03年1月-3月 演奏会 感想文 記憶として
3月26日 指揮小泉・都響 八王子‣いちょうホール‣900席 L32
ショパン・ピアノ協奏曲1番・梯剛之 チャイコ5番
20年前とは・梯さんが・・演奏から高揚感を感じて素晴らしい演奏が
5番は・・元氣を戴くが・・??当時の地方的な聴衆はマナーが?集中力の無さ・チラシの音・・雑音が多いと感じさせた・・20年で改善された・・
03年3月8日 イタリアのトルコ人・ロッシーニ
フィオ・リッラ・佐藤美枝子 詩人・ロレンツォ・レガッツオ
指揮ベリーニ 東京フィル
- 佐藤さん、感情表現と演技が素晴らしい・・詩人の歌手で‥舞台に快活さが溢れ・・曲想が鼓動の高まり リズム感・・楽しさが増幅され楽しめた好演となる・・
- プリマドンナの軌跡 佐藤美枝子さん チャイコフスキーコンクール優勝から20年
第565回 定期演奏会Aシリーズ 都響2月8日
- [出演]
- 指揮/ルドルフ・バルシャイ
- [曲目]
- マーラー:交響曲第10番 嬰へ長調 (バルシャイ版) (日本初演
1910年に9番の作曲を終え、10番へ・・マルマにこれ9番は実際は10番なのだ・・
と9番で己の死を予感して(ベト9番が最後)・・1911年5月18日マーラー没
16日東京芸術劇場シリーズ
作曲家の肖像Vol.46〈ショスタコーヴィチ〉
- [出演]
- 指揮/ルドルフ・バルシャイ・
- 生年月日1924年8月28日
- 死亡日2010年11月2日
- 学歴モスクワ音楽院
ショスタコーヴィチ:交響曲 第14番 「死者の歌」バルシャイ/モスクワ室内o. shostakovich : Symphony No.14
チェロ/古川展生
- [曲目]
- ショスタコーヴィチ:歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』 op.29より「パッサカリア」
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 op.107 (1959)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47
過去に3-4回生聴きも、何か抑圧 恐怖感 絶望感・を・感じた・・
今回の演奏には・・心の叫び 極限の叫び 魂の叫び 何かギリギリに追い詰められた 叫び・・楽章を追うことに・・叫びが・
・こころ 震わす・・感動で涙が・・バルシャイ都響にブラボー
03年2月2日 アラベッラ 新国3F/R3-4/アラベッラ・HP
指揮・若杉弘 東京交響楽団
女性歌手陣が充実が・・天羽の伸びのある声域が舞台に華が・・マークリスの陰陽に富む歌唱と演技に気品があり素敵な人物像を演じた・・オケも芳醇・豊潤な響きが・・
・指揮から誠実なオペラ創造を奏でて・・好感な舞台となる・
アラベッラ・シンシア・マークリス・ズデンカ・天羽明惠・アデライデ・白土理香
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1月27日 天満厚子リサイタル 糀ホール・自由席
2年ぶりに鑑賞が バッハに聴き応え十分が・・ 心奥深く染み込み その心音は 大地深くし 染みこむ 演奏となる
断固なる信念 創造性 技量が・・
バッハ・無伴奏ソナタ 第一番 ・パルティ‐タ 第一番・二番
・シャコンヌ BMV1004 ・・望郷のバラード・C.ボルムベスク
天満敦子ヴァイオリンコンサート 2015/ 望郷のバラード【ガトーフェスタ ハラダ エスポワールホール】
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批評‣樋口氏 無人島
演出は鏡と映像を用いた印象的な舞台が・・歌手では高野・鹿又・・男声優位を感じたが・・技巧的なアリアを歌いきった松尾・・小畑の表情豊かな歌唱が・・
03年1月25日
無人島1779初演・ハイドン1732-1809 新国立 小劇場・RB-20
224年年月が蘇る 知る喜び 創造する喜び・・
ホール内に新鮮な感動が 幸福感が湧き上がる
過去無量の命・・この波動が 音楽を伝えるのであろうか
装置・演出が良いと感じます・・2Mほどの鏡がロボット仕掛けで移動・・
鏡に映し出される・・オケ・指揮者の表情が、歌手も・・
松尾氏の歌唱 明るさ 可愛い 演技が良かった・・
2重唱;4重唱も・・愛 愛 音楽から幸福感が伝わり 好演であった
時代的にハイドンからモーツアルト1756年1・27‐1791年12・5・・へ・・
・今想えばコシ・ファン・トゥッテ・筋書きが似てい・
・パパからの音楽的に影響はアッタ?か
・ヴァイオリン・チェロ・フルート・ファゴット・パンダ
指揮 :山上純司 演出 :井原広樹
芸術監督 :五十嵐喜芳 台本 :ピエトロ・メタスタージオ
作曲 :フランツ・ヨーゼフ・ハイドン
出演者は4人だけで合唱はなく管弦楽も小編成となっています。このシンプルな構成を逆に生かしたハイドンの腕の冴えが聴きものです。
あらすじ
