新緑というか、緑陰で暗くなっている市役所バス停。思えば大胆なことをはじめてしまったけれど、誰もなんにも言えない。今までになかったこと、前代未聞のことをやってる。米軍基地については国の専管事項だという。日米政府で決めたことは市が何を言ってもだめだということか。ちがうと思う。町があり、人が暮らし、社会の秩序が生まれ政治が必要になる。自分たちの町のことは自分たちで決めるのが地方自治でしょ。基地はいらない、全面返還しろと市をあげて言ってるわけで、この意思表示を無視するならいったい政府とはなんなのか。アメリカのいいなりになる人だけがやってる政治では、市民にとっていいことはなにもない。それにしても、朝の雨は上がり、美しい日本の5月、わたしは妙に感傷的になった。