前から一度来てみたかった竹茂楼です、嬉しい~。
京都ウィンタースペシャルは京都市が企画しているもので、多くのレストラン店が参加して、普段よりも少しお得にランチやディナーをいただける企画です。
毎年2月限定ですが、昨年もこのプランで中村楼に行きました。
2月は一番観光客が少ない月なので、こういう企画が催されるのでしょうね~。
なので私には嬉しい~いつもはちょっと敷居の高いお店でも、スペシャルプランで利用できるので行きやすいです。
その中でも設定高め1万円のランチです、ランチとしては生涯最高値でしょうか?
でもディナーならもっともっと高いので、雰囲気を味わうためならランチで十分です。
祇園四条辺りから歩いて30分ほどなので、テクテクのつもりでしたが、小雨がパラパラしてきたので、タクシーで行きました。
タクシーならすぐに着きます、平安神宮と蹴上の間くらいのところにあります。
タクシーで乗り付けるほうがカッコよかったかな?
大きな旅館のような佇まい、1階も2階もすべて個室です。
私たちは2階の二人用のたぶん一番小さい個室へ。
竹茂楼って言うだけあって、竹がいっぱいあります。
あとで聞いたんですが、竹やぶに料亭を作ったのではなくて、あとで竹を植えたそうです。
しつらえも素敵です。
席も掘りごたつ式になっているので、足に優しい~、足元も床暖で暖かくなっていました。
日本手拭製のナプキンもお持ち帰りOKなので、もちろん持って帰ります。
寒いので、温かい甘酒です。
八寸。
立春大吉の文字は料理長の手描きだそうです。
手前の白いのは大きな百合根です。
ふきのとうの和え物。
箸置きも可愛い。
ちなみに旦那様のは違う文字、すべて手描きです。
これもお持ち帰りしましたが、う~ん、なにに使う?
椀物。
白いのはなんとか真丈。
お造り。
鮒の鮒の子和えと烏賊と鯛。
鮒は左側の酢味噌でいただきます。
下にしいてあるのは山葵の葉、これも召し上がってください~ってことで頂きました。
焼き物は鰤やったかな?
柔らかくちょうどいい具合に焼けています。
小鍋仕立ての煮物、この小さな土鍋を直火で炊いているので、あつあつです。
すっぽん出汁の酒粕味です。すっぽんの身は無し。
揚げ物。
ニジマスの踊り揚げだそうです。
くせがなく柔らかく揚げてあります。
ご飯。
寒い季節なので、すっぽん雑炊です。こちらはすっぽんの身入り。
お漬物もめちゃ美味しい。
黒いのは、すっぽんと昆布の佃煮?とかおっしゃっていました。
すっぽんスープに、身に、佃煮に、翌日はお肌つるつるでしょうか?
楊枝が入っています。
水菓子
左のアイスは、八つ橋いり小豆アイス、シナモン掛けです。
最後にもう一品。
抹茶と白ごま汁粉。
美味しい~、もうお腹いっぱい~。
仲居さんが、お時間があれば別館をご案内します・・・・ってことで見学しました。
岐阜から移築した民芸館です。
立派な造りで、ここでもお料理をいただけるそうです。
これは餅花というそうです。
毎年年末に作られるそうで、本物の餅を、小さくちぎって、枝に付けていき、ベテランの仲居さんが3人掛かりで3日ほどかかるそうです。
廊下には、工芸品が展示されています。
代々の社長や奥様が買い求められた逸品が飾られています。
これはピカソが描いた絵皿だそうです。
う、まる、どぜう、の文字。
うは、鰻、まるは、すっぽん、どぜうは、どじょうです。
美濃吉は、江戸時代に美濃の国から京都に来た、美濃屋吉兵衛が三条大橋のたもとで腰掛茶屋を開いたのが始まりだそうです。
この空間で、このサービスでお料理をいただき、ゆったりとしたいい時間を過ごせました。
これで税サ込み1万円です。
ランチ1万円・・・・と思っていましたが、この空間とこの内容だと、めちゃめちゃお得だと思います。
また来る機会があるでしょうか?
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