年に一度のピアノ調律の日。調律師のKさんに会える日。
ベテラン調律師のKさんは年齢不詳。たぶん60代。
でもパワフル。私もちょっとくらいパワフルと言われる時もあるけど、桁違いにパワフル。
趣味で朗読とシャンソンをしてられる。３年ほど前には平野区の庄屋屋敷ホールで開かれたリサイタル？を見に行かせていただいたが、その演技力（朗読って演技力が必要とわかった。）と、素晴らしい声（普段から切れのいい大きな声だけど。）と存在感に圧倒された。
全部暗記されている記憶力には勿論感服。近年はシャンソンに力を注がれているらしい。
岡本こうへい氏というシャンソンの大御所に習われているらしく、なんかお稽古事というよりセミプロっぽい。
8月には心斎橋のライブハウスでシャンソンライブを4人でされるらしいので、ぜひ聞きにいきたい。
「4曲も歌うのよ、もうたいへん。」と生き生きと話される。
前回は中の島ホールの舞台に立たれたとか。
ドレスも新調して、小道具も工夫して、生ピアノに合わせて人前でソロで歌うって・・・・・すごいと思う。昨年来られた時と何にもお変わりないみたいだけど、今年の3月に乳がんの手術をされて片方切除されたと聞きびっくり。
「手術の3週間後には仕事してましたのよ、なってしまったものはしょうがないし、クヨクヨなんかしてるより、したい事やらなくっちゃ。」ってニコニコして話される。
やっぱりすごい、素晴らしい６０代。
こんな素晴らしい生き生き６０代に私はなりたい。
そのためには、日々研鑽、研鑽。
輝く未来に向けて～ファイト～OH
