珈琲屋の独り言

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2020/07/02

2020年07月02日 14時11分00秒 | 日記

生きるとはブラックコーヒーを飲むようなもの。






味が分かると、甘みはいらなくなる。


コーヒーを飲むとき、砂糖やミルクを入れるタイプですか。


それとも、ブラックで飲むタイプですか。


幼いころは「コーヒーは苦いだけで、どこがいいのだろう」と思うものです。


苦くて、おいしいと思いません。


 


しかし、これが不思議です。


年を重ねて成長するうちに、味覚が変わり、コーヒーの本当の味わいを知ります。






「そのままでいただくコーヒーが一番おいしい」と、気づくのです。


本当の味が分かると、甘みはいらなくなります。


砂糖やミルクは、邪魔になります。


もちろんそのまま口にすると、苦いです。


苦いおかげで気合が入り、勉強や仕事がはかどります。











人生も同じです。


幼いころは「優しさ」や「甘え」を求めようとします。


「優しさ」や「甘え」があると、心地いいからです。


しかし、年を重ねて成長するうちに、感じ方が変わり、人生の本当の味わいを知ります。


人生の本当の味わいをすると「ありのままの人生を味わおう」と思うようになります。


「優しさ」「甘え」は、邪魔になります。


ありのままの人生を受け入れることが、一番自分のためになることに気づきます。


ありのままの人生は、少しだけ厳しいです。


少しくらい厳しさがあるほうが、人生は、より深く味わえます。


「痛いですが、気持ちいい」という感覚です。


自分から進んで厳しさを求めるようになれば、大人です。






こうして人は、大人になるのです。。

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