全国弁連のデータはこちら↓
https://web.archive.org/web/20220712041204/https://www.stopreikan.com/syohin_higai.htm
ソースはこちら↑
ブログ内にコピペして控えておきました。↓
全国弁連さんのデータ参照(一部に間違いあります) https://blog.goo.ne.jp/nanigawarui/e/c362003ae8bca757d85c47dc72fb303c
(文字数制限のため、件数データおよび金額データは上記に引っ越しました。)
上のサイトからデータをコピーして分析してみます。
最初に件数の分析。
円グラフ作ってみた。
これを初めて作った時「あれ、何のグラフ作ろうとしてたんだっけ」と思ってしまった。w
文字に線が重なってみっともないですが、ご勘弁を。
全国弁連では霊感商法に関わる商品を14項目に分類して分けている。
皆さん、よくご存じの「壺」や「印鑑」も当然入っている。
その項目を見てみよう。
全期間で見た割合も併記する。
なんと、壺は 3%。
(壺ガーさん、涙。)
ここで「印鑑」「数珠念珠」「壺」「仏像みろく仏」「多宝塔」を「霊感商品」と呼ぶことにする。
霊感商法は壺や印鑑を先祖の因縁と結び付けて売りつける手法という印象だが、全国弁連の被害データでは
そういう「霊感商品」の割合は1割程度しかない。
ここで目立つのは「献金浄財」「借入」。
「霊感商法と関係ないじゃないか」と驚くと思う。
どう見てもおかしい。
濃縮人参茶、借入、宝石、呉服,絵画、ビデオ受講料まで、どこが「霊感」なんだ。
霊感商法被害件数の推移グラフ。
霊感商法の品目に14項目もあるから、グラフもぐちゃぐちゃして見ずらい。
簡素化してみる。
この中で、霊感商法でいう主要な商品である「印鑑、数珠念誦、壺、仏像みろく仏、多宝塔」の5品目を除いてみると、右のグラフになる。
グラフは、ほとんど変わらない。
左のグラフの左下のごちゃごちゃした線が消えても、全体の姿はほとんど変わらない。
霊感商法の実態は既に変わっている。
中身は3つ。
「借入」
「献金浄財」
「内訳不詳その他」
霊感商品、5品目など最近では1割もない。
これを、マスコミは意図的に隠している。
とくに最近では「内訳不詳その他」というのが結構割合が大きい。
これも、あとで何度か触れます。
霊感とは縁のなさそうなものを除いたグラフが右側。
もう一度見てほしい。
右と左、違いが判りますか?
左のグラフの左下の方に線がぐちゃぐちゃしているとことがあります。
そこが「一般に言われている霊感商法」の実態です。
驚くほど小さい。
左と右のグラフの違いは、そこだけです。
マスコミは「今も続いている~」と騒ぎますが、ご覧のようにすでに「一般に思われている霊感商法」というのはいまでは、ほとんど「続いていない」。
左は14品目全部の推移をみると、いろいろ面白いことがわかってくる。
右は印鑑、壺、多宝塔、数珠、仏像などの本来の霊感商法物品を「除いた」グラフ。
左のグラフの左下にせんがごちゃごちゃ見える。これが、本来の霊感商法の被害金額。
少なくとも1995年ごろにはもう、被害の実態がほとんどなくなっている。
これは、信じがたいことだが事実だ。
同じことを何度も書いて失礼しました。
でも、簡単に済ませてよいことではない。
テレビやマスゴミは霊感商法が今も続いていると嘘を報道していた。
一体どこが霊感商法なのだろう?
どうして続いていると言えるのか?
全国弁連は何か違うものを指して「続いている」と言っているのではないか?
これがテーマです。
「借入」を霊感商法と言えるのか?
消費者金融のデータと間違ったか?
