直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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レビュー:2013年春開始のアニメ

2013年07月12日 | レビュー系


・ミニレビュー:フォトカノ

デジタル一眼カメラをもらった男子高校生の主役が
高校生活で写真を撮りながらいろいろな女の子と
親しくなる話です。

ゲームが原作の話のようです。
途中までどうなるかわかりませんでしたが、
共通ルートを一通りこなしたら
それぞれの女の子と仲良くなっていくという
パラレルワールド的なエンディングに入っていきました。

自分の高校のころを思い出すと、
大きな一眼レフを普段から装備していていいのかとか
その他の部活でもそんなことをしていていいのかとか
いろいろ疑問は出ました。

でも一番の問題は、女の子がメインの話なのに
女の子が大してかわいく描かれていなかったことです。
絵のクオリティが高ければ、それだけで
見所になりそうだとは思いました。

話は途中から変にはずかしくて見ているのがつらくなり
断念しました。

微妙なアニメでした。



・ミニレビュー:デビルサバイバー2

神が人間世界に試練を与え、主役の少年が
仲間と悪魔や天使とともに試練に打ち勝ち、
人間の世界を人間の手にとりもどす話です。

ゲームが原作で、ゲームはそれなりにやりこみました。
アニメはおそらく2週目で、1週目は歴史を戻し、
もう一度やりなおすエンドを選んだのでしょう。

アニメは最初の悪魔の召還や、自分のものにする過程が
ゲームとは違うところに違和感をもちました。
ゲームだと自分の生への執着で悪魔が召還され、
それにより死の運命が変わったあと、襲いかかってきます。

それを叩きのめして調伏することで仲間になるのですが、
アニメだと召還直後から仲間になっているのが、
いまひとつ納得できません。

また、ゲーム版であれば、主役たち人間もダメージソースで
ばりばり戦うのですが、アニメでは人間はほとんど戦わず、
直接攻撃は仲魔しか行わないのが残念でした。

声も、ゲームをやっているときに想像していたのとは
まったく違って残念です。
絵や動きのアニメーションもぎこちないところがあり、
もったいないと思いました。

エンディングはどうなるかと思ったら、
うすうす思っていたやりなおしルートでした。

でも、やりなおしルートであれば、すべてが同じになって
また戦いが始まるはずですが、
自分ともう一人が変にそれまでの記憶を持つ上に、
仲間たちもいろいろ自分の歴史を変更してしまっていました。

とにかく片っ端からゲーム版とはことなり、
話も絵も声も特によいところはなく、がっかりしました。

どちらかといえばおもしろく見られる方向、程度のアニメでした。



・ミニレビュー:よんでますよ、アザゼルさんZ

人間界にいる悪魔とどたばたするギャグアニメの2期目です。

とにかく下品で、登場人物たちのやることがひどいです。
「ひどい」がほめ言葉になりそうなアニメでした。

結構おもしろかったです。



・ミニレビュー:波打際のむろみさん

少年が人魚を釣り上げて、その人魚とどたばたする
ギャグアニメのようです。

世界観がよくわからないので、どう見ればいいのか
よくわかりませんでした。

人魚は普通では目にすることがないようなのですが、
周りに釣り人がいるところで釣り上げても、
周りに反応がありません。

あの世界では人魚とはどういう存在なのかを
はっきりさせてほしいと思います。

見ていたら疲れてきたので4話でやめました。



・ミニレビュー:翠星のガルガンティア

宇宙でロボットに乗り、敵対生命体と戦っていた少年が
ワープに失敗したら地球につきました。

地球では現地人に拾われ、一緒に生活をし、
敵対生命に似た感じのものと戦い、
かつての上司とも戦います。

そうして命令に従うこと一辺倒だった主役は
自分というものを得ていくのでした。


……という感じのお話です。

途中まで話がどうなっていくのかまったくわかりませんでした。
10話くらいになってようやく、
主役の主役の既存の枠が壊れて変化する、という
成長ものだと示されました。

けれどやることと言えば、敵対生命体と似た生命体が
実は人間と近いものだとわかって、
それを攻撃していいのかと悩むのと、
人を洗脳して自分の王国を作ろうとする上司と戦うのくらいです。

