直列☆ちょこれいつ

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はじめての複製型製作 1

2012年09月05日 | イラスト(他・趣味)


道具がそろったので、複製用のシリコン型を作ることにしました。
なお、原型製作からシリコン型製作、複製1体完成までの
初期費用はおよそ1万6千円くらいかかりそうです。

必要道具も数日前に書いたので、
何を使っているのか気になる方は参照してください。

では、初めてのシリコン型製作の開始です。
まずは原型とランナーの元をテーブルの上において、
どれくらいのスペースが必要になるかを考えます。
その大きさが大体決まったら、
型取りプレートの上に型取りブロックを積みます。
このときの高さは適当でいいっぽいですが、
原型の厚みよりも1ブロック分くらいは厚くしておいたほうが
便利な気がします。

複製をやる前は、すこしでも出費を抑えるため、
型取りブロックも型取りプレートもいらないと思っていましたが
あるとかなり便利でした。
型取りプレートは100円ショップでまな板でも買えばいいので
替えはききますが、型取りブロックはあったほうがいいと思います。


◆◆画像12-09-05a◆◆



そこに粘土を入れて平らに伸ばします。
その粘土の上に原型を置き、ランナーも置きます。


◆◆画像12-09-05b◆◆



原型とランナーの輪郭をデザインナイフで粘土につけ、
その部分を掘り、原型とランナーを埋めて、
きっちりと粘土を当てます。

原型を埋める方向は、空気が抜けやすいように考える必要があります。
空気と一緒に複製用のレジンが流れていくので、
とんがりがある部分は上に向けるといいようです。

とにかく難しかったのが、どの方向にどうやって向けて
どの部分をどの程度まで埋めるかです。
これで丸一日以上悩みました。
ひっかかりがある造形では、シリコン型からぬくときに
型を壊してしまうらしいからです。

今回たこウィンナーの原型を作ろうとしているわけですが、
足が4本あり、この足がひっかかって型を壊すのではないかと思い、
ひたすら考えに考え抜き……あきらめました。
3分割にできればすごくいい感じにできそうなのですが……。


◆◆画像12-09-05c◆◆



とんがり部分からの空気逃げは、粘土に線を引いてみました。
太さがわかっているなら、そこにもなにかを置いてしまったほうが
いいような気もしました。

埋めたら粘土がゆがまないようにダボ穴を掘ります。
丸く穴をくりぬく方法が思いつかなかったので、
ボールペンの後ろをねじ込んでぐりぐりしましたが、
粘土にゆがみが生じて、原型と粘土に隙間ができました。
二度手間になるので、もっと効果的な方法を
考えたほうがよさそうです。


ここまでが一日目です。

油粘土はあけると部屋がくさくなり、
やわらかくするためにこね、平らにするためにいじると
手もくさくなってしばらくにおいが抜けませんでした。
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