ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

秩父困民党

2006年06月02日 10時47分36秒 | 花と自然
きのうと今日は、信州佐久の畑に行く予定だった。欲張りな毎日は続かない。疲れやすい病気があることを忘れている。米軍再編などというから、できないことまでしようとしてしまう。気持ちだけは、車を飛ばして佐久の畑に向かっている。相模湖インターから中央高速に乗り、須玉で降りる。八ヶ岳高原をひたすら走る。平日はわたしの車以外、誰も走っていないだろう。霧が立ちこめ、フォグランプをつける。そんなときもあった。8月の高原の、ヒマワリも忘れがたい。

国道141を佐久へ行く途中、東馬流の渓流沿いを走るときは、ちょっとひと休み。秩父困民党最後の激戦地に寄る。明治17年11月、佐久からも馳せ参じた人たちがいる。井出為吉、菊池寛平。十国峠をわらじで越えるのだから今では考えられない。小海線馬流駅から徒歩すぐに、井出家の本陣後や JR東日本労組が建てた「秩父事件百十周年顕彰碑」などがある。「富裕な輩は貧民の困窮を省みず、ますます暴富をきわめている。富者から奪い、貧者に施し、天下の貧富を平均させようと思う」菊池寛平の演説。井出為吉は革命軍という領収書まで残している。写真はなんの関係もなく、藤野町のキムチやさん。

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