直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

ドラクエ9 オート盗むと友達

2009年11月19日 | ゲーム系


友達がぼちぼちと、でも着実にドラクエ9を進めています。
どちらかというとやりこみプレイの域に入っているので、
昔はそんなことはできなく、嫌いだった友達が
変われば変わるものだと驚いています。

ペルソナ4をやっているときは、
ペルソナ図鑑を埋めるのはめんどくさいと言っていて、
わたしがやっていたのですが、それが心残りだったのか、
ペルソナ3になってからは自分で埋めようとして、
わたしは合成のヒントや合成表の見方を伝えるだけになったので
そこらへんから変わっていったようです。

友達が持ってきてわたしがやったのは、
宝箱のレアアイテム探しです。
なんでも、中断セーブを使うと
宝箱の中身をある程度予測できるというのです。
昔のドラクエで、セーブからゲーム開始したのち、
カジノに直行すると大当たりが出やすい、という
半ランダム変数のようなものみたいです。

手順はこんな感じです。
1.レア宝箱のそばで中断セーブ。
2.中断した場所から再開、のボタンを押すと同時に
 ストップウオッチで時間計測。
3.ゲーム開始したら小汚い妖精の画面を開き、閉じます。
4.時間が来たら宝箱を開けます。

どれがレア宝箱なのか、何秒で何が出るのかは
調べたものがネットにあるそうです。
もし失敗した場合は、リセットすると
中断セーブが無くなってしまうので、
またダンジョンを出て入り直しです。

友達は家にあるストップウオッチ系のものは
すべて電池切れだったとのことで、
パソコンでストップウオッチアプリを使っていたそうです。
それでも、きちんと時間通りにしているのに
出てくる中身が違っていたりして結構めげてきたとか。
そこで、うちに持って来ました。
時間があったら適当にやってみて欲しいというのです。

中断セーブして、失敗したらリセットして
また同じ中断セーブからやれるならともかく、
一度失敗したら地図をしまって、出して、
また入りなおして時間を待つ、なんてめんどくさいこと
わたしの性には合いません。

こういうときこそ文明の利器、セーブ保管ツールです。
セーブファイルをパソコンに移せば、
たぶん中断セーブも移動されるはずです。
一度中断セーブが失敗したなら、
中断セーブをカセットに書き込めば
そのまま再挑戦できるはず。

……ということで、まずは保存したあと、
友達に見本を見せてもらいます。

まずは地図を開いて――と、マップをネット検索
していたら、その間に友達は宝箱の場所に行っています。
もう何十回と繰り返して、マップは覚えてしまったのだそうです。
中断セーブから開始と、うちのストップウオッチを合わせて、
時間で宝箱を開けてみると、
書かれている通りのものが出ました。驚く友達。

次に友達が、欲しい宝箱の前で中断セーブして、
わたしがDSを受け取ります。
手順に不安がありましたが、
とりあえずストップウオッチと同時に開始。
欲しい最後のレア装備、メテオエッジは開始から81秒だそうです。

わたしは戦歴画面に入りながら、ストップウオッチを見つめます。
40秒……50秒……55秒……
緊張が高まります。

59秒……1分3秒……あうふ!?

てっきり60秒と秒でカウントされると思っていただけに
いきなりの分表示にわけがわからなくなります。
「85秒って何分?」
あわてて訊くと、
「1分21秒」
と返って来ます。
最後のケタが違うことはわかったので確かめますが、
わたしが混乱していただけで、友達は実際に宝箱を開ける秒を
答えていたのだそうです。

そしてなんとか開けてみたところ――
お目当てのメテオエッジが出てきました。
まず友達に見せ、そのまま写真を撮ろうとしたら、
文字は消えていました。
すぐに消えるものだったらしいです。

友達はこんなにきっちり出るなんて、と
自分で失敗した日々を思い返して驚いていました。
でも、なんとなくパソコンのストップウオッチアプリが
処理の関係でずれていただけで、本当のストップウオッチなら
最初からしっかりできていたんじゃないかと思います。
もし試す場合は、パソコンのアプリで計測するのは
やめたほうがいい気がします。


さて。そんな友達が、
わたしも思いつかなかったことを試しました。
友達は結構変なことをやろうとするので、
バグ探しには向いている気がします。
わたしは誰でも思いつくけれどやろうとしないことを
手間をかけてやるタイプなので方向性が違います。

前回で通常のレア装備を集め終わった友達は、
今度は合成でエクストラレア装備を作ろうとしています。
そこで必要となるのが、
宝の地図でボスを倒して手に入る、オーブです。

オーブは6種類あって、武器と防具の通常錬金・大成功錬金の
それぞれを作るのには、各色32個ずつ必要になります。
ただし、シルバーだけは24個で充分です。
同じ数だけ進化の秘石も必要になります。

このオーブも、今まではわたしが集めていました。
わたしの集め方は、オート盗むを装備して
LV1のボスをとにかく倒す方法です。
行ったり来たりもめんどくさいし、
コマンド入力もめんどくさいので、
自分以外はガンガンやろうぜ・バッチリがんばれ・
いのち大事にのオート指定。
装備は歩けばMP回復をつけて、ひたすら歩いて回復します。
経験値は無視してみんなLV99なので
うまくいけばこんなのでもLV1バラモスを
3ターンで倒せたりします。

そこで捨てられる経験値に疑問を持った友達は、
レベルが上がりきっていない仲間で挑むのですが、
ふと考えたそうです。
『オート盗むの盗み確率が5%なら、
20ターン防御しつづけたら、
何かが盗めてるんじゃない?』

なお、この前提になっているのは、
ボスキャラのエクストラレアを手に入れるために、
4人の合体必殺技でエクストラレアゲット表示が出るまで、
1戦闘3時間4時間戦い続けた、という友達の経験です。
そして、『オート盗むの確率が5%』という、
どの確率なのかわからない書きかたです。

そのため、友達はオート盗むを確実に発動させるため、
ひたすら防御と回復、全員の必殺技で入手経験値アップを
出しながらだらだらと二時間近く戦ったそうです。
でも、終わってもオート盗むは発動していなかったとか。

つまり――オート盗むの確率とは、
『1ターンの攻撃ごとに判定があり、そこで盗む確率が5%』
ではなかったということです。
そこでわかったのは、たぶん、
『戦闘終了時に通常ドロップとは別判定、別項目で
ドロップ判定が行われ、そこで敵がアイテムを
ドロップする確率が5%』ということでした。

そのため、理想値でオート盗むの『盗む値』が
100%になるのは、20ターン後ではなく、
20バトル後ということになります。
時間効率をあげるのであれば、とにかく早く、
20匹倒したほうがいいということです。

そんな話になって、友達はオーブを求めて
だらだらと戦っていたことを悔やんでいました。
……でも。ゲームのおもしろさの一つは、
思いついたことをやってみることにあると思います。

はじまったばかりのオンラインゲームが面白いのは、
マップの先になにがあるのかもわからず、
自分の冒険があたらしい発見になるからです。
最初から全部調べてあったら、ゲームをクリアする分には
いいでしょうが、冒険心は薄れてしまいます。

今までの友達のプレイは、LV上げも装備も
召喚獣集めもペルソナ作りも適当で、
流れのままただ進んでそのままゲームクリア、でした。
でも今は、レベルを上げようとしてレベルを上げる、
図鑑を埋めるために装備を集めるなど、
いわゆる『めんどくさい』行為を
普通に行うようになってきました。
家にはDSの積みゲームもあるそうで――

なんだかゲーマーらしくなってきた気がして、
個人的にとても喜ばしいです。
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