ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

閑話休題 言論の自由と責任

2008年07月27日 08時52分24秒 | その他いろいろ(原発)
八王子には裁判の傍聴に通っていた。国道16号を使っていた。しばらく行かないと、ずいぶんと変わる。御殿峠あたりの街道沿いは産業廃棄物の処理場が目についた。山が崩され、ゴミ処分場になっていくのは耐え難い光景だ。16号沿いは大型トラックでの運搬に便利なのだろう。ゴミを出さないで経済発展する、環境経済学とか、持続可能な社会学とか、平和学とかそういうのがこれからは注目されると思う。

もうひとつイヤな景色として大学がある。ゴミと大学が近接している。八王子市は大学が多く、20以上あるという。費用対効果を考えると、ばからしいと思うのは知らないからだろうか。経済的に余裕があるなら、行ったほうがいいと思うけれど、学生に経済力はないだろう。親が負担するなら、よく考えて大学は選んだ方がいい。無理していくところでもないんじゃないかと思う。それより世界一周旅行でもしたほうがいい。どこで、何をして、生きていけばいいのかハッキリするだろう。あるいは留学した方が安上がりだと、イギリスにこどもを留学させた友人は言っていた。日本にいたら井の中の蛙かも知れない。

きのうの集会では、学生が多かった。意外だった。例によって高齢者ばかりかと思ったら、私が高齢者だった。まとめ役の造形大の先生の力が大きかったのだろう。女子学生も多いのが意外だった。しかし、休憩を挟んで第2部の鈴木邦男さんへの質問になったら50人中半分くらいの学生が帰ってしまった。質問したいことがなかったようだ。もっとも、鈴木さんの話しは昔話のようになっていて、新鮮さはなかった。内田雅敏弁護士との左右対決討論には、ならなかった。内田さんのお話の中で憲法12条、「自由及び権利は国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない」という言葉が印象として残った。

感想をひと言で言うと、時間が立ってしまった三ツ矢サイダーのような感じ。でも、私も眠くなってしまい、頭脳明晰とは言えず、質問どころではなかった。鈴木さんには天皇制について突っ込んだ質問をすべきだったと思う。しっかし、蒸し暑い日で疲れた。眠いまま運転して帰り、16号の途中で豪雨になった。危険があぶなかった。前が見えない。えらく蒸し暑かった。夜は夏祭りだった。

前田先生、ありがとうございました。お疲れ様でした。次回は木村さんですね。楽しみにしています。

写真はヤブカンゾウ。この花のそばの畑で、本日午前中は堆肥の返しがあるが、相模湖に行くことにする。

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