こう、のーんと暑い日には、どこかに行きたいと強く思います。
たぶん山が見える場所で、窓の外から暮れ行く空を眺めつつ、
そこに住む知らない人たちの生活の空気を感じながらぼんやりするのです。
ずっと昔から求め続けているけれど、いけない『どこか』。
これがわたしの人生の象徴だったとふと気づきました。
適材適所という言葉がありますが、人には適所がどこかにあるそうです。
それは会社の中だったり、家庭の中だったり。
MOTHER2風に言えば『おまえのばしょ』を探し続けた人生でしたが
結局わたしの場所は見つかりませんでした。
総括すると、ずっと落ち着かず、そわそわするだけの人生でした。