艦これの話。
冬イベント「迎撃!トラック泊地強襲」が、本日2月23日午前11時を以て終了した。
2週間近くにわたるイベントだったが、今回も非常に満足度の高い、素敵なイベントだったと思う。
僕はと言えば、無事「甲種勲章」を獲得し、掘りに関しても朝霜、山雲、浦風というこの上ない収穫であった。
![](https://pbs.twimg.com/media/B9eq1FECIAArPLp.jpg)
![](https://pbs.twimg.com/media/B9tpQIACUAAoZCd.jpg)
各海域の内容や掘りの詳細に関しては下記リンク参照。
・E-1(甲)クリア内容日記
・E-2(甲)クリア内容日記
・E-3(甲)クリア内容日記
・E-4(丙)クリア内容日記
・E-5(甲)クリア報告日記
・E-5(甲)での削り、クリア時の編成や装備についての日記
・朝霜、山雲掘り完了日記
・浦風掘り完了日記
今回の日記では、個人的なMVP艦娘、我が鎮守府での今後の課題、イベントの仕様に関する感想についてを書いていこうと思う。
■個人的なMVP艦娘
候補を上げるとすると、3隻ほどいる。
まずは、時雨。
今回の時雨はE-1からかなりの頻度で出てもらっている。
イベントに本格的に挑み始めた頃から時雨には世話になっているが、今回の時雨は非常に頼もしい。
対潜マップから連合艦隊まで、かなりの頻度でボス撃破におけるフィニッシャーとして機能した。
2014年春イベントではE-4で大破撤退の8割近くが時雨で、非常に不憫な想いをさせてしまった。
それだけに、この成長っぷりはとても嬉しい。
次に、大井。
何と言っても、E-5甲クリア時のフィニッシャーとなったこの重雷装巡洋艦を候補に入れなければならないだろう。
他の提督のクリア報告を見ていると、大井が決めるというシーンが結構多く、やはり彼女の連撃は強力であるということを提督諸兄に知らしめたと思う。
そして最後には秋月だ。
秋イベントから加入し、じっくりと育ててきた駆逐艦だ。
加入当時からその対空力の高さと対空カットイン要員という相性の良さも加わり、艦隊の攻守のリズムを作っていく。
今回のイベントでも対空カットインによる開幕航空攻撃の無力化と、その後の砲撃戦における空母を置物化させていたという点で、その艦載機キラーを発揮してくれた。
砲撃、夜戦火力には若干心もとなさもあったが、無用なダメージを発生させない点において、非常に重要なポジションとしてその地位を確立した。
勿論他の艦娘もこの勝利に十分貢献してくれている。
併せて、日々遠征に駆けずり回り、資源の枯渇を防いだ遠征組の艦娘達を忘れてはならない。
これらすべての貢献があって、この甲種勲章は成り立っているのだ。
その上で、この戦いにおいてMVPを選ぶとするならば、個人的には秋月だろう。
ダメージソースという点では心許ないが、航空攻撃によるダメージをかなり削ってくれたという点で、一番貢献度が高いと感じた。
今後のイベントでは、駆逐艦枠に必要な存在だ。
また、新たな可能性としては吹雪改二や初霜改二も上げていきたい。
秋月程とはいかないが、この2人も対空力が高い。
そして、一番の強みは秋月を上回る夜戦火力だ。
特に初霜は運も高いため、夜戦カットイン要員としても優秀である。
対空要員かつ夜戦連撃でのダメージソースを出す。
併せて、手に入れやすい艦娘という点で、今後注目されていくだろう。
■我が鎮守府の今後の課題
1.駆逐艦戦力の更なる増強
今回のイベントで最初感じたことは、駆逐艦戦力を底上げしていく必要があるという事だ。
特に必要だと思ったのが、夜戦でカットイン発動に関係する、運の高い駆逐艦。
雪風、時雨、綾波、初霜辺りはレベル90までに持って行きたいところだ。
また、元の火力が巡洋艦クラスの夕立に関してもレベルを上げたい。
というのは、今回のイベントはアニメから入ってきた提督達のことも考慮したのか、出撃制限が一切ないイベントだった。
次回のイベントも出撃制限がないというのであれば、現存の戦力でもやりくりは可能だ。
しかし、2014年夏や秋のように、出撃制限が付く場合、全てのマップで同じ艦娘が使えないという事態も発生する可能性がある。
