お友達のけいちゃんはとてもスピリチュアルな方です。
いつもスピ系の本を私に薦めてくれます。その中ですべてを幸せにする鏡の奇跡という本があるのですが、
当時の私はその本の意味をまったく理解していませんでした。
毎日子育てに明け暮れ、当時の主人は毎晩の帰宅が遅く子供たちを寝かしつけた後
主人の夕食の準備をしお互いほとんど会話のない日々を過ごしていました。
そんなある日主人がうつ病になってしまいました。
どう接していいのかわからず、かといって腫れ物に触るかのようなのも
相手に余計つらい思いをさせるんじゃないかと思い今までどうりを心がけました。
そんな日が数ヶ月続いた頃、私の中で焦りがありました。
果たしてこのままで本当に良いのだろうか?もっとちゃんと彼と向き合うべきじゃないだろうか?
彼に今感じている気持ちを正直に言ったら嫌われるか知れない
離婚になるかもしれないという恐怖から逃げているだけかもしれない。
そんなこと自問自答しながら、出た答えは、嫌われてもいい!たとえ離婚になったとしても
私は彼が大好きなのには変わりはないし、素直に話そうという思いでした。
決心した日、彼に正直に話すと、案の定大喧嘩になってしまいました。
ただそばにいてあげることしかできなくて
しょうがないと自分にいい聞かせていた言葉が彼を傷つけていた事。
そのとき初めて彼の本当の心の闇を知り、
自分がその立場だったらどんなに辛いだろうと思ったら涙が出てきました。
そんな感情のやりとりの中で初めて自分の中に彼を発見しました。
解ってほしい・・・でも恐怖から相手を避けている自分
最初はびっくりしたのですが、その時初めて彼も私も一緒で1つなんだという事に気がつき
そう思ったら愛おしさがこみ上げて来ました。
そして、この事によりあの本の意味が解るようになり、内面を見つめるきっかけになりました。
それと同時にお互いを見つめるいいきっかけになり、心が繋がり
ホントの意味での家族になれました。
だから、目をそらさないでください。
心から思ったこと、たとえ辛くてもあじわって、どうしてこう感じるのか?
など、自分なりに観察し分析してみてください。
その中に本当の自分が隠れています。
私にそのきっかけをくれた周りの方々、
そして、身をもってきずきをくれた主人に感謝しています。
ありがとう。