今まで何度か八ッ場ダム周辺道路関連を書いてきたが去年末に八ッ場バイパス10.8kmが開通した。一時は災害などで部分開通後の閉鎖があったようだが今回どんな感じにつながったのか実際に走ってみることにした。
まずは転用で八ッ場バイパスの地図をリンクする。
※群馬県土整備部道路整備課のHPより転用
ダムに沈む予定の部分の付け替え国道でもあるようで、現145号線はカーブが多く、道幅も狭く、天候に影響されやすい道路なので何度か雪の日に渋滞にあった経験がある。
実際に走った感想は約11キロといっても今までの半分の時間で通行できた気がする。このバイパスは将来的に上信自動車道の路線になるようだ。
※群馬県土整備部道路整備課のHPより転用
未開通部分が1キロ強あるため、東吾妻町の国道145号線雁ヶ沢交差点を右折する。
バイパスに入るためには交差点を右折後、吾妻線の踏切を通過する
踏切を通過後すぐ高規格道路が姿を現す。
山の中に不自然にある高規格建造物。これだけで非常に感動してしまう・・。
高規格道路で高いところへ連れていかれて突如現れるトンネル(雁ヶ沢トンネル)おそらく群馬県土整備部の画像にあった松谷トンネルがこのトンネルなのだろう。
良い意味で「えげつない」と思わせてくれる高規格さ。数分前まで同じ番号を与えられた峠国道を走っていたのに、数メートル上空に来ただけでこんなにも遠慮なく高規格な世界に連れていかれるなんて。
トンネル内部の様子。結構長いトンネルだ。
トンネルの側面に入口(出口)からの距離も表示されている。よく高速道路で見かける規格の新しい長距離トンネルのようだ。あの表示が高規格道路の象徴のようにも思えてしまう。表示があるとないとでは管理人の高揚度も変わってしまう。
次のトンネル(久森トンネル)
このトンネルの前に「茂四郎トンネル」というトンネルも存在した。
3本のトンネルで長いトンネルは3km強あった。(確か茂四郎トンネル!?)
トンネルを出たところ。
道路脇には工事用機材がある。今は2車線のみの開通だが、将来的には4車線になりますよ~という思いが伺える用地買収だろう。写真の右側にはまさに4車線化でさらに高規格化した国道145号線が想像できる。道路ファンならわかるこの高揚感 仕事変えようかな・・。
3号橋。
建設当時に下から見たことがある、異様に長い橋げたがこれだ。ダム湖面の上を走るためとても高いところにある。とうとう走れる日が来たようだ。
これは建設当初の姿。
確か2年くらい前に撮影した記憶が・・。
メガネ橋。
新設バイパスの最終地点。ここから従来の浅間酒造観光センターがあるバイパスへつながる。
いつのまにか高規格オタクになってしまったようです。
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