特に、レイテ沖海戦をモチーフにする場合、シブヤン海海戦・スリガオ海峡海戦・エンガノ岬沖海戦・サマール沖海戦と細分化される可能性もある。
最悪、4方面作戦+αという、とんでもない艦隊運用を強いられることも考慮しなければならない。
そうなったとき、現状の戦力は温存できる部分は温存、主力を出す時は資源をふんだんに使う覚悟で行くようなやり方が求められる。
今回のイベントでも、念のため出撃制限を少し意識して編成は行った。
そのため、E-2~E-4にかけては、空母勢はあまり被らない編成としていた。
戦艦に関してもE-2で敢えて練度が低い榛名や比叡を使うことで、金剛や霧島を温存させていた(結局金剛や霧島は今回は支援のみで終わった)。
この運用の中で一番編成のやりくりがし辛かったのが駆逐艦だ。
そういう意味で、今後戦力になる駆逐艦を増やしていかなければならない。
2.ケッコンカッコカリ艦について
現在我が鎮守府ではケッコンカッコカリ艦は陸奥のみ。
単婚状態なのは、特に縛っていたわけではない。
幅広くレベルが行き届いた艦隊運用を行いたいため、大体レベル80~90で育成を止めている方針のせいだ。
この部分で、今後はケッコンカッコカリ艦を増やしていく方針で進めたい。
重婚艦ができたところで、おそらく今回のE-5甲や5-5のような海域に挑む場合、運が絡む要素が強いが、それでも更なる戦力の増強を行っておいて損はないはずだ。
勿論、幅広い戦力増強が優先度としては高いが、このケッコンカッコカリ艦の部分も、今後は重視する必要があるだろう。
3.改修工廠の有効活用
このイベントが始まって感じた心許なさの一つが、カットイン装備に使う魚雷。
現在所持している魚雷で、61cm五連装(酸素)魚雷が3本、潜水艦53cm艦首魚雷(8門)が1本という状態だ。
2013年の秋イベントをスルーしてしまったせいで、53cm艦首(酸素)魚雷を手に入れ損ねてしまったのが、非常に悔やまれる。
53cm艦首(酸素)魚雷に関しては、現在手に入れる術はない。
そのため、注視すべきは61cm五連装(酸素)魚雷。
これを手に入れるには、61cm四連装(酸素)魚雷を改修工廠で強化し、更新させること。
61cm四連装(酸素)魚雷は61cm四連装魚雷から更新が可能。
61cm四連装魚雷は、白露型以降のネームシップ等が初期装備として持ってくるので、比較的集めやすい。
なので、ネジと魚雷集めをしっかりすれば、作成が可能なのだ。
一方で北上や大井、木曾を牧場するという選択肢もあるが、この部分に経験値を充てるのであれば、他の艦娘を強化していきたいというのが本音だ。
前述のとおり、駆逐艦の戦力に不安がある分、牧場という選択肢は僕にはまだまだ先の優先度と考えている。
次のイベントまでには、61cm五連装(酸素)魚雷を2つほど増やせれば御の字と言ったところだ。
■イベントの仕様について
・良かった点
何と言っても今回の目玉は、難易度選択が出来るようになったことだ。
難しいようであれば、ゲージは回復してしまうが、何度を下げて再挑戦するという事が出来る。
これまでは司令レベルによって難度が変わっていたため、司令レベル次第では最高難度を強制されたユーザーもあった。
それだけに、この難易度選択は非常に好感の持てる施策だったと言える。
報酬に関しても、そこまで厳しく縛るわけでもなく、序盤海域を高難度でクリアすればレア装備が貰えるくらいのバランスであったところも良い。
EO海域に関しては、ネジと勲章という部分だけの違いだっただけに、甲難度は「名誉」という部分のステータスを求める者への難度だったと感じる。
ここでレア装備やレア艦娘に縛りを入れてしまうと、途端にユーザーに厳しさを求めてしまう所であっただけに、このバランスが一番良いと思った。
この辺りはユーザーによって感じ方は十人十色であろうが、KPIから見れば、継続率を下降させるような要素を抑えた良バランスなのではないだろうか。
この難易度選択システムは、是非次回以降のイベントでも取り入れていってほしい仕様であることは間違いない。
