直列☆ちょこれいつ

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素人向けのデジタル一眼レフ

2015年12月12日 | ちょこのひとかけ


友達から借りて、一眼レフを一年くらい使ったことで、
わかってきたことがあります。

素人向けの一眼レフについてちょっと書いてみましょう。

まず、一眼レフはものすごく重いです。
さらにかさばる上に乱暴に扱って壊してはいけないと思うのが、
いっそう重く感じさせます。

きれいな写真は撮れますし、ピントあわせもシャッターもはやいですが、
重くてかさばって壊れやすいというのが
それを補って余りある欠点です。

『これがあればちょっと旅行に持っていって、
いい写真がとれる・ゾ♪』
とかいう気楽な考えにはまったく向きません。

カメラバッグ一個分は増えますし、しまっていたら出すのも一苦労です。
場合によっては外でのレンズ交換も必要になりますし、
レンズ交換に失敗して本体の中に埃が入ったり、
レンズを落としたりするのに気をつけなくてはいけません。
そんなことをやっているとシャッターチャンスは余裕で逃します。

一眼レフは、『旅行のついでに写真を撮る』ためのものでなく、
『わざわざ写真を撮りにいくため旅行する』という用途向けです。
『車に積んでおいて、ドライブと一緒に写真を撮る』なら
荷物が気楽につめるので気にならないレベルだと思います。

また、一眼レフと聞いて、素人がぱっと思い浮かべるような、
撮りたいものだけくっきりしていて後ろがぼけているような写真は、
素人では決して撮れないので注意が必要です。
ああいう写真を撮るには、本体と一緒についてくるレンズではだめです。
特殊なレンズが必要になるのです。


ということで、まとめ。

一眼レフは
・重い
・かさばる
・外でのレンズ交換が面倒
・外でのレンズ交換が危険
・おまけレンズでは素人が考えるボケみのある写真は撮れない
という欠点があります。

このうち、
・重い
・かさばる
だけはどうにもできませんが、あとの三つはどうにかできます。

まず、外でレンズを交換しなくていいように、
汎用性のあるレンズを買って使うこと。
次に、おまけレンズのついていない本体を買うこと。
それから、ボケみレンズを買うこと。
です。

これをまとめると、
素人向けの一眼レフの買い方は、
・おまけレンズのついていない、本体だけを買う
・18-250mmの汎用レンズを買う
・明るい短焦点レンズを買う
です。

普段使いには18-250mm程度のレンズをつけていれば、
すこし暗くなるしゆがみはのるのでしょうが、
素人レベルではまったく気にならない写真が、
近距離でも遠距離でも撮れます。
画質をあげていればトリミングによって、もっとズームしたように
加工もできるので、それほどの望遠はなくてもいいと思います。
18-300mmとかのレンズになると、一気に値段があがるので
素人向けにはきつすぎます。

素人が一眼レフと聞いて思い浮かべる写真は、
短焦点レンズで撮れます。

レンズには根元のタイプがいろいろあって、
一応マウントで受け入れタイプを変えることができますが、
マウント自体4万円くらいするので、
ほしいレンズがあるカメラを最初から買ったほうが楽です。

……そんなこんなを考えると、
本体はキャノンを買うのが総合的に安くなる気がします。
一番大きいのは安い短焦点レンズがあることです。
ちょっと買って、ちゃっちゃと撮影を試したいと思ったら、
一番手の届く場所にあるように思います。

というところで、まとめ。
買うものは、
・おまけレンズのない、『本体だけ』。
・レンズは別売りの、『18-250mm』(4万円くらい)を一本。
・レンズは別売りの『短焦点レンズ』(1万5千円くらい)を一本。

といったところでしょうが……
やっぱりレンズの値段だけで結構しますねえ。
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