涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

一歩踏み出したその先へ

2018-12-31 20:48:53 | チラシの裏
今年もいよいよあと数時間だ。
既にガキの使いで大笑いし、RIZINでの熱い戦いを見守る俺が存在していた。

今年の漢字は「災」だそうだ。

今年の漢字 ── 漢字を作る方法と文字遊び

台風や水害、北海道での地震。色々な災害が世間を騒がした1年だった。
また、平成の大事件とも称されるオウム真理教関連の事件で、首魁の麻原彰晃が死刑になったのも印象的だった。

当時オウム真理教の地下鉄サリン事件を聴いた時の俺は小学生。
彼らの恐ろしさが連日ニュースで報道される中で、自分もいつか殺されちゃうんじゃないかと不安がっていたものだ。
オウム真理教は子供の俺にとっては災いそのものであるような存在だったという事は、今でも忘れていない。

あれから十数年経ち、俺も大人になった。
そして平成を締めくくりに彼らが死刑になる。何とも感慨深い気持ちになった。

来年から年号が変わる。
言い換えれば、今年で平成が終わる。
平成の終わりを表す漢字が「災」というのは何とも縁起良いものじゃないなと感じるが、「災い転じて福となす」という言葉もあるように、来年はいい1年であって欲しい。
新しい時代は明るいという事を象徴する1年になって欲しい。そう強く思っている。

自分自身として、今年は私生活で1つの区切りがあった。
十数年越しに停滞していたことが、今年ようやく動き出した。
俺は、一歩を踏み出したのだ。

まあ、一歩を踏み出したからと言って何かが劇的に変わったわけじゃない。
相変わらずうだつの上がらない生活を送っている事実は変わらないし、そこに「まあまあだ」と感じている自分が嫌だし、かと言って何か動き出すほどのフットワークもあるわけでもない。
そのくせ好きなものと嫌いなものは年々ハッキリと分かれていって、自分の狭量にも一抹の不安感を禁じ得ない。

ただ、その中でも平成の終わりの年にこうして勇気ある一歩を踏み出したのは、俺の中では1つの大きな変化であると思っている。
今年、2018年の自分の抱負は「等身大の自分に向き合って表現していくこと」だった。
出来るだけ虚飾を取り払って、良くも悪くも自分に向き合って生きていこう。
そう思ってやってきた。それで分かったこともあった。朧気ながら次が見えてきた。
この一歩を踏み出したことによって、先が少し見えてきたのは自分の中で大きな収穫なのだ。

では来年はどうしたいか。来年は学びの年にしたい。
今年ようやく踏み出したこの一歩を大事にして、来年は怠惰な自分とより向き合って生き、更に前に進んでいかなければならない。
更に前に進むことで、色々とまた見えて来るもの、学んでくることがあるだろう。
その学びを大事にしたいのだ。

来年は何事も勇気を出して更に一歩を踏み出す事。
そして踏み出した先に見えてくるもの・分かったことを吸収して、更に次へと繋げていくこと。
これを大事にして生きていきたい。


2018年もあと数時間。年が明ければ平成の終わりも近付いてくる。
そして、来年からは新しい時代が始まる。

さようなら2018年。さようなら平成30年。ありがとう平成時代。
良いお年を。
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