場所は大西洋上のとある無人島。新婚旅行の途中に立ち寄った無人島で、コンスタンツァは夫のジェルナンドと生き別れになってしまう。実は妻からちょっと離れた隙に夫は海賊に捕まり奴隷にされてしまったのだが、そのことを知らないコンスタンツァは、妹のシルヴィアと無人島でなすすべもなく数年を過ごす。ある日、自由の身になったジェルナンドと奴隷仲間だったエンリーコは探索のため島を訪れる。シルヴィアと偶然出会ったエンリーコは、彼女がコンスタンツァの妹であり、コンスタンツァも無事でいることを知る。最初は誤解から来る感情的な対立もあったものの、夫婦は久しぶりに再会を果たし、エンリーコとシルヴィアも結ばれ
Haydn - Opera L'isola disabitata
Mozart Così fan tutte Full Opera - English Subtitles
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03年1月24日 指揮井上道義 新日フィル
マーラー 9番1910
井上指揮がオケに魔法をかけた?・・新日がこんなに巧いとは 驚きである 絶妙なアンサンブルが 神髄の響きが道義のオーラ マーラーのオーラが・・凄い 凄い 演奏が
マーラーは当時50歳直前長年活躍したウィーンを離れ・・ニューヨクへ・・指揮活動が
第一楽章アンダンテ、終楽章のアダージョ・・人生への諦観や死の予感を読み取れる・・シェーンベルクは この9番は一つの限界であり それを超えようとするものは死ぬほかない とまで言っている・・9番のジンクスは死 人生の限界 作曲の限界 ・・限界を乗り越え・・活きる 音楽は活きる・・
Mahler Symphony No.9 | Seiji Ozawa & Boston Symphony Orchestra | マーラー:交響曲第9番 小澤征爾 & ボストン交響楽団
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この時期TV・TBSで 「白い影」・映像美と・音楽がマーラー5番等流れ・・よく観てました 01年放映・白い影 - Wikipedia直江庸介演 - 中居正広が素晴らしい演技で・・挿入されたマーラーも素晴らしい効果が・・私が再放送を観た?・・
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光・・詩と語りの中間をゆくというオペラ書法の永遠の課題に 一柳はおそらく邦楽の体験を通じ・・現代日本語における 彼なりの解決を見出した・・日経・樋口氏より
03年1月19日
光・一柳toshi・新国立/光 指揮。若杉弘 東京交響楽団
オペラとういうより演奏会形式?・歌唱・・
音楽は弦の重厚さ、リズム感 指揮若杉の的確な解釈で作曲者の意図を謳い上げていたと思われます・・
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創立50周年 コンサートアーカイブ|東京都交響楽団
- 03年1月18日 都響・指揮井上道義
・グリンカ・ルスランとリュドミーラ序曲
・ラフマニノフ・ピアノ協奏曲3番・ニコライ・ペトロフ
雄弁な弦 木管 ピアノを 丹念に創り上げ
熟成された音楽を醸し出していた
・ショス・3番メーデー
メーデー それは 歩み 武力に打ち勝った労働者の歩みだ
広場という広場に 革命よ 幾百万の歩みを 打ち込もう・キルサーノフ・詩
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03年1月16日 東京フィル 指揮 チョン・ミュンフン
ベト6番 7番・・怒涛の力 リズム感 音圧が凄い チュンの世界観が・・
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03年1月11日13日 ポーランド国立歌劇場
上野・文化5F・3F
オテロ・トゥーランドット
総合芸術の楽しみが・・懇切丁寧なオペラを創り上げた・・
オテロ・ホセ・クーラが好調 演技良し・・疑念・嫉妬・葛藤・・愛の苦しみを 強靭な高音歌唱も 素晴らしい
タマール・イヴェーリの歌唱も・・オテロへ一途な愛を謳い上げる・・嫉妬と愛の狭間で・・二重唱の極みであった・・
ベット上での 祈り 光 光が射し マリア像となり 愛と死
「クーラー愛満載のブログ ご紹介です」ホセ・クーラ オテロのデビューから20年 / Jose Cura 20 years since Otello debut - 人と、オペラと、芸術と ~ ホセ・クーラ情報を中心に by Ree2014
Jose Cura 2001 "Già nella notte densa" Otello
José Cura: "A Passion for Verdi" Concert | with Daniela Dessi and London Symphony Orchestra (2001)
03年1月11日 ポーランド国立歌劇場 上野・文化5F・3F
03年1月11日 トゥーランドット
粒ぞろいの歌手陣が
カラフ・ロトリッチ リュウ・クウォシンスカの歌唱で涙が・・
人物像を的確に表演しオケ・指揮者・歌手・照明・演出・裏方と全てが よい仕事を・・素晴らしい 2公演オペラとなる
指揮:ヤーチェク・カスプシェック
演出:マレック・ヴァイス・グルゼシンスキ
キャスト:エヴァ・マルトン/ヤネス・ロトリッチ