じっくりコトコトプラモデル&ムービー作り

プラモデル作るだけじゃ物足りない、もぉ少し遊びたいたいからこれでムービーつくちゃいました。

タミヤ1/72 ボスパー魚雷艇製作その2

2017年01月31日 | 日記

前回までで、外観のアウトラインが完成したので、これからは内部装備品の作成にかかります。
マスト部分の射撃管制レーダーをパテ盛りとプラ板でスクラッチ。

マスト、レーダー付近完成写真

 

5インチ砲搭型紙&レーダー

キット本来の40mm機関砲を後部甲板に移動して前部に5インチ速射砲(?)を装備、微妙なカーブを持つ砲塔を型紙からプラ板の切り出し、砲塔内部をデッチ上げ、船体中央部の組み上げを行い内部の塗装まで、かなりの時間をかけました。
ここら辺の製作は本当に根気との勝負でした。作る時間は土日休日のみなので、かなり時間が空いてしまいまったく作業できない期間がそうとうありました。

とにかく内部の製作が終わり塗装の為のマスキングにかかるところまで進行しました。

次は船体本体の製作です。 その3に続く


ハセガワ1/72しんかい6500ベース 深海工作艇の製作01

2017年01月29日 | 日記

前回製作した母艦と共に行動する潜水艇をハセガワ1/72しんかい6500をベースにスクラッチして行きます。
タミヤの魚雷艇シリーズを2隻続けて作っていたので、ハセガワのキットは久しぶりです。とは言えすべてのムービー(YouTubeで公開予定)の出演者であるキットは、ほとんど同時進行で製作していたので、どれかに飽きるとほかのキットに手をだして気分転換していたのですが。それにしてもハセガワのキットの組みやすいこと、さすがです。キットの性格上、低年齢も意識しているのでこうなっているのでしょうけど。
さてこの深海工作潜水艇は、しんかい6500と違って軍事目的に使用されるものなので魚雷を搭載しています。
さらに推進方式がしんかい6500とは若干違っている設定です。なぜならムービーのシナリオ上そうでないとオチがつかないのです。
そこらへんの事情は後日ムービー紹介の際にご報告いたします。


改造の主な点は以上のことを踏まえた上で船首および両脇の魚雷、後部推進器付近です、その他はキットオリジナルのままの素組で、塗装が違うくらいです。

船首前部張り出しをポリパテとプラ板で製作この中にLEDライトを組み込みます。

さらに推進スクリューを回転させるギミックも小型モーターを内臓させ、これに、モーター、LEDライトON/OFFのスイッチ及びボタン電池を組み込み、内部電源のみで、撮影時の簡略化と合成作業をし易くしています。
の、予定だったのですが、結果的にこれが逆効果になってしまいました。しかしそれについてはまだ気がつかなかったのです。

とにかく全てを組み込み動作テスト、電気関係はすべてうまく行ったようです。ちなみにスイッチは市販のものでは大きすぎて1/72のスケールのこの船には合わず、コンピュータ用のディップスイッチをバラして取り付けました。スクリューを回転させるモーターは古い携帯電話のバイブレーターに使われていた物を使用しています。

魚雷発射管は前々作PT15で余ったものを多少改造して取り付けてあります。

追加の装備の核爆弾、カメラ類のデディールアップで終了です。

後は塗装のみで着本形は完成です、ハセガワのキットということもあり、かなり短時間で組みあがりました。

作業を急いでいた為塗装時間を早めようと撮影用ライトの強力な奴で乾燥させたのですが、目を離したすきに温度が上がりすぎ左の発射管が変形してしまいました。ギャ~!!

母船に収容された状態

これで一応完成なのですが、ムービーの撮影中に1/72では、どうしても表現しきれずにまた発射管がたれてしまったこともあり(涙)、結局バンダイの1/48スケールのしんかい6500も作ることになり。製作自体は1/72と全く同じ工程でバンダイのものもキット自体の完成度が高くほとんどストレスなく短時間で同じ仕様の6500が完成しました。

次の製作紹介は、ムービーシナリオでこの母船を最初に発見するヘリコプターSH-60Jです。


タミヤ1/72 ボスパー魚雷艇改造製作その1

2017年01月28日 | 日記

パッケージ写真

改造完成写真

元となったタミヤ1/72ボスパー魚雷艇は、やはりタミヤのキットだけあって細部の表現がすぐれていて、作っていて楽しめるモデルでした。
ムービーの中では敵役になる潜水艇母艦のベースとして改造しています
この母艦は潜水艇を敵地に運ぶと同時にこれを守る為の重武装をしています。しかも半没式で敵レーダーから隠れるステルスということになっています。
完全なステルス仕様にしてしまうと、元のボスパーの細かいモールドがなくなってしまうのでなるべく全面を隠すよりは見せてゆこうと思っていました。
船体は トリマラン方式でその張り出しの下に潜水艇を吊るして収容する、現実的にかなり怪しいことになってしまいました。

