ユニコーンやバイコーンについてふと考えがあがってきて、
道路のコーンを思い出したら、
なんとなく関連性があるのかもしれない、と思いました。
ユニコーンのコーンは角です。
ツノと同じ形をしているので、
地面に置くパイロンのコーンも、おそらく同語源。
じゃあとうもろこしのコーンも、
あるいは実がツノっぽいから
そういう名前なのではないかと思い
調べてみたら、違う様子。
現代語 glain (グライン)に対し
古語 kumam (クマイン)みたいな感じだとか。
一方、ツノのコーンは
k=h の変換が成り立つので、
コーン=ホーン でどちらもツノ。
角を使った楽器、ホーンは
ホルン、になるのでしょう。
今回ざっとしらべたところ、
世界の名前にコーンがあるものは、
基本的にとうもろこしじゃなくて、
『ツノ形である(一角があってとんがっている)』の
『コーン』だと思ったほうがいいようです。
とうもろこしがつくのが、例外。
たとえばアイスのコーンも、遠くから見ればツノっぽいので
角の意味のコーン。
一角をあらわすコーンナー、コーナーも
ツノのコーンからきているようす。