神奈川県民ホール 指揮者 沼尻竜典(音楽監督) 1F・7-9・4,050円
14時からタコ8番聴いて 18時からマーラー5番と ハシゴザケでなくはしご音楽鑑賞でした・・(笑)充実の疲れですが・・音楽は素敵です
県民ホールの鑑賞も、4年前?『アイーダ』を観て以来が・・自席は1F7ですが、2列目・左端・このホール・舞台こんなに間口が広かった、しかもピットを蓋して約2Mは、空間が・・奥にオケを配置していた・・音響は如何に・・
1楽章からフォルティシモの音型が恐怖、不安感を煽る・・総演奏は素晴らしい・・弦が綺麗です、低弦が効いてます、流石、沼尻指揮が・
・パーカッション隊が大活躍で・・小太鼓の連打が素晴らしい・・音楽が進む・・ピアニッシモに成ると・・伝わらない・・音響の悪さか?・・楽章が進む中・・主題が曖昧な印象が・・1楽章が全てと感じましたが・・
写真の様に、オケ編成が奥に・・・・・演奏後、此れから中華街かな
第1楽章・・これに続いて弦楽器の悲痛な第3主題の展開が始まり、ティンパニやスネア、トランペットの3連音が加わって凶暴性を増す。木管の激しいトリルを背後に第2主題が金管によって強烈に吹奏され、これが爆発すると3連音の動機からアレグロへと速度を増す。暴力性と皮肉さを兼ね備えながら盛り上がっていき、変拍子の行進曲風のクライマックスを経て、ドラムの長いロールがクレッシェンド・ディミヌエンドを繰り返しながら冒頭の序奏主題が再現する。再現部では弦楽器のトレモロの上でイングリッシュ・ホルンが第3主題・第2主題の順に長いソロで
第3楽章 様々な楽器がファンファーレ風の旋律を奏でる。次第に凶暴なものになり、トランペットの勇壮なギャロップを挟んで頂点で全楽器が爆発して、小太鼓の響きともに
第5楽章・・・田園舞曲風の、楽天的な主題がファゴットに現れる。その後チェロによる第1エピソード、チェロとバス・クラリネットの主題による第2エピソードを経て、フガートが展開される。やがて第一楽章のクライマックスが回想され・・この交響曲もハ短調で書かれており、その調性のイメージに合った内容の音楽になっている。ショスタコーヴィチの全作品のなかで最も悲劇的であるといわれることもある。初演に際し、ソ連軍は大規模な反攻に転じている折、もっと明るい作品はできないのかと非難され、続く第9交響曲のジダーノフ批判の遠因ともなった。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ショスタコーヴィチ/交響曲第8番ハ短調Op.65
ショスタコーヴィチ:交響曲 第8番 ハ短調 Op.65 バルシャイ 1994, 1995
<県民から東横線ー自由が丘ー二子玉ー溜池・・ホールへ・・(本来渋谷(人が多い)で乗り換え銀座線へ)・大廻りで乗車賃が200円程余分に支払い・・市中感染を防ぐ為・・考えて迂回でした・・イザ・・5番の出来は・・>
7月16日(土) 18:00開演 サントリーホール 1F・4-34・7千円
- 指揮:ジョナサン・ノット
ソプラノ:ユリア・クライター
東京交響楽団
- ・ノット・東京響の音楽世界を堪能・・プラス、歌手が素晴らしい初聴きの曲でしたが 感情表現が際立って、しかも声量豊か・・今日は新潟で同曲を・・
- 曲目
- ラヴェル:『鏡』より「海原の小舟」(管弦楽版)鏡 (ラヴェル) - Wikipedia
-
- 海原の小舟(Une barque sur l'océan):画家のポール・ソルドに献呈。
- 大波 小波・・キラキラと輝く 波 波・・こころの 波・・
ベルク:『七つの初期の歌』
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
- 1楽章から音型が、一音一音の輝きが・・音の粒のふくよかさが際立ってました・・音楽が 天に天に・・上昇波動を描く・・一貫性が美しい・・
比較感では大野指揮都響は 内へ内へ・・丹田へ・・重心が低い・・音楽が重たい
- ノット指揮東京響は・・音の粒が豊か・・上昇波動音楽構成が・・
- 勿論アダージェットとで泣き、泣きでした・・こころの垢を流された・・浄化しました
- 終楽章も一貫して・豊かな響き・幸福感も・愛も・・指揮、オケに活彩
都響の5番と同じ付近の席からバス(L奥)が無い、対向配列ですが、目の前は2V12本
ベルク:『七つの初期の歌』
- 夜 Nacht(詩:カール・ハウプトマン)
- 葦の歌 Schilflied(詩:ニコラウス・レーナウ)
- 夜鳴きうぐいす Die Nachtigall(詩:テオドール・シュトルム)
- 夢に見た栄光 Traumgekrönt(詩:ライナー・マリア・リルケ)
- 室内にて Im Zimmer(詩:ヨハネス・シュラーフ)
- 愛の賛歌 Liebesode(詩:オットー・エーリヒ・ハルトレーベン)
- 夏の日 Sommertage(詩:パウル・ホーエンベルク)
Nachtigall
テオドール・シュトルム(Hans Theodor Woldsen Storm)
それはナイチンゲールが
一晩中うたったためだった、
あたりにひびき渡る
その甘い歌声に誘われて、
ばらが咲き出でたのだった。
あの子は今までお転婆娘だった、
それがもの想いに沈むようになり、
帽子もかぶらずに、手にもったまま、
じっと夏の灼熱の耐えている、
自分でどうしてよいかもわからずに。
それはナイチンゲールが
一晩中うたったためだった、
あたりにひびき渡る
その甘い歌声に誘われて、
ばらが咲き出でたのだった。
(訳:喜多尾道冬
クラシックコンサート・演奏会感想 人気ブログランキングとブログ検索 - クラシックブログ
ラヴェル - 鏡 ロジェ
1985年 山田一雄&N響 マーラー 交響曲第5番