最初に甲板の加工です。余分なデッキハッチを削除これを埋めてこの上に前部砲塔のカバーをつけます。
カバーはシャッター方式で左右と後方に開き、通常航行中は閉めたまま、戦闘になった際に開いて応戦する事になります。

スクラッチの図面を書きそれを元に厚紙から型紙を作り現物合わせで、少しづつ修正を加え、プラ板、波プラ板をカット、シャッター基部とシャッター部分を作成します。

仮組の終わっている艦橋及び後部構造物と合わせてバランスを確認。さらにこれらを覆うカバーを製作します。

さらに船体上部左右のカバーおよび後方の機関砲を覆うシャッター部分をスクラッチ。

船体中央部は開いていて中が見えるので、追加の装備などを適当にジャンク品やパーツモデルから集めてそれらしくペタペタ貼り付けて。

基本的にスクラッチした部分は現物合わせなので、全て組み合わせてみると微妙なズレが生じていてこれの修正にかなりの時間をとられました。

タミヤ1/72 ボスパー魚雷艇改造製作その1ここまでです。


プラモもムービーもすべてはここから始まりました

2017年01月04日 | 日記

タミヤ 1/72 魚雷艇PT-15

仕事場が新宿に移り、近くの模型店を何気に覗いてこのプラモデルと出会ってしまってからすべては始まってしまいました。プラモデル自体、はるか昔の子供の頃に作ってはいたのですが、もう何十年(?)も作ってはいません、それでもネットでは最新のモデルや製作技術は見ており、バーチャルに楽しんではいました。しかし実際に製作することは時間的にも無理な相談とあきらめていたのですが、店頭でこのキットを見てしまい、これは既に絶版状態のレア物と思い込み、衝動買いしてしまったのです。

手元においているうちに今までバーチャルで楽しんでいたのが、覚えた最新の技術を活かしてみたくなり、少しづつ作り始めるとほとんど病みつき状態になり、いっきに工具から塗料などを買いあさり、無いはずの時間をやりくりして1年ほどかけて完成させてしまいました。

製作途中で、このキットが頭の中で、走り回り戦闘するシーンを想像しては、悦にいって酒を飲んでいたものでしたが、実際にそのシーンをジオラマで再現するよりムービーにして楽しんでしまおうと思いはじめ、シナリオを考え始めると一気に加速して、素組みからシナリオに合わせてキットの改造が始まり、その昔東宝映画の怪獣ものや戦記ものに出てきて破壊される戦車や船を見て子供心に、なんて模型模型してるんだろうと、少し冷めて見ていたのを思い出し、現在のCGを駆使した映像にはかなわないものの、それとは、別の次元で映像は作れるのじゃないか、あくまで製作したプラモデルであることを前提にしてプラモデルで遊んでやろうと思ったわけなのです。

子供のころ出来たプラモデル(塗装もしていない地のまま)を手にして遊んだノリで大人になって少しばかり金と技術はあるんだからそれに見合ったプラモデル遊びをするわけです、なにせ私の仕事は映像を生業にしてるのですから…。

完成状態 全長:49.5cm 追加装備、若干のデティールの変更がムービーのシナリオに合わせてあります。

この船自体すでに退役して現存していませんが、私のムービーの中では追加装備を施され魚雷艇としてではなく戦闘装備の実験艦として海上自衛隊に所属していることになっています。なのにPT-15という艦番号がついているのはおかしいし、塗装もありえないし気合の入ったスケールモデラーの方からみれば突っ込みどころ満載なのですが、それもこれもムービーの中の主役という架空の設定なので、私の好きなようにアレンジしていますので。

以降、順次出てくるプラモはすべて、見た目とムービーに合わせた私の勝手な解釈で、捻じ曲げられていますお許しください。

現在、出演するプラモは完成しており、ムービーの撮影と編集などのポスプロ作業の真っ最中です。なのでこのブログは現在進行中の状況をお知らせするというよりは後追いの報告になります。また各プラモの製作過程も合わせて別カテゴリーで紹介する予定ですし、撮影の現場技術および編集、効果などの過程も紹介したいと思っています。