・改善、追加してほしい点
では、この難易度選択が手放しで喜べるかというと、何点か我儘を言いたい部分はあったというのが本音だ。
まず、各掲示板やTwitterでもいくつか見られた「掘り」の部分を救済できる要素だ。
今回の場合、クリアした難度がクリア後も適用されてしまうという仕様となっていた。
言い換えると「甲」でクリアした場合、クリア後も「甲」難度で挑まなければならないという状況になる。
その為、クリア後の掘りを行う上で、この仕様が非常にネックとなったのは事実だ。
ドロップする艦娘に関しては、確かに丙でも甲でもそう変わらないという体感であったが、この部分は回数をこなさなければ分からないので、何とも言えない。
しかし、甲という甲難度でクリアしたが故に、クリア後に同じ海域に挑むことに対して、二の足を踏む提督が出てきた部分があるように感じた。
恥ずかしい話、僕もE-5甲でクリアするという栄誉の代わりに、磯風を掘るという選択を断念せざるを得なかった。
E-5甲のラストダンスの状態でS勝利をもぎ取るのは本当に至難の業と感じた。
同じ理由で、朝霜や山雲を掘るという目的でE-4を丙という難度で挑んだのは本当に正解だった。
あそこを甲で攻めていたら、そう簡単には掘れなかっただろう。
勿論、難易度選択はユーザーの意思によるものなので、このままの仕様でも問題はない。
今後このままの仕様で行く場合、おススメしたい攻略法としては、下記のような内容だろう。
1.先行組の情報を集めつつ、どこか1~2箇所を低難度でクリアし、クリア後に狩場にする。
2.クリア前にゲージリセットを使い、掘りを先に行う。掘り完了後に甲難度でクリアする。
1は実際に僕がE-4でやった手段。2はネット上でよく見られた掘りだ。
なお、すべてを甲でクリアし、掘りもやりたい場合は2がお勧めだ。
ただし、2の手法を取る場合、ドロップする艦娘に関しては運なので、資源や残り時間との相談になってくるので注意しなければならない。
そして、ここからは今後艦これ運営に改善、追加してほしい機能の話。
1.該当海域クリア後はクリアした難易度以下の難度であれば、選択可能
2.クリア後のボス編成は前哨戦パターン、最終形態パターンのランダムにしてほしい
上記2点のどちらかを実装してくれれば、本当にうれしい。
1に関しては、例えば「E-5を甲でクリアした場合、クリア後は乙、丙の選択が可能。丙でクリアした場合は、クリア後も丙しか選択できない」という感じだ。
2に関しては、5-5のボス編成の仕様に近い内容だ。
5-5のボス編成は、クリア後は前哨戦、最終形態、クリア後編成の3種類からランダムでの編成になる。
この仕様をイベントのボス編成にも取り入れてほしいというところだ。
この部分を取り入れることによるメリットは、より掘りを行いやすくする環境を作ることで、アクティブ数を増やし、DAUや継続率への向上を見込むことができる点だ。
今回の場合は「甲でクリアしちゃったから掘りづらいな・・・」と感じ、イベントクリア後に掘りを行わずに切り上げてしまうユーザーが出てきてしまう可能性が出てきたという事。
切り上げて備蓄に走るだけであればいいのだが、イベントだけ参加するスタイルの人は、ここで艦これへのアクセスから離脱するポイントになるというところだ。
運営において、離脱ポイントを潰すのは非常に重要な部分なので、ここを調整することで、掘りを行うことによる継続率の向上を狙えるのではないかと感じる。
この内容は、一度要望として運営にメールを送っておこうと思う。
勿論、現状の仕様でもほぼ満足ではある。
今後変更がないにしても、上述のように一部低難度の狩場を作ったり、先に掘りをするという方法もあるので、致命的な部分にはならない。
あくまで、次のイベントに実装されていれば、非常に嬉しいなと思う部分であるということだ。
■イベントを終えて
以上が、今回のイベントで感じた事や、今後へ思う事だ。
今回も、とても面白いイベントだった。
そして、最後までクリアできて本当に良かった。
今後も素晴らしいイベントや、新しい仕様が楽しみで仕方がない。
まだまだ艦これとの付き合いは続いていきそうだ。
