ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

日米同盟の進化とは

2006年07月22日 00時02分32秒 | 政治・選挙・憲法・平和
週刊金曜日7月21日号
軍事アナリスト、小川和久さんにインタビューしている記事なんだけど、イマイチわかりにくい。見出しは、

北朝鮮ミサイル発射実験「敵基地攻撃論」の幼児性
過去13年間で3回目。「北」のミサイルは軍事的ではなく「政治的な発射」だという。それに対し、即座に発動された日本の経済制裁措置。さらには、「敵基地攻撃論」まで飛び出す。幼児性丸出しの議論に軍事アナリストが警鐘を鳴らす。

ここまではわかった。最後の

「わたしの立場は、憲法前文の精神にふさわしい「日米安保の平和化」が必要というものです。日米同盟を進化させ世界平和へのロードマップを作るべきです。七発の発射実験でおたおたして、幼稚な「敵基地攻撃」論を振りかざすのはみっともないし、そのほうがよっぽど平和を脅かすことになるかもしれません。」


ほぼ同感ですが、日米同盟の進化とは、進化って言葉が適切なんですか。そこがわからないのですが、こんなことで突っ込みいれてたんじゃ「ネット左翼」といわれそうですね。もう少し知りたいところでした。

写真はヤマユリ。神奈川県の県花。Kたくん撮影。

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4 コメント

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Unknown (Unknown)
2006-07-22 06:59:50
単純に「日米同盟は維持していかないとならない」と、この専門家でも思っているということではないの?

で、彼の理想に都合の良い方向が進化。しかし、平和憲法と日米同盟の存在の折り合いをつける具体案が無いから、わかりにくいだけ。(というか、彼の理想にそった日米同盟などありえないとおもうけど)



ただ少なくともかなり左なこの人でも、日米同盟は否定はできなくなったということ。

ブーゲンビリアさんも、日本の平和を維持する現実的な仕組みを考えてください。

それ抜きにして米軍基地反対運動なんてできないハズなんだけど。ね。
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Unknown (ブーン)
2006-07-22 09:12:27
平和を願い祈るのは、どこの国・人種・民族・宗教・文化の違いによらず共通でしょう。

しかし悲しいことに、もはや戦争するしか道が無いといった状況がときとして起こる事もしばしばです。

国民の生命という究極の人権を守るために、どこの国でも武力を持ちます。

「戦争なんかしなければ軍隊は必要ない」ではなく「万が一のための備え」のためです。



平和とは戦争状態にないという状態を指します。互いが武器を捨てれば、確かに戦争にはなりえません。しかし上記の理由から武器を保持する必要もどうしてもある。

ならば、両者が同じ武力を持てば互いに手が出しにくくなる。こうして戦力の均衡を保つ事も平和状態と呼べるのです。

今の日本の状態ですね。

世界は2国だけではありません。様々な場所に適度な戦力を置くことで複雑にバランスを取っています。

沖縄は地政学的にも非常に重要な位置にあります。もし、ここから基地が無くなると軍事バランスが崩れます。

日本だけでなく、小さな東南アジア諸国等にも影響が及ぶのです。



軍隊が無くなれば平和になるというのは単純明快ですが、実際はそう簡単ではないのです。

自分は犯罪なんて犯さないから警察はいらない、病気もしないから病院もいらない、事故を起こさないから保険もいらないと言っているのと変わりません。

不本意ながらも平和のために武力を持たなければならないのです。



ちなみに私はこの国が好きなだけの普通の市民で、右翼などではありませんのであしからず。

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Unknown (朝比 伸文)
2006-07-22 22:38:17
ネット右翼とい言葉はよく耳にす

る言葉ですね。定着してる言葉

と思います。ネット左翼も定着しちゃう

んじゃないですか?
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平和の枠組み (秋山真之)
2006-07-23 01:00:22
今日、日英同盟の解消が、太平洋戦争へ歴史を動かしたことが知られています。

今日の平和の枠組みは日米同盟。これを意味もなく消滅させるとき、日本は戦争への道を歩むと思います。



特に、ミサイルや核で日本を恫喝する国が現実の脅威として存在する今日です。日米同盟があるからこそ、常識を知らず悪意の固まりのような隣国との戦争が回避できているのです。



日本一国で対峙しなければならないとしたら、日本は再び際限なき戦争の道を歩まねばならないでしょう。



話し合いの通じない相手もいるのです。そこと、辛うじて戦争になっていないのは米国との同盟のお陰です。
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