ムービーについては、動画サイトで順次掲載して行きます。

※製作過程および詳細については このブログのジャンル:プラモ製作をご覧ください。

次回は、PT-15が主役ならそれに対する敵役もあるわけで、そちらを紹介したいと思います。

 

 

 


タミヤ 1/72 魚雷艇 PT-15

2017年01月04日 | プラモ製作

製作の過程を写真に撮っておくべきでしたが、なにせ今までずっとプラモに触れなかった期間が長すぎて衝動的に作り始めた結果、完成した後になって写真をとっておけばよかったと気付く始末で、最初に作ったこのPT-15に関しては製作過程の写真がありません。

なのでムービーのシナリオに合わせて追加改造した部分の写真とコメントを掲載します、あしからずです。

最初は合成したPhotoです、実はすでにムービーはかなり進行していたのですが、途中でこの雰囲気が気にいらず最初からすべて撮り直して作り変えてしまいその作り変える以前の画像を切り出しています。ということで本編とは画像が違ってしまいますが、取りあえずご覧ください。

出航前の岸壁

 やはり今見ても目指していたティストと違うのがわかります、これでは単にプラモデルの表示でオリジナルのメッセージが感じられません。

ムービーの場合動いているのでなんとなくごまけるのですが残念ながら思い描いている表現というのにはかなり距離があるようです。プラモデルを手で持って遊んでいる時のリアル感は、たとえ塗装がなく接着剤が合わせ目からはみ出ていようがイメージがそれを補ってもう少し自分なりのリアル感があったようでした。しかし今掲載している画像は一般的な取りあえずの映像感覚で、時間がないやっつけの日常的仕事感覚映像でそれは自由に遊んでいるというのとは、かなり隔たりがあるようです。

プラモデル自体素材は均一のものですしそれを”どう自分なりのオリジナリティ”を出すのかが大切だし結局それこそが本当の意味での遊びなんでしょう。

まったく!ここで掲載している完成品画像に対しての結論は、”わたしのプラモデルは、基本的にプラモ製作技術は無い”だから、映像という2次手段で加工することによってプラモを完成させようと姑息な手段に出ているわけです。でっ、現在反省してムービーに関しては、再撮再編しています。

まぁとにかくムービーに関してまた別のコーナーでかきますので。プラモとしてのキットの改造部分を紹介しますです。

艦橋オープンブリッジ部分

オープンブリッジ左右に12.7mm機銃およびミニバルカン砲、戦闘用レーダー(だぶん?)そして大きな改修は艦橋ブリッジ下部です、本来はストレートな箱型だったものを、ほんの少しステルスを意識した斜面分割にしています。なにせ元の艦橋はまるで昔の漁船そのものなんで、さすがにそれは今時ないでしょう、キットのボックス絵をご覧ください…。

従来の魚雷発射管を4本から2本に変更して撤去した部分に探査偵察用の無人潜水艇UUV(形状はAQS-20/Xからパクリました)を搭載その評価試験を行っていることにしました。魚雷発射管はこの船の象徴なんで残してあります。

船尾ボフォース40mm機関砲、今時ありえへん装備ですが、シナリオ上では、艦橋戦闘レーダーからのDATAリンクで正確な射撃管制が行われることになっています。キットには射撃管制ディスプレイ赤外線センサーカメラおよび防弾装備を追加工作してあります。

写真中央部分上から光波自己防御システム(HEL-TDっぽく)ECMらしき装置、チャフ発射装置、機銃横にはトリガットミサイルランチャー…そうですわかる人には、んなことありえへん!とツッコミが入ります、だってトリガットは対戦車ミサイルなんですが、この船は兵器評価の実験艦なので、アリなんです。開き直りですけどね。

マスト前方に高感度赤外線カメラ、魚雷発射管脇に小型デコイ発射装置(なんて現実には存在しませんけど)

艦首の主砲はミレニアム35mm機関砲、通常のCIWSがマシンガンならこちらミレニアムは散弾銃です、発射速度は遅いけどたくさんの子弾丸に途中で分かれて目標を穴だらけにする方式、ムービーのシナリオ上これでないと話にリアル感が無いんですよ。

ムービー公開後に装備などに疑問を持ったらこちらの記事で強引に納得してもらうつもりです。それと写真のピンがすべてあっていません申し訳ないです。

以上:PT-15の項終了 PT-15製作概要に関しては、ジャンル:日記をご覧ください。