冬イベント「迎撃!トラック泊地強襲」が、本日2月23日午前11時を以て終了した。
2週間近くにわたるイベントだったが、今回も非常に満足度の高い、素敵なイベントだったと思う。
僕はと言えば、無事「甲種勲章」を獲得し、掘りに関しても朝霜、山雲、浦風というこの上ない収穫であった。
![](https://pbs.twimg.com/media/B9eq1FECIAArPLp.jpg)
![](https://pbs.twimg.com/media/B9tpQIACUAAoZCd.jpg)
各海域の内容や掘りの詳細に関しては下記リンク参照。
・E-1(甲)クリア内容日記
・E-2(甲)クリア内容日記
・E-3(甲)クリア内容日記
・E-4(丙)クリア内容日記
・E-5(甲)クリア報告日記
・E-5(甲)での削り、クリア時の編成や装備についての日記
・朝霜、山雲掘り完了日記
・浦風掘り完了日記
今回の日記では、個人的なMVP艦娘、我が鎮守府での今後の課題、イベントの仕様に関する感想についてを書いていこうと思う。
■個人的なMVP艦娘
候補を上げるとすると、3隻ほどいる。
まずは、時雨。
今回の時雨はE-1からかなりの頻度で出てもらっている。
イベントに本格的に挑み始めた頃から時雨には世話になっているが、今回の時雨は非常に頼もしい。
対潜マップから連合艦隊まで、かなりの頻度でボス撃破におけるフィニッシャーとして機能した。
2014年春イベントではE-4で大破撤退の8割近くが時雨で、非常に不憫な想いをさせてしまった。
それだけに、この成長っぷりはとても嬉しい。
次に、大井。
何と言っても、E-5甲クリア時のフィニッシャーとなったこの重雷装巡洋艦を候補に入れなければならないだろう。
他の提督のクリア報告を見ていると、大井が決めるというシーンが結構多く、やはり彼女の連撃は強力であるということを提督諸兄に知らしめたと思う。
そして最後には秋月だ。
秋イベントから加入し、じっくりと育ててきた駆逐艦だ。
加入当時からその対空力の高さと対空カットイン要員という相性の良さも加わり、艦隊の攻守のリズムを作っていく。
今回のイベントでも対空カットインによる開幕航空攻撃の無力化と、その後の砲撃戦における空母を置物化させていたという点で、その艦載機キラーを発揮してくれた。
砲撃、夜戦火力には若干心もとなさもあったが、無用なダメージを発生させない点において、非常に重要なポジションとしてその地位を確立した。
勿論他の艦娘もこの勝利に十分貢献してくれている。
併せて、日々遠征に駆けずり回り、資源の枯渇を防いだ遠征組の艦娘達を忘れてはならない。
これらすべての貢献があって、この甲種勲章は成り立っているのだ。
その上で、この戦いにおいてMVPを選ぶとするならば、個人的には秋月だろう。
ダメージソースという点では心許ないが、航空攻撃によるダメージをかなり削ってくれたという点で、一番貢献度が高いと感じた。
今後のイベントでは、駆逐艦枠に必要な存在だ。
また、新たな可能性としては吹雪改二や初霜改二も上げていきたい。
秋月程とはいかないが、この2人も対空力が高い。
そして、一番の強みは秋月を上回る夜戦火力だ。
特に初霜は運も高いため、夜戦カットイン要員としても優秀である。
対空要員かつ夜戦連撃でのダメージソースを出す。
併せて、手に入れやすい艦娘という点で、今後注目されていくだろう。
■我が鎮守府の今後の課題
1.駆逐艦戦力の更なる増強
今回のイベントで最初感じたことは、駆逐艦戦力を底上げしていく必要があるという事だ。
特に必要だと思ったのが、夜戦でカットイン発動に関係する、運の高い駆逐艦。
雪風、時雨、綾波、初霜辺りはレベル90までに持って行きたいところだ。
また、元の火力が巡洋艦クラスの夕立に関してもレベルを上げたい。
というのは、今回のイベントはアニメから入ってきた提督達のことも考慮したのか、出撃制限が一切ないイベントだった。
次回のイベントも出撃制限がないというのであれば、現存の戦力でもやりくりは可能だ。
しかし、2014年夏や秋のように、出撃制限が付く場合、全てのマップで同じ艦娘が使えないという事態も発生する可能性がある。
