本を書くのが仕事なのに
またもや事件がやってこようとしている。
いったん事件に巻き込まれたら大変だ
書くことよりもそっちに夢中になってしまう。
一連のできごとにはどうやらわたしの編集者も関わっている。
――わたしはジェシカ・フレッチャー。ミステリー作家だ。
新刊は、人生で一番長いものになるだろう。
それは締め切りの前日に起きた。
キャボットコーブ、午後22時から23時。
前回までのジェシカおばさん
「そんな……ジェームズ……! あなたが生きていたなんて……!」
-ジェシカ・フレッチャー-
「すまん、ジェシカ。企画上しかたがなかったんだ」
-ジェームズ・フレッチャー-
「あなたの作家としての幅を広げてあげたんですよ、わたしが!」
-リチャード・マーティン-
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24を見終わってふと思ったネタです。