いや、ちゃんと「壺」「印鑑」の項目もある。
テレビでも「今も続いている霊感商法の被害がー」と言ってきた。
でも、グラフで見ると一般人が思っている霊感商法とはかけ離れたものになっている。
献金を霊感商法というのは、これまた論理飛躍。
献金は宗教にとって欠くべからざるもの。それをいちいち霊感商法と呼んでいたら、世の宗教はすべて霊感商法ということになる。
別な見方もしてみる。
全期間で年ごとの
「霊感物品」と、
ほとんど関係なさそうな「非霊感商品」
の配分を円グラフにして出してみた。
年ごとの「霊感物品」と「非霊感商品」の割合。
89年から2022年までの各年の円グラフ。
青が霊感商品、オレンジが非霊感商品。
青が霊感商品、オレンジは非霊感商品。
ははは、みんな、だまされてる。w
「霊感商法の被害がー」って。
テレビはこのグラフを作ってみたのかな?
何か月も「壺ガー、壺ガー、壺ガー」やったけど、嘘から番組作っているようなもの。
もう霊感商法は終わっている。
全国弁連の言っている「霊感商法」というものは一般で思われているものとは相当違いがある。
実はここからが本題。
それから、拉致監禁された信者さんが脱会して踏み絵として訴訟をさせられていると聞いた。
拉致監禁されて無理やり信仰を捨てさせる強制改宗には、確実に信仰を辞めたかどうかの「踏み絵」が伴う。
裁判の前に具体的な被害を確定しないといけない。
そこでは「ビデオ受講料」という項目が登場する。
言い方を変えると、脱会したことを証明するためには、教会で支払ったものを全部書き出し、習ったことまで否定しなさいと言われる。
微塵も教義に未練を持ってはいけないのだ。
習ったことも、信じたことも、楽しかったことがあっても、すべて否定して恨みに変えなければいけない。
私は騙されていた、騙した教会が心底憎い、青春を返せ、と。
そういわないと、また監禁されるのだ。自分に言い聞かせるしかない。
脱会屋、弁護士、牧師の前でしっかりと表明できなければ信用してもらえず、再び監禁をされる。
それが、旧統一教会の信者が今まで通過してきた、「拉致監禁」の実態だ。
最近になって、大沼和子元裁判官の言葉が注目されている。
ナカナカ02さんのツイートより
https://twitter.com/L3ITZlOADrRJDjz/status/1667531069133058049?s=20
DeepSeaさんのツイートより
https://twitter.com/NwFle6q9vQTXb4q/status/1667480810923122688
「もし自由の身にして逃げられたら困るから、逃げないようにしっかりと確認しきってから、自由の身にしてあげる」
「もし自由の身にして逃げられたら困るから、逃げないようにしっかりと確認しきってから、自由の身にしてあげる」
「もし自由の身にして逃げられたら困るから、逃げないようにしっかりと確認しきってから、自由の身にしてあげる」
「もし自由の身にして逃げられたら困るから、逃げないようにしっかりと確認しきってから、自由の身にしてあげる」
「もし
自由の身にして
逃げられたら
困るから、
逃げないように
しっかりと
確認しきってから、
自由の身に
してあげる」
衝撃だったので、5回書きました。
こんな発言をもと裁判官の弁護士がしていた。
心底教会を憎んで未練などないと表明し続けなければ、自由にはしてもらえない。
無期限断食で抗議したところで、後藤氏のようにガリガリになって真冬の寒空に追い出されて解放される道ぐらいしかない。
一言で偽装脱会といっても多くのハードルを越えないと「自由」は得られない。
それが、「拉致監禁」。
そうだとすると、「ビデオ受講料」の項目の推移は、おそらく拉致監禁によって辞めさせられた信者さんの数だろう。
自分から辞めていく人が、みんな「ビデオ受講料」まで返せなんて、普通は言わない。
つまり、拉致監禁の踏み絵を踏まされた元信者さんの足跡がここに残っている。
これが手掛かりとなる。
そこで、「ビデオ受講料」の数値と他の数値を比較すると相関関係が認められる。
まずは「ビデオ受講料」と「印鑑」。
印鑑の購入は統一教会の伝道の窓口にもなっていた。
1989年当時は、印鑑販売した人にビデオ受講を勧める勧誘方法とビデオ受講の後に印鑑を購入するという2つのパターンがあった。
