直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

オリジナル歌7本目 歌詞完成

2008年10月07日 | イラスト(他・趣味)


オリジナル歌7本目、『氷、とけて雫』の
歌詞とおおまかなメロディーラインが
ようやく完成しました。

これは……長かったです。
歌なら歌にかかりきりになると、
一か月まるまるつぶれてしまうので、
途中にやるべきことをいろいろはさんで、
残りの時間で組んでいったからです。

イメージは雫の落ちる音、
時期は3月あたりです。

かかった期間は、完成に近づいたところから
メモを取っていた分のみでこんなところ。

・9月30日
 歌詞訂正=1時間
 曲開始=1時間

・10月2日
 歌詞調整+メロディ調整=2時間

・10月3日(一応完成)
 歌詞調整+メロディ調整=2時間半

----------

備忘録的なもの。

今回の歌は、曲が作れるようになって真っ先に思った、
ボーカロイドでミュージカルみたいなものを
やってみようという、そのうちの一曲です。
物語の解決時に歌うものをイメージしました。

その状況は、主役の女の子が、
他人を拒絶していた準主役の閉じた扉を
こじあけた後、というところです。

そのため、ふたりのかけあい形式、というのだけは
決まっていたのですが、実際に内容に入ると
その歌詞にとても悩みました。

基本的に準主役が比喩文を口にして、
主役が意味を口にするという形が決まるまでも
かなりかかったのですが、
その中身をどれだけどう書くか、
どう書いてメロディーにあわせるかもあって、
キーボードを弾きながら試行錯誤の連続でした。

できたのは、以下。
★が準主役、☆が主役の歌う部分です。

----------------------


『氷、とけて雫』

-------1番------------

★静かに深く澄み切った
 氷がそこにあった

 誰も触れられないほどの
 空気をまとい冷えていた

 気高い、氷
 何も求めず
 かたくゆるがず
 ただ凛として


-------2番------------

☆傷つき果てた女の子
 彼女はそこにいた

 冷たい笑いと言葉
 傷つき心凍らせた

 悲しい、氷
 耳をふさいで
 固く目を閉じ
 口をつぐんだ

 ――だからわたしは手をのばした


-------転------------

★知りたくなかった
☆知らせたかった
★必要なかった
☆あたためたかった

-------3番------------


☆氷はとけて何になる?
 流され消えるすべて

★氷はとけて春になる
 めぶきとはじまりの季節

★大地はゆるみ
 水に潤い
 命をまもり
 育むでしょう


-------転’------------

☆わたしが今まで
 固めてきたもの
 それを一瞬で
 壊してしまった

☆★あの日のこころに
☆もう戻れない /★もうかえさない


-------終結------------

☆わたしの /★あなたの
☆★ほほにつたう

☆★それは
☆弱さ /★未来

☆★長い、冬が終わる――

☆★こおり、とけて、しずく

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 控えめよりも積極的に | トップ | 雑誌スキャンさらに終了 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

イラスト(他・趣味)」カテゴリの最新記事