ちょっと前、道路にロープを張って、
バイクの人に大怪我を負わせた人間が逮捕されたとか。
その動機を簡単に言えば、
『人を傷つけて苦しむところが見たかったから』だそうで。
よく、おきれいな物語などでは、人はお互いを理解しあったら
争いなどは起こらないなどと言いますが、それは嘘です。
上記のように、『人を傷つけたら楽しくなる』
『人を傷つけたくてたまらない』人種は一定数いるからです。
みんな人を傷つけず、平和で幸せな生活をしよう!
と大多数が思ったところで、一人二人でも、
『人を傷つけたい!』『苦しんでるところを見たい!』
なんていうのがいるだけで、もうのほほんと暮らせはしません。
少数の悪人は多数の善人を破壊するのです。
人間を性善説・性悪説なんかで一くくりにするのは間違いです。
性善で生まれてくるのもいれば、性悪で生まれてくるのもいます。
中間があやしかろうと、両端ははっきりとわかれるものなのです。
今の日本の制度だと、人間には性善説を採っていて
どんな犯罪を行っても基本的には適当に解放しますが、
それではまったくなんの解決にもなりません。
なぜなら『人を傷つけるのが好き』な人間は、
性質として『人を傷つけるのが好き』だからです。
テレビが好きなこどもを、テレビ見すぎだからといって
部屋に閉じ込めたとしても、
またテレビが好きに見られる状況に置けば、
こどもはテレビを見すぎなほどに見始めます。
なぜなら、『テレビが好き』だからです。
人の本質なんて変えられません。
この世はくだらないこと、くだらない人間でいっぱいです。