当時の教会員の多くは印鑑を購入していた。
献金の意識があろうがなかろうが印鑑なら実用的で高価なため利益も大きい。
マーケティング戦略としては上出来だろう。
さて、印鑑だけ買ったけどまだビデオを見ていない人は、まだ信仰していないわけだから、キャンセルも多い。
89年、90年、91年のグラフはその辺を物語っている。
一方で、ビデオをみて信者になったひとは多少の反対では信仰を捨てないのですぐには商品をキャンセルしない。
だから、被害件数は減っていった。
93年から97年ころまではそういう傾向が読み取れる。
ひとたびビデオを視聴して信者になったものを信仰をひっくり返して「ビデオ受講料」まで被害に挙げさせるほど、信仰をひっくり返すのは、これは「拉致監禁」以外の方法はあり得ない。
信仰を「洗脳」だとか「マインドコントロール」だとか言われてもへこたれない神経の信者に信仰を棄てさせ、「ビデオ受講料」まで返せと言わせるまでに背信者に仕立てる方法は、監禁して信仰を棄てるまで閉じ込めて無理やり思想を改造する方法以外になかったのだろう。
それゆえ、「印鑑」と「ビデオ受講料」とは非常に親和性が高くラインがほぼ同じ動きをしている。
「ビデオ受講料」は拉致監禁の脱会活動による人的移動を示す重要なインジケーターともいえる。
93年以降の「ビデオ受講料」の件数の動きは「印鑑」の動きときれいに一致しているのが分かる。
それでは、印鑑以外の商品についてはどうだろう。
印鑑は実用的であると同時に開運商法でよく登場する。
別に、先祖の因縁を持ち出さなくても、誰でも開運招福を願って普通に購入する。
一応「霊感商品」の中に入るが、そのほかの商品は件数的にはあまり目立ってはいない。
そこで、印鑑以外の霊感商品は総和をとって「ビデオ受講料」の件数と比較してみる。
すると「印鑑」以外の霊感商品はその「総和」をとってみると、同じような相関関係が認められた。
これは、多宝塔を買うぐらいの信仰のある人は壺や数珠も当然買っている、という簡単な理由だ。
すでに、グラフの中に作成時の感想を述べてしまっているが、「壺、多宝塔、仏像」などを信仰の対象にしてきた強烈な信心の持ち主が、信仰を棄てたのちは、それらを否定するだけでなく「ビデオ受講料」までも取り戻そうとする異様さは一般人には到底理解に苦しむ。
これも、「拉致監禁」という特殊な環境で思想の改造が行われたか、偽装脱会によりそうせざるを得なかったかのどちらかだろう。
「ビデオ受講料」とそのほかの「非霊感商品の総和」にも同じような傾向がある。
グラフを見ると、宝石、毛皮、絵画、呉服などの高級品を複数購入していることがわかる。
逆に言うと、一人の信者の脱会は多くの商品の被害を計上することにつながり、被害額を粉飾する効果があるということになる。
(同様の分析は世界日報でも出ていた。)
一方で、教会側の拉致監禁被害者の数字も考慮すると矛盾が見えてくる。
教会側の発表では「拉致監禁」の被害は2000年以降は減少傾向で、これは「対脱会屋監禁裁判」が功を奏しているとのとらえ方がされている。
そして、2015年の後藤氏の裁判で拉致監禁問題は解決に向かうと楽観されていたようだ。
2000年以降、もともと拉致監禁の被害は減っている。
これは拉致監禁を一番ウォッチしてきた米本氏も言っている。
拉致監禁の件数は減っているのに、「ビデオ受講料」は増えている?
「被害者を使いまわししている」という疑問がわいてくる。
おそらく被害の付け回し、再利用、でたらめではないかと思う。
理由を後で述べる。
上のグラフから数値を拾ってきて、改めて拉致監禁の件数とビデオ受講料の件数の推移を比べてみた。
拉致監禁の数字は減ってきている。これは旧統一教会の動向を見ている米本氏などの専門家の意見とも一致する。
実は、教会が出しているグラフも大体いい加減な数字が多い。
キリ番が多いのだ。何だこりゃ、と思う数字もある。
拉致監禁被害を訴えながら、被害者をきちんと把握できていないようだ。
全国弁連と数字と旧統一教会側が出してくる数字を組み合わせると、意外と相関関係が生まれない。
それは、お互いに言いたいことを誇張するのは人情だからわからなくもない。
このグラフを作ってからは少し考えさせられた。
どっちが本当なのか?
