今日はクラブエリーって会のイベントで、おいしいレストランで美味しいものを少人数にだけ特別に提供していただける催しです。
私も一応会員登録はしているものの、ほとんど参加することはありませんが、今日は久しぶりに2回目の参加です。
料亭和久傳さんの室町店で、場所は中京区堺筋尾池下ルにあります。
1階がお持ち帰り用の店舗で、2階がイートイン用の茶寮になっています。
帰りにお土産でもないけれど、何か買って帰ろ~って思っていると・・・・
参加者の人が、「おもたせに買って帰ります。」や「おもたせで利用します。」などおっしゃっています。
近頃は手土産で持参することを「おもたせ」と言う人が多いですが、本来はそれは使い方が間違っているらしく、手土産をいただいた方が、そのお菓子をお客様に出すときに「おもたせで失礼ですが・・・」って使うそうです。
なので、手土産で持参して「これおもたせです。」って渡すのは大変常識に欠ける使い方だそうですよ。
手土産を持って「心ばかりのものです。」などの言葉を添えて渡すのがレディーのフレーズです。
まあみんなが使っていたら、使っているほうが正解になってくるのでしょうが、私は正しい日本語を使います。
そんなことはおいといて・・・・
クラブエリーの開催地は常に京都ですが、私のように京都以外からもグルメ熱心に参加されている方もいて、今日は総勢10人です。
始まると、本日の予定にはなかったそうですが、「和久傳」のオーナー桑野綾さんが来てくださり、和久傳というお店の成り立ち、こだわりなど楽しくお話ししてくださいました。
めちゃ美人の綾さんです。
お歳は38歳だそうです。
こちらの角度のほうが美しさが伝わるでしょうか。
和久傳に嫁にきたものの、仕事もバリバリとすることになって、朝ドラのあささんの気持ちや悩みがよ~くわかるとおっしゃっていました。
和久傳甘味のお披露目です。
三点盛りが出てきました。
西湖、木の実の寄せ菓子、柿の葛焼きです。
柿の葛焼きは出来立てで、温かくて柿の味がしっかりしていて、こんなの食べたの初めてで感激!
木の実の寄せ菓子もふわっと食べられておいしかった~。
西湖の笹を開けました。
西湖とはここの看板商品なんですが、蓮根と葛でできたぷるぷるとろとろを笹の葉で包んでいます。
「西湖」とは、中国の蓮の綺麗な湖の名前から付けられたそうですよ。
待っている間のお茶うけに出ていたお菓子。
小豆で作った「艶ぼくろ」って名前です。
次はぜんざいです。
丹波さんの大納言小豆で作られています。
横に添えられているのは塩昆布ではなくて、きくらげを炊き込んであります。
ぜんざいの小豆はふっくらしていて、小豆の形そのままです。
最後は蓮根饅頭と抹茶です。
まず蓮根饅頭をいただきます。
「蓮根饅頭」ってご飯のお料理って思っていますが・・・・・
中にあんこが入っていて、あんかけはみたらしあんです。
見事に甘味になっています。
日本料理はお料理の味付けに砂糖を使いますが、フランス料理では使わないそうです。
なので、フランス料理は最後にデザートを用意して、糖分を摂取するというのは栄養学的にも必要不可欠なのです。
フランス料理は世界的に有名なので、コース料理の最後にデザートというのが、そのままフルコースの形として定着していったのでしょうか?
最近は和食のコース料理でも、最後は甘味が出てきますよね。
和久傳さんも丹後発祥のお料理屋さんですが、丹後は食材の宝庫だそうで、それを生かした甘味も素晴らしいものばかりです。
丹後に直営工場を持たれていて、地元でお米から野菜まで無農薬で作り、それを丹後の工場で作っているので、ぜひ丹後まで見に来て下さいとおっしゃっていました。
カニ食べに行くついでに寄ってみようかな~。
カニといえば、丹後で多く消費されるかには、殻をすべて土壌の肥料として使っているので、畑の土はさらさらで且つ栄養たっぷりなんですって。
私もこれから家で蟹を食べたら、殻は乾燥して砕いて、花壇に入れて肥料にしようっと。
最後は抹茶です。
抹茶も美味しいけれど、抹茶の器が好きです。
抹茶を入れてもよし、小鉢代わりに使ってもよし。
今日いただいた甘味は本になっています。
今日はその出版記念も兼ねていて、今日のレシピも載った和久傳さんの本もいただきました。
でもこんな素晴らしい甘味って家でできるのでしょうか?難しい~。
一つ1階のお店で買って帰りました。
「あづき」っていうお菓子で、ただ小豆だけ使って、お砂糖もなにも加えていなくて、小豆の甘味だけで作っているので、3枚入った一袋を1日一回食べると、1日の豆類の摂取が賄えるそうです。
栄養もあり美味しくもあり、いつか私もおもたせに・・・・いや、手土産で使いたいと思います。
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