ネットでなにかを探しているとき、
ふと見かけたサイト。
そこでは木製のゴム鉄砲の写真がのっていました。
……ゴム鉄砲。
もちろん、ゴムを飛ばすアレです。
むかしはわたしも30センチの竹定規に
輪ゴムをかけて飛ばしていたものです。
それが。
そんなものじゃなくて、
しっかりとした木で作った、
芸術品ともいえるものがいくつも載っていました。
しかも単発ならあたりまえなのが、
連射ができるのです。
まさかそんな芸当ができるなんて。
驚きつつ、別のことをしはじめました。
……でも。だめなのです。
なにをしててもさっきのゴム鉄砲が
頭から離れません。
そのサイトには設計図など載っていないし、
連射の仕組みもよくわかりません。
なのに。
どうしても作りたくなってしまったのです。
そこで、ふとゴムの発射の機構を
考えたのが運の尽き、というかなんというか。
うずうずと作りたい気が高まってしまいました。
そしてひたすら考え、
ほぼ一日をつかって設計図を描くわたし。
できたものに、ゴム鉄砲 ドラム1型と名づけます。
いろいろな試行錯誤の末、行き着いたのがこの形。
連射はドラムに何本もゴムを引っ掛ける形です。
機構を少なくすることで故障を減らそうとの考えでした。
とくに苦労したのが自動復帰式のトリガー。
ドラムにゴムが巻かれていると、
その力によってトリガー上の
アンクル(腕)もどきが作用して
元の場所にもどる仕組みです。
むかし見た時計師の番組が役立ちました。
また、ドラムも回転式にすることによって、
弾のリロードの機構を考える必要もなくて
なかなか気持ちいい感じです。
でも。気付けばピンが5本も必要で、
ちいさな部品も多いことが難点。
また、ボディの中心部のみ
撃ちやすいように溝をつけたはいいけれど、
周りの板にはさまれて
ゴムが発射できないかもしれないという
致命的な欠点を発見。
はじめてのゴム鉄砲は未完に終わりました。
……でも、なんだか面白いです。
03.03.07
ゴム鉄砲は小学生のときに割り箸を使って作ってました
連射は出来ないですけど・・・
ちょこれいつ本館の「趣味の話」から
「ぬいぐるみ」や「小物」を
見てくれるとうれしいです。
500連発の動画とか、すごいサイトでした。
同じところかな?
そこには簡単な10連発の作り方などは載っていたので、別のサイトかも知れません。
本物の鉄管工の人が、金属でゴム鉄砲を作る……
ああいうのはうらやましいです。
わたしにも板金の技術があればなあ。
おもわず入会したくなりました。