お好み焼きのお店に初めて入りました。
案内された席は机の真ん中が鉄板になっていて、
そこで頼んだものを焼いてくれるのだそうです。
適当にめずらしい感じのものを注文したところ、
しばらくして小さなボウルを持ったお店の人がやってきます。
たっぷりのキャベツと、少量の水溶き小麦粉、
それに一個の卵とその他をかき混ぜ、鉄板におとします。
それをそのまま放置して、片面五分くらいずつ二回焼いて、
大体20分くらいで食べられるようになるそうです。
昔見たお好み焼きの作り方では、ふわふわ感かなにかを出すために
つぶすのは厳禁、みたいに書いてあったのでそういう感じなのでしょう。
家ならもっと粉を多くして、普通につぶして焼いてしまいますけど。
そうこうして長い時間たったあとようやく食べられるようになってみると、
粉もんというより、キャベツもん といった感じでした。
この時間といい、一枚千円くらいという値段といい、
一枚に一個たまごを使う作り方といい、
家では やってられないという結論に達しました。
わたしもそうそう外食するわけではないので貴重な体験でしたが、
わざわざ外で食べるほどのものではないかなあと思いました。
あれならコンビニでおにぎり3個買って食べたほうが
安くて早くておなかいっぱいになりそう と考えてしまうのは
心の貧しさなのかもしれませんけど。