特に、レイテ沖海戦をモチーフにする場合、シブヤン海海戦・スリガオ海峡海戦・エンガノ岬沖海戦・サマール沖海戦と細分化される可能性もある。
最悪、4方面作戦+αという、とんでもない艦隊運用を強いられることも考慮しなければならない。
そうなったとき、現状の戦力は温存できる部分は温存、主力を出す時は資源をふんだんに使う覚悟で行くようなやり方が求められる。
今回のイベントでも、念のため出撃制限を少し意識して編成は行った。
そのため、E-2~E-4にかけては、空母勢はあまり被らない編成としていた。
戦艦に関してもE-2で敢えて練度が低い榛名や比叡を使うことで、金剛や霧島を温存させていた(結局金剛や霧島は今回は支援のみで終わった)。
この運用の中で一番編成のやりくりがし辛かったのが駆逐艦だ。
そういう意味で、今後戦力になる駆逐艦を増やしていかなければならない。
2.ケッコンカッコカリ艦について
現在我が鎮守府ではケッコンカッコカリ艦は陸奥のみ。
単婚状態なのは、特に縛っていたわけではない。
幅広くレベルが行き届いた艦隊運用を行いたいため、大体レベル80~90で育成を止めている方針のせいだ。
この部分で、今後はケッコンカッコカリ艦を増やしていく方針で進めたい。
重婚艦ができたところで、おそらく今回のE-5甲や5-5のような海域に挑む場合、運が絡む要素が強いが、それでも更なる戦力の増強を行っておいて損はないはずだ。
勿論、幅広い戦力増強が優先度としては高いが、このケッコンカッコカリ艦の部分も、今後は重視する必要があるだろう。
3.改修工廠の有効活用
このイベントが始まって感じた心許なさの一つが、カットイン装備に使う魚雷。
現在所持している魚雷で、61cm五連装(酸素)魚雷が3本、潜水艦53cm艦首魚雷(8門)が1本という状態だ。
2013年の秋イベントをスルーしてしまったせいで、53cm艦首(酸素)魚雷を手に入れ損ねてしまったのが、非常に悔やまれる。
53cm艦首(酸素)魚雷に関しては、現在手に入れる術はない。
そのため、注視すべきは61cm五連装(酸素)魚雷。
これを手に入れるには、61cm四連装(酸素)魚雷を改修工廠で強化し、更新させること。
61cm四連装(酸素)魚雷は61cm四連装魚雷から更新が可能。
61cm四連装魚雷は、白露型以降のネームシップ等が初期装備として持ってくるので、比較的集めやすい。
なので、ネジと魚雷集めをしっかりすれば、作成が可能なのだ。
一方で北上や大井、木曾を牧場するという選択肢もあるが、この部分に経験値を充てるのであれば、他の艦娘を強化していきたいというのが本音だ。
前述のとおり、駆逐艦の戦力に不安がある分、牧場という選択肢は僕にはまだまだ先の優先度と考えている。
次のイベントまでには、61cm五連装(酸素)魚雷を2つほど増やせれば御の字と言ったところだ。
■イベントの仕様について
・良かった点
何と言っても今回の目玉は、難易度選択が出来るようになったことだ。
難しいようであれば、ゲージは回復してしまうが、何度を下げて再挑戦するという事が出来る。
これまでは司令レベルによって難度が変わっていたため、司令レベル次第では最高難度を強制されたユーザーもあった。
それだけに、この難易度選択は非常に好感の持てる施策だったと言える。
報酬に関しても、そこまで厳しく縛るわけでもなく、序盤海域を高難度でクリアすればレア装備が貰えるくらいのバランスであったところも良い。
EO海域に関しては、ネジと勲章という部分だけの違いだっただけに、甲難度は「名誉」という部分のステータスを求める者への難度だったと感じる。
ここでレア装備やレア艦娘に縛りを入れてしまうと、途端にユーザーに厳しさを求めてしまう所であっただけに、このバランスが一番良いと思った。
この辺りはユーザーによって感じ方は十人十色であろうが、KPIから見れば、継続率を下降させるような要素を抑えた良バランスなのではないだろうか。
この難易度選択システムは、是非次回以降のイベントでも取り入れていってほしい仕様であることは間違いない。
・改善、追加してほしい点
では、この難易度選択が手放しで喜べるかというと、何点か我儘を言いたい部分はあったというのが本音だ。
まず、各掲示板やTwitterでもいくつか見られた「掘り」の部分を救済できる要素だ。
今回の場合、クリアした難度がクリア後も適用されてしまうという仕様となっていた。
言い換えると「甲」でクリアした場合、クリア後も「甲」難度で挑まなければならないという状況になる。
その為、クリア後の掘りを行う上で、この仕様が非常にネックとなったのは事実だ。
ドロップする艦娘に関しては、確かに丙でも甲でもそう変わらないという体感であったが、この部分は回数をこなさなければ分からないので、何とも言えない。
しかし、甲という甲難度でクリアしたが故に、クリア後に同じ海域に挑むことに対して、二の足を踏む提督が出てきた部分があるように感じた。
恥ずかしい話、僕もE-5甲でクリアするという栄誉の代わりに、磯風を掘るという選択を断念せざるを得なかった。
E-5甲のラストダンスの状態でS勝利をもぎ取るのは本当に至難の業と感じた。
同じ理由で、朝霜や山雲を掘るという目的でE-4を丙という難度で挑んだのは本当に正解だった。
あそこを甲で攻めていたら、そう簡単には掘れなかっただろう。
勿論、難易度選択はユーザーの意思によるものなので、このままの仕様でも問題はない。
今後このままの仕様で行く場合、おススメしたい攻略法としては、下記のような内容だろう。
1.先行組の情報を集めつつ、どこか1~2箇所を低難度でクリアし、クリア後に狩場にする。
2.クリア前にゲージリセットを使い、掘りを先に行う。掘り完了後に甲難度でクリアする。
1は実際に僕がE-4でやった手段。2はネット上でよく見られた掘りだ。
なお、すべてを甲でクリアし、掘りもやりたい場合は2がお勧めだ。
ただし、2の手法を取る場合、ドロップする艦娘に関しては運なので、資源や残り時間との相談になってくるので注意しなければならない。
そして、ここからは今後艦これ運営に改善、追加してほしい機能の話。
1.該当海域クリア後はクリアした難易度以下の難度であれば、選択可能
2.クリア後のボス編成は前哨戦パターン、最終形態パターンのランダムにしてほしい
上記2点のどちらかを実装してくれれば、本当にうれしい。
1に関しては、例えば「E-5を甲でクリアした場合、クリア後は乙、丙の選択が可能。丙でクリアした場合は、クリア後も丙しか選択できない」という感じだ。
2に関しては、5-5のボス編成の仕様に近い内容だ。
5-5のボス編成は、クリア後は前哨戦、最終形態、クリア後編成の3種類からランダムでの編成になる。
この仕様をイベントのボス編成にも取り入れてほしいというところだ。
この部分を取り入れることによるメリットは、より掘りを行いやすくする環境を作ることで、アクティブ数を増やし、DAUや継続率への向上を見込むことができる点だ。
今回の場合は「甲でクリアしちゃったから掘りづらいな・・・」と感じ、イベントクリア後に掘りを行わずに切り上げてしまうユーザーが出てきてしまう可能性が出てきたという事。
切り上げて備蓄に走るだけであればいいのだが、イベントだけ参加するスタイルの人は、ここで艦これへのアクセスから離脱するポイントになるというところだ。
運営において、離脱ポイントを潰すのは非常に重要な部分なので、ここを調整することで、掘りを行うことによる継続率の向上を狙えるのではないかと感じる。
この内容は、一度要望として運営にメールを送っておこうと思う。
勿論、現状の仕様でもほぼ満足ではある。
今後変更がないにしても、上述のように一部低難度の狩場を作ったり、先に掘りをするという方法もあるので、致命的な部分にはならない。
あくまで、次のイベントに実装されていれば、非常に嬉しいなと思う部分であるということだ。
■イベントを終えて
以上が、今回のイベントで感じた事や、今後へ思う事だ。
今回も、とても面白いイベントだった。
そして、最後までクリアできて本当に良かった。
今後も素晴らしいイベントや、新しい仕様が楽しみで仕方がない。
まだまだ艦これとの付き合いは続いていきそうだ。