全国弁連の出している数字が怪しい。どこかにおかしな点がある。
ここに現れる数値を改めて分析してみた。
1989年以降の拉致監禁された人の数は2638人。
ビデオ受講料で被害を申告した人の数は2533人。
ここには1988年以前に拉致監禁された人の数もはいる可能性があるから、正確には判断できないが、よく似た数字が出てくることには注目したい。
そして、そもそも
この時代に「ビデオ受講」?という素朴な疑問が沸き起こる。
とっくにDVDやブルーレイの時代だ。
2000年代以降に「ビデオ受講料」という項目が、地味に、かつ確実に、そして、怪しげに上昇しているグラフは、いかにもわざとらしいと感じる。
どの家でもビデオデッキなど姿を消している頃ではないか?
これは「ビデオ受講していた世代の被害者」がここにあてがわれている、と推測するのが当然だろう。
つまり、2000年代に増えている「ビデオ受講料」の数字は過去の脱会した信者から転用付け替えを行った「でっち上げ」であろうと思われる。
しかも、正体不明の数字「内訳不詳その他」が爆上げしている。
これを怪しまずして見過ごすことはできない。
全国弁連の数字がいよいよ怪しくなっていく。
間違いなく被害者を使いまわししている。
疑惑の目でもう一つ発見した。
下のグラフで見ると、「壺、数珠、多宝塔の総和」の数字が不自然に数字が下がった年に、なぜか「内訳不詳その他」の数字が上昇している。
不自然さがあちこちにある。
そして、ここから全国弁連がかなり政治的な配慮が強いことも分かってきた。
これも後で述べる。
2000年代になって、「拉致監禁の件数」は減っているのに、
「内訳不詳その他」が急増して被害額の全体の中でもトップのになっている。
昔のデーターだから「よくわからんものをふやしている」?
こんなデータ誰が信用するのか?
そうそう、このデータを見せる対象は、信者の子供を脱会させようとこれから拉致監禁をしようかどうか迷っている父兄なのだ。
「まだ霊感商法は続いている」という印象を家族に持たせて、次なる脱会者を生み出すために、広報データとして用いられているものなのだ。
だから、事実かどうかより「根も葉もない大嘘」とまで言われない程度のペテンは許されるぐらいに思っているのだろう。
データのねつ造は、目的にかなっている限り合法だと思う左翼の考えがここにも表れている。
もう一度言うと、ビデオなんか見ることなくなったDVDやブルーレイの時代に、怪しく件数を伸ばす「ビデオ受講料」と、それに併せて爆増する「内訳不詳その他」の数字が、今や「霊感商法の正体」だということだ。
実に怪しげなデータだと思ってしまう。
それから、全国弁連の政治性について。
もう一度このグラフ。
2009年といえば旧民主党政権。
自民が下野し、旧民主党政権ができたころ。
このころ、旧統一教会は旧民主党とも多く接点を持っている。
有田氏が参議院銀時代に旧統一教会を問題視しなかった理由は、旧統一教会が自民だけでなく幅広く野党にも付き合いを拡げていたことが原因だ。
つまりこの時、全国弁連は旧民主党と旧統一教会との関係に忖度して、霊感商法被害の象徴的な商品である「壺数珠多宝塔」といった商品の被害額を意図的に減らしたのではないかと疑われるのだ。
結局それは「内訳不詳その他」の項目に付け替えされている様子がグラフで読み取れる。
そもそも、「内訳不詳その他」の項目が2000年ころから増えている。
「よくわかりませんが、増えているんです」と言わんばかりのグラフだ。
2000年以降に拉致監禁の件数が減って「霊感商法の被害を粉飾する材料」がなくなったために、過去に被害を訴えた人でまだ、「ビデオ受講料」を申告していない人を掘り出して被害に加えているのではないか?
大昔のことで記憶があいまいなものは「内訳不詳その他」に入れるほかなかったのかもしれない。
そう考えれば
1989年以降の拉致監禁された人の数は2638人。
ビデオ受講料で被害を申告した人の数は2533人。
この奇妙な一致も合点がいく。
なんともいい加減なものだ。
最後に。
全国弁連さんページは足し算が間違っている。
何から何まででたらめ。