、彷徨う私たちの
「道標」だということを伝えたいと思っています。展示枚数65点。
会場風景は以下をクリックしてください。
3月7日  「楽風」写真展がはじまりました

山本宗補写真展「老いの風景・Part2」:

会期:3月5日(木)~17日(火)。10am~7pm。11日(水)休。最終日は午後5時まで。
会場:ギャラリー楽風(らふ)。tel/fax:048-825-3910。JR浦和駅から歩7分。
   築100年の納屋を改造した和風喫茶「楽風」2F。   
   住所:さいたま市浦和区岸町4-25-12。
内容:モノクロ写真全紙・全倍約65点展示。
   4年前に「老いの風景・Part1」をスタートした会場で、Part2として
   「戦争の記憶」シリーズの新作を加えた写真展を開始します。元日本兵だけに限らない、
   さまざまな戦争体験者の記憶を聞き取り、伝えようと試みます。写真集プロジェクトとして
   取り組んでいます。
   フィリピン戦での住民虐殺によるB級戦犯、インパール作戦、日中戦争の捕虜刺殺、
   シベリア抑留、満蒙開拓団、中国残留婦人、沖縄戦、戦争マラリア、東京大空襲、名古屋大空襲、
   軍需工場での毒ガス兵器製造、日赤従軍看護婦、シンガポール華僑虐殺の生き残り、
   ミッドウェー海戦、輸送船の3度の沈没、人間魚雷「回天」生き残りなど28人。

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山本宗補(やまもとむねすけ)
ホームページ:標高888mからの浅間山ろく通信
http://homepage2.nifty.com/munesuke/
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1953年、長野県生まれ。アジアを主なフィールドとする
フォトジャーナリスト。近刊に共著「見えないアジアを歩く」(三一書房、2008年)、
写真集「また、あした 日本列島老いの風景」(アートン新社、2006年)、
共著「フォトジャーナリスト 13人の眼」(集英社新書、2005年)、
写真集「フィリピン 最底辺を生きる」(岩波書店、2003年)などがある。
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員

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