最初の方の、何がおこるかわからない感じはよかったですが、
後のほうになるにつれてスケールダウンしていって残念でした。

全体としては、どちらかといえばおもしろく見られる方向、程度のアニメでした。



・ミニレビュー:革命機ヴァルヴレイヴ

学生たちメインの敵と、味方が戦うようなアニメ……でしょうか。

キャラデザインにどこかで見た感じなのがぼちぼちといる上に、
性格などもありがちでどこかで見た感じなのもあります。

最初のほうで、スペースコロニーのようなものに
侵入していた敵と、主役たちが接触するのですが、
主役が「わけあえるものならわけあえばいい」と
いうようなことを言うと、
それがトラウマスイッチだった敵の一人が逆上して
主役に食ってかかります。
「お前はハムエッグの卵の黄身を分け合うのか。
女を分け合うのか。殴られたらどうするんだ」
というようなことを言います。

ハムエッグの卵の黄身くらい、分け合えばいいです。
女を分け合うというのは話が違います。
女性には自我があるので、自分が分け合いたいかどうでなく、
主体となる女性が、『分け合われたいと思っているか』が
重要でしょう。
もしかしたら、敵の国では『女はモノ扱いしてよいものであり、
一方的に男が蹂躙してよい、単なる所有物なのだ』という
共通概念があることを示唆するメタ発言なのかと思いましたが、
後に敵の宇宙船には女性の副指揮官のような人が乗っていたので
たぶん違うでしょう。
最後の殴られたらというのは、よくある戦争の論理であり、
そこから領土を分け合うという話にはつながるでしょうが、
分け合うという論点からは外れます。

そんなセリフが象徴して、このアニメはたぶん
どこかずれた論点で、わざとらしさとどこかで見たような
設定や場面を見せつつ、こどもたちがどこかで見た
お約束な行為を繰り返しながら、戦争か戦争ごっこを
していくような気がします。

ほかにも争いをしたくない主役が、幼馴染が殺された直後に
絶望して崩れるのではなく、復讐に走ろうとして、
いままで乗ったことも操縦したこともないであろう
人型戦闘メカにいきなり乗り込むのも意味がわかりません。
性格からしてとても不自然です。

そんな勢いで乗ったのに、本気じゃないから起動しないとか、
起動スイッチを押したあとに出てくる、YESミニレビュー:NOの
タッチパネルを見てもYESを押さないとかも
すごく意味がわかりません。

しかもおそらく軍用に開発されていた人型戦闘メカの
インターフェイスがアニメ調の女の子で、
起動する前のアクティベート確認が
『人間やめますか』みたいな内容なのも薄気味悪いです。

とにかく性格も描写もばらばらで、
そこらへんで見かけたアニメの気になった部分を
適当に切り取ってつなげたような気持ち悪さがあります。

最初からとにかく気持ち悪い話だったのですが、
5話あたりでばかばかしさと気持ち悪さが限界を超えたので
見るのをやめました。



・ミニレビュー:RED デッドデータガール

霊的な力の強い女の子が主役です。
女の子は神のようなものを下ろすためのよりしろでした。
その力をめぐっていろいろ起こります。

……というようなお話です。

呪術合戦と陰謀と主役がする余計なことで話が進みます。
だいたいが主役が余計なことをして、余計な騒動が起こります。
主役が邪魔でしかたありませんでした。

基本的に会話ややりとりも不愉快で、
見ているのがきついアニメでした。

中盤あたりまで見て、断念しました。



・ミニレビュー:刀語

主役は武道の達人です。
ヒロインは特殊な刀を集めるように命令された女の子です。

主役とヒロインはすったもんだありながらも、
戦って刀を集めていきます。

刀は超能力者が未来の力を使って作ったもので、
その世界の歴史を改変していました。

主役たちはそれを集めて正しい歴史にしようとしていましたが
それはできませんでした。
ヒロインは死にました。


……というようなお話です。

1話1時間で、1回で1本刀を集めていきました。
すべて同じように戦うのではなく、
いろいろ工夫されていた上、会話も適当で楽しめました。

結構